サニブラウン「自分との闘い」＝世界陸上、開幕へ

　【ユージン（米オレゴン州）時事】陸上の世界選手権の開幕を翌日に控えた１４日、日本の有力選手が会場の米オレゴン州ユージンで記者会見し、男子１００メートルなどに出場するサニブラウン・ハキーム（タンブルウィードＴＣ）は「他の選手たちと走る競技ではあるけど、自分自身との闘い。いいチャレンジができれば」と意気込みを示した。 　女子中長距離３種目に挑戦する田中希実（豊田自動織機）は、初日に昨夏の東京五輪で８位に入賞した１５００メートルの予選を迎える。「あしたの１本に全力を注ぎ込むような気持ちで臨みたい」と意気込んだ。 　男子３０００メートル障害の三浦龍司（順大）は、７位入賞を果たした東京五輪の決勝を「海外のレースにのまれてしまった」と振り返り、「最後まで勝負に残ることにこだわっていきたい」と闘志を燃やした。　（了） 【時事通信社】 〔写真説明〕世界選手権開幕を翌日に控え、記者会見した（右から）サニブラウン・ハキーム、田中希実、三浦龍司＝１４日、米オレゴン州ユージン