【個展】 今子青佳個展「言葉を燃やす」(筒井康隆「残像に口紅を」より)
アーティスト兼書家の今子青佳は、文学作品を焼却しその意味を探る個展「言葉を燃やす」を京都と東京で開催します。この展示は、筒井康隆の「残像に口紅を」を書き写した約200枚の書を基にしており、それを燃やすインスタレーションを通じて、言葉の意味とその消失を再考します。彼女の作品は、物語の中で文字が消えるように、実際に書を燃やすことで、文字の儚さと発言の重さを視覚的に表現します。このアクションは、焚書を連想させると同時に、出した言葉の消しようのない存在を探るものです。今子青佳によるこの展示は、彼女のこれまでの作品を超える新たな挑戦です。
「言葉の供養」。一度人体から出た言葉は、どこに消え、消えないのか――。
現代社会において、物が溢れているのは周知である。飽和状態なのにも関わらずアーティストは作品を作り続け、売買が行われている。アーティストは作品を作るだけではなく、作品の最期を考える必要があると考える。2015年のリー・ミンウェイによるゲルニカの砂絵、2018年のバンクシーのシュレッダー、2019年のマウリツィオ・カテランのバナナ。
これらの作品から着想を得ると同時に、これまで発表してきた書を使った作品をもとに、文字を燃やすインスタレーションを発表する。
話した言葉、書いた言葉など、一度身体から出てしまった言葉はなくならない。だからこそ人は発した言葉に後悔することがある。言わなければよかった言葉は、記憶の中に留まり続ける。
本作品は、2022年にMGGギャラリー(東京)にて開催した「今子青佳書道展 筒井康隆『残像に口紅を』」をもとにしている。次々に文字が消えていき、最後には名前がなくなることで存在自体も消える世界を描いた長編小説『残像に口紅を』の全文を書き写した全紙約200枚を当展覧会で展示した。厖大な量の文字を書き連ね、そのなかで作家の文体と書家の筆記との関係性を見つめ、活字ではなされない表現を書に託す――。今回、その作品を燃やした映像と、燃やした後の世界を表現した一枚の平面作品を展示する。
これまで、先人たちによって燃やすパフォーマンスは行われてきた。しかし本作品は、燃やすことを前提としていない作品である。さらに文字が消える小説を実際に燃やす、極めてアクティブな、焚書にも近しい攻撃的な作品ともいえよう。
その一方で、一度発表した作品を、アーティスト自身の手で失わせる行為は自殺に近い。これまで肉筆を消す作品を続けてきたアーティストの次の段階として、人間と言葉の死を見つめ直す。
【作家情報】
今子青佳
アーティスト、書家。京都芸術大学大学院修士課程修了、財団法人日本習字教育財団最高位8段取得。MGG(光村グラフィック・ギャラリー)「今子青佳書道展 筒井康隆『残像に口紅を』」、gift_lab GARAGE「恋よりももっと次第に飢えていく(瀬戸夏子歌集より)」、 アスタルテ書房「今子青佳書道展 澁澤龍彦『高丘親王航海記』」など個展を開催。そのほか、三人之会公演「胎内」(三好十郎)、「逃亡」(高行健)などの舞台美術の担当や雑誌『SPUR』(集英社)での掲載多数。2022年度京都芸術大学大学院修了展・論文発表にて大学院賞受賞。京都在住。
【概要】
今子青佳個展「言葉を燃やす」(筒井康隆「残像に口紅を」より)
京都
2025年3月3日(月)~11日(火) *無休 14:00~19:00
https://monadecontemporary.art-phil.com/?p=961
monade contemporary|単子現代
京都市東山区月見町10-2八坂ビル地下1階
※在廊日:3日(月)、9日(日)
東京
2025年3月20日(木)-31(月)火・水定休
平日:14:00-20:00 土日祝:13:00-20:00
https://via-ogikubo.com/
本で旅する Via 東京都杉並区天沼3丁目9−13
※在廊日:20日(木)、21日(金)
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