浅野「引っ張っていける選手に」＝巨人が指名あいさつ―プロ野球

　巨人の水野雄仁スカウト部長が２１日、高松市の高松商高を訪れ、ドラフト１位の浅野翔吾外野手に指名のあいさつをした。浅野は「練習を重ねて、早く巨人を引っ張っていける選手になりたい」と決意を述べた。 　高校通算６８本塁打の強打者を、巨人は将来の主軸候補として高く評価。事前に１位を明言した９球団の中で、最も早い９月下旬に指名を公表していた。水野部長は「トリプルスリー（打率３割、３０本塁打、３０盗塁）を狙えるような選手。走攻守全部に期待している」と話した。 　原監督の「やったぜ！！　巨人軍は待ってるぜ！」という直筆メッセージが書かれた交渉権確定のくじも贈られた。浅野は「くじを引いた原監督のガッツポーズは印象に残っている。それだけ欲しいと思ってくれたので、頑張って勝利に貢献しないといけない」と話した。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕巨人にドラフト１位で指名され、原監督からのメッセージが書かれた交渉権確定のくじを手にする高松商高の浅野翔吾外野手＝２１日、高松市