栗山監督「世界一しか目指さない」＝ＷＢＣ組み合わせ決定受け―野球日本代表

　野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督は８日、来年３月のワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で組み合わせが決まったことを受けて京セラドーム大阪で取材に応じ、「世界一しか目指さない。どういう形なら勝てるか考えてやるだけ」と決意を示した。 　日本が入った１次リーグＢ組の顔触れについて、「過去の五輪でもオーストラリア戦の痛い１敗があり、（ＷＢＣなどで）韓国との死闘があった」と警戒。稲葉篤紀前監督が率いた東京五輪で日本は金メダルに輝いたが、ＷＢＣには米大リーグ選手が多く出場する可能性もあるため、「追われる立場というより、別物の大会」と表現した。 　勝ち進めば準々決勝まで東京ドームが会場という地の利がある。「久々にメジャー勢相手に日本の一流選手が勝負する。楽しみだし、責任や怖さも感じる」と話した。　（了）【時事通信社】