日本、いざ初戦＝２３日にドイツ戦―森保監督「ベストぶつける」・Ｗ杯サッカー

　【ドーハ時事】サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会で１次リーグＥ組の日本は、２３日午後４時（日本時間同１０時）からドーハで初戦のドイツ戦に臨む。優勝４度の強豪に挑む一戦は、決勝トーナメント進出を占う戦いとなる。 　日本は２２日、ドーハ市内で最終調整し、メンバー２６人全員で汗を流した。森保一監督は前日会見に臨み「非常に楽しみにしている気持ちが大きい。相手がどこであろうと、今のベストをぶつけられるように挑む」と抱負を述べた。 　７大会連続７度目の出場となる日本は、２大会連続の１次リーグ突破と初のベスト８を目標に掲げる。森保監督は現役時代に１９９３年の「ドーハの悲劇」を経験。因縁の地で、Ｗ杯の指揮を初めて執る。 　日本は大会前に負傷者が相次いだものの、主力の冨安（アーセナル）や遠藤（シュツットガルト）らは出場できる見通し。守田（スポルティング）は厳しいとみられる。 　国際連盟（ＦＩＦＡ）ランキング２４位の日本は、１１位のドイツに対し、過去１分け１敗。対戦は２００６年５月以来。日本は２７日の第２戦でコスタリカ、１２月１日の最終戦でスペインと当たる。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕ドイツ戦を控え、記者会見するサッカー日本代表の森保監督（左）と吉田＝２２日、ドーハ近郊 〔写真説明〕ドイツ戦を控え、練習する日本代表＝２２日、ドーハ