【日本ハム】鼻骨骨折の伏見寅威が「さちとら」Dayに反撃弾「勝つぞ！」「寅威さん…」

ソフトバンク対日本ハム　3回表日本ハム無死、ソロ本塁打を放つ伏見（撮影・梅根麻紀）

＜パ・CSファイナルステージ：ソフトバンク－日本ハム＞◇第3戦◇18日◇みずほペイペイドーム

鼻骨骨折を押して出場を続けている日本ハム伏見寅威捕手（34）の反撃弾に、SNSが盛り上がった。

先発の山崎福也投手（31）との「さちとら」コンビでスタメン出場。0－2の3回無死、ソフトバンク先発スチュワートから左翼ホームランテラス席へ反撃のソロを放った。「（新庄）監督直伝ポイント前打法」と、直球を完璧に捉えた。レギュラーシーズンで本塁打は0本だった。

伏見の1発に奮い立った打線は、2死一、三塁から万波の適時打で同点に追いついた。

伏見は14日のロッテ戦（エスコンフィールド）の試合前練習でノックの打球を顔面に受け、鼻骨骨折と診断。右目付近に大きなアザがあり、鼻も腫れている状態で出場を続けている。

チームはCSファイナルステージ突破へ4連勝が条件。手負いの状態で強行出場するベテランが反撃ののろしを上げた。SNS上では「マジで最高」「勝つぞ！」「寅威さん…」などの投稿が相次いだ。