吉田正尚、今季は外野に復帰「外野で出場できれば助かる」とコーラ監督 昨季は１試合のみ

試合前、守備練習をするレッドソックス吉田正尚（23年4月14日撮影）

レッドソックスのアレックス・コーラ監督が11日（日本時間12日）、昨季ほとんどの試合をDHとして出場した吉田正尚外野手（31）について、今季は外野を守らせる計画であることを明かした。ボストンでこの日に行われたファン感謝イベント「フェンウェイ・フェスト」で地元メディアに明かしたもので、昨季ほぼDHで起用したのは吉田の肩の状態が万全ではなかったためと言及。ボストン・ヘラルド紙のマーク・セルーロ記者によると「もし状態がよければ、外野に戻ってほしいと球団は考えている」と明かしたという。

吉田は昨季は肩に違和感を抱えたままの状態でプレーし、シーズン終了後の昨年10月に右肩関節唇の修復手術を受けた。メジャー1年目の2023年は140試合中87試合を外野手として出場したが、昨季は108試合中で外野手として出場したのは1試合のみ。しかも守備に就いたのは1イニングだけだった。

コーラ監督は「彼が外野で出場できれば、選手のロースター的にも助かる。彼は良い打者。万全な状態ならリーグでも屈指の左打ち打者だ」と話した。