放送大学は印刷教材ﾃｷｽﾄをﾃｷｽﾄﾃﾞｲｼﾞｰﾃﾞｰﾀとして 国立国会図書館視覚障害者等用ﾃﾞｰﾀ送信ｻｰﾋﾞｽに 提供を開始

報道資料
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2024 年 2 月 29日
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放送大学は、国立国会図書館の視覚障害者等用データ送信サービスにデータ提供館として参加し、2022年度より同サービスへの印刷教材テキストデータを提供してまいりましたが、この度、新たに同教材のテキストデイジーデータの提供を開始しました。これによって、本学の幅広い学問分野を網羅する印刷教材を、今まで読書に困難を抱えていた方々により読みやすい形でお届けすることが出来ます。
【ポイント】
テキストデイジーデータは、テキストデータと比べて見出しが階層構造化され、各階層の見出しに簡単に移動できるなどの利点があります。
視覚障害はもとより、視覚と聴覚の連携によって学習障害や発達障害の方にも読みやすいものです。
国立国会図書館の視覚障害者等用データ送信サービスに利用登録されていない方でも、サピエ個人会員であれば、「サピエ図書館」から直接本学印刷教材のテキストデイジーデータをダウンロードすることができます。

放送大学は、「学びたい人が、いつでも、どこでも、学べる開かれた大学」を目指して、わが国における遠隔教育、生涯学習の発展に貢献してまいりました。
2022年3月には、今後6年間に向けての宣言「教学Vision2027」を発表し、「ひとりひとりに最適な学びを放送大学から」を基本理念として、デジタルデバイドの解消や、高齢者や障害者を含む全ての学生にとって最適な学習環境作りに取り組んでおります。
今回のテキストデイジーデータの提供は、視覚障害者のみならず、手などが不自由でページがめくれない、印刷された文字が読みにくいといったプリントディスアビリティの方々におおいに役立つと思います。
放送大学では、創立以来のチャレンジ精神を糧に、「教学Vision2027」の実現に向け、上記のような取り組みをはじめ、今後とも全学一丸となって新たな努力を続けて参ります。

 
【内容に関するお問い合わせ】 　放送大学学園 学務部学生課障がい学生支援係
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