
株式会社AlbaLinkが実施した「住みにくい賃貸物件に関する意識調査」の結果が明らかになりました。この調査は賃貸物件に住んだ経験のある472人を対象に行われ、賃貸物件選びの際に見落としがちな「住みにくさ」の要因を浮き彫りにしています。
調査によると、実に96.8%の回答者が賃貸物件で「住みにくい」と感じた経験があると回答しました。この高い数字は、多くの人が理想と現実のギャップに直面していることを示しています。

住みにくさの要因として最も多く挙げられたのは「ユニットバス」でした。狭さや使いづらさ、掃除の困難さなどが指摘されています。2位は「収納が狭い」で、物が多い場合に特に問題となるようです。3位は「キッチンが狭い」で、料理好きな人にとっては大きなストレス要因となっています。

一方で、住んでみて便利だったと感じた設備の1位は「宅配ボックス」でした。在宅時間が合わない場合でも荷物を受け取れる利便性が高く評価されています。2位は「収納が多い」、3位は「オートロックあり」と続き、セキュリティや収納の重要性が浮き彫りになりました。
住みにくい賃貸物件の間取りや設備
ユニットバスを選んだ人の声
ユニットバスは掃除が大変(20代 女性)
誰かがお風呂に入っているときにトイレしにくいし、衛生的にも不安(40代 女性)
単身赴任のワンルームマンションなので仕方ないと思いますが、やはりユニットバスだけはいただけないです。お風呂やトイレは、一人暮らしであってもゆっくり使いたいので(50代 男性)
収納が狭いを選んだ人の声
収納がなくて、部屋に棚を置く必要があったので、部屋が狭くなったこと(20代 女性)
収納が狭いと、生活スペースに物を置いてしまい、散らかって見えるため(30代 男性)
一軒家からの引っ越しで、荷物が多すぎた(40代 男性)
キッチンが狭いを選んだ人の声
キッチンがとにかく狭く、大変不便でした。人が2人入れないので、動線がうまく行かなくて大変でした(20代 女性)
ミニキッチン。コンロが一口しかなく、調理する場所や物を置く場所がないので料理がしづらい(30代 女性)
狭いキッチンでは、料理をするときに十分な作業がスペースなくて、調理器具や食材を置く場所がほとんどありませんでした(40代 男性)
ロフトがついているを選んだ人の声
収納スペースにしたら荷物を下ろすのが大変で、寝室にしたら寝ぼけて落ちそうになったので、使わなかった(20代 女性)
最初は「カッコいい」と思ってロフトつきの部屋を借りたが、寝るためだけにロフトに上ることが面倒に感じたため(20代 男性)
ロフトにベッドを置いていましたが、夏は暑くて眠れなかったです(30代 女性)
動線が悪いを選んだ人の声
パントリーがキッチンと離れていて、買い物後の食材収納や料理の作業効率が悪くなる(40代 女性)
お風呂が遠い。冬場などはお風呂から出てきても冷えてしまうから(50代 男性)
キッチンが居間と離れていたこと。料理を運んだり片付けたりするのが大変。料理中、居間にいる子どもの様子がわからなかった(60代以上 女性)
ワンルームを選んだ人の声
狭かったから(20代 女性)
玄関ドアを開けるとすぐ寒くなる(30代 男性)
ワンルームにキッチンがついていて、ワンルームから直接浴室に入る間取り。料理をしたら、臭いが部屋じゅうにこもる。また脱衣所がないので、人がいるときはお風呂に入れない(30代 女性)
温水洗浄便座がないを選んだ人の声
温水洗浄便座のある家に住んだ後、ない部屋に住むと、便器が冷たいと感じる(30代 女性)
温水洗浄便座があるトイレをずっと使っていたので、今回温水洗浄便座がないトイレの物件を借りることになって困った(50代 男性)
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