デパウル、攻守に貢献＝Ｗ杯サッカー・アルゼンチン

　アルゼンチンのデパウルが、豊富な運動量で攻守に貢献した。パスを引き出して攻撃を組み立て、守備では泥臭く汗をかく。エースのメッシが攻撃に専念するためには欠かせない存在。「リーダーであり、兄のよう」と尊敬する主将のプレーをもり立てた。 　ここまでの全６試合に先発出場。前線の軸となるディマリアが負傷からの回復途上にある中、出色の働きを披露している。球際に執念を見せるチームの象徴とも言える２８歳は「決勝にたどり着けた。夢の中にいるようで、僕は世界で一番幸せな男だ」。縁の下の力持ちが声を弾ませた。　（ルサイル時事） 【時事通信社】 〔写真説明〕前半、クロアチアのコバチッチ（手前）をマークするアルゼンチンのデパウル＝１３日、ルサイル