【巨人】甲斐拓也が入団会見「もう１度野球選手として、ここからスタート」／一問一答

入団会見で握手を交わす巨人甲斐（左）と阿部監督（撮影・横山健太）

ソフトバンクから巨人へFA移籍した甲斐拓也捕手（32）が26日、都内のホテルで入団会見に臨んだ。5年15億円（金額は推定）で契約。背番号は「10」に決まった。自らの口で、率直な思いを述べた。

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甲斐の入団会見での一問一答は以下の通り

－今の率直な気持ち

そうですね、（巨人に入団できることは）本当に光栄なことだと思いますし。気持ちを新たにもう1度野球選手として、ここからスタートすると、そういった気持ちでいます。

－ネクタイの色が巨人カラーのオレンジ

はい。この日に合わせてつけてきました。

－ネクタイは自分で考えた

いえ、これは後輩からプレゼントしていただいて。今日つけてきました。

－（吉村編成本部長へ）甲斐獲得の経緯

ええ、もちろん。先ほど、すいません、背番号まだ発表してなかったんですけど。背番号は阿部監督が現役時代につけてた10番を継承してもらうということですので。それだけの最大限の評価と、あとはもう本当に最大限の評価以上に期待ですね。それを持って彼を迎えてきたことはすごくうれしいです。

－（阿部監督へ）甲斐が巨人を選んでくれたことに対して

率直に来ていただけて、本当にフロントの皆さんもそうですし、僕自身もうれしい気持ちとほっとした気持ちがありましたね。

－（阿部監督へ）キャッチャー目線での評価は

もうもちろん、もうね。日本を代表するキャッチャーですし、うちにもキャッチャーいますけれども、その中でもまた競争して、切磋琢磨（せっさたくま）して、そうすることによってチーム力が上がると思ってますので。そういう意味でもね、すごくいい刺激になることだと思っています。

－入団の決め手

阿部監督ですね。もうそれが間違いなく自分の中でも決める決断の1つかなというふうにも思ってます。

－交渉の際に印象に残った言葉

そうですね。やっぱりグラウンド上ではキャッチャーというのは監督なんだと。それはもう阿部監督も現役の時から原さんにそういうふうに言われて、阿部監督自身もそう思ってると。そういった役割があり、そういった司令塔としてやってもらいたいと。また背番号の10番もそういった思いを受け継いでほしいと。そういった言葉を直接いただいてですね、やっぱり僕からしたら、それはものすごくうれしい言葉でもあり、実際重くのしかかる言葉でもあるなというふうに思いました。

－現役時代の阿部監督の印象

対戦もさせてもらってるんですけど、僕は小学生の頃から見てる方ですし。小学校高学年くらいですかね、その時期に阿部監督が試合に出ていて、そういった姿を見てて、キャッチャー道具つけて試合に出てる姿はカッコいいなって小学生の時に僕が思ったのが最初なので。大分出身なんですけど、僕が小さい時っていうのはやっぱりジャイアンツ戦がテレビに映ってたんで、そういった姿を見て、そういった方から直接話をいただけるのはとてもうれしいことだなと。またプロ野球の世界で対戦もさせていただきましたけど、どうしてもホームラン打たれた印象、キャッチャーとしても存在感というところをものすごく感じたのを覚えてます。

－（阿部監督へ）今の甲斐の言葉を聞いて

あの、小学校の時に見てくれてたって、年取ったなって思いました。

－（阿部監督へ）背番号10を託した思い

僕の思い入れのある背番号でしたし、来ていただけるんだったら甲斐くんしかいないなって思ってたので。実現して本当にうれしく思います。