大谷、投打で精力的に＝４３スイングで柵越え８本―米大リーグ・エンゼルス

　気温２５度を超えるアリゾナの快晴の空の下で、大谷の２０２２年が動きだした。昨年１１月の会見でオフの取り組みについて、「一番はフィジカルを保ち、さらに向上させていくこと」と話していた。その成果を見せるように、キャンプ初日から精力的に汗を流した。 　全体ミーティングが終わると、まずは投手練習に参加。キャッチボールではブルペン捕手が立った状態で、約３０メートルの距離から感触を確かめるように投げ込んだ。個人練習に切り替えてからは、チューブによるトレーニングなどに取り組みながら、投球動作を確認した。 　その後は野手陣の練習に合流し、フリー打撃では４３スイングで８本の柵越え。右足を上げないノーステップから次々と大きな飛球を放ち、バックスクリーンから左の逆方向への打球が中心。合間にはスマートフォンで撮影した映像でフォームを確認する場面もあった。 　打撃ケージ裏ではマドン監督と談笑するなど、充実のキャンプ初日。今年も「二刀流」で順調なスタートを切った。（テンピ時事） 【時事通信社】 〔写真説明〕キャンプインし、キャッチボールで調整するエンゼルスの大谷＝１４日、アリゾナ州テンピ 〔写真説明〕キャンプインし、打撃練習するエンゼルスの大谷＝１４日、アリゾナ州テンピ