【阪神】デュプランティエが加入の来季先発陣 才木浩人を筆頭に質量バランスとも12球団屈指

阪神と契約したデュプランティエ（球団提供）

阪神は29日、ジョン・デュプランティエ投手（30＝前ブルワーズ）の獲得を発表した。メジャー19試合登板の経験があり、先発ローテ入りを期待される。背番号は20。単年契約で年俸75万ドル（約1億1250万円）。これで来季の支配下外国人5選手が出そろった。育成4人を含む外国人9人が内定し、1シーズンの球団単独最多となる助っ人勢でチーム力を底上げする。（金額は推定）

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◆阪神の先発事情　今季の先発防御率は巨人に次ぐ2・62。13勝3敗の才木、23年MVPの村上、阪神移籍後2年で23勝の大竹の3枚が盤石。安定感抜群の西勇とビーズリーが健在で、ケガから復活した高橋もエース級の実力者。この6人は右4、左2でバランスもいい。ここに昨季までの3年で計29勝の伊藤将、ドラフト1位の左腕伊原、そして新加入の剛球右腕デュプランティエらがいる。ポスティング申請中の青柳が抜けても、質量とも12球団屈指だ。