変わってないようで家電は進化しています。
特に省エネ性能は隔世の感があり、電気代が大きく異なってきます。
東京都民が最新家電を購入する際には、「東京ゼロエミポイント」という補助制度がありますが、10月からこ10月からこの制度も進化の制度も進化を遂げますので紹介しましょう。
「東京ゼロエミポイント」とは
≪画像元:ノジマ≫
「東京ゼロエミポイント」とは省エネルギー性能が高いエアコン、冷蔵庫、給湯器、LED照明器具に買い替えた都民に、東京都が付与するポイントです。
エアコンは最大2万3,000ポイント、冷蔵庫は最大2万6,000ポイント、給湯器は最大1万2,000ポイント、LED照明器具は最大4,000ポイントが付与されます。
≪画像元:東京都≫
申請をすれば、ポイント数に応じて商品券とLED割引券が交付されます(1ポイント=1円換算)。
LED割引券は、東京都内の対象店舗で利用可能です。
10月から「東京ゼロエミポイント」が変わる!
そんな東京ゼロエミポイントですが、10月から制度が大きく変更されます。
主な変更点を紹介しましょう。
1. 「ポイント → 値引き」に変更
≪画像元:東京都の4ページ目≫
現行制度では、付与されたポイントを都民が申請し、商品券やLED割引券に交換します。
JCB商品券はともかく「LED割引券はいらないな」と思う人もいるでしょう。
新制度では、ポイント付与から直接値引きに変更されます。
ポイントもいいですが、やっぱり値引きが一番いいですよね。
申請はお店がやってくれる
また、申請は面倒ですし必要書類もかなり多いため、後回しにして結局申請しない人もいるでしょう。
新制度では、書類作成や申請手続きは販売店が行ってくれます。
都民の面倒が一つ減りますね。
何もしなくていいわけではない
≪画像元:東京都の16ページ目≫
申請にかかる手間は大幅に削減されたものの、利用者が何もしなくてよいわけではありません。
以下の書類が必要となります。
・ 本人確認書類
・ 納品書
・ 領収書
・ 買い替え前の家電の写真(LED照明、長期使用家電の場合)
2. 長期使用エアコン・冷蔵庫の買い替えは補助を上乗せ
≪画像元:東京都の22ページ目≫
現行制度では、買い替え前の家電は考慮に入れられていませんでした。
買って間もない家電でも、長いこと使っている家電でも補助は変わりません。
古い家電の方が効率が悪いのは言うまでもなく、買い替えのメインターゲットでもあります。
新制度では、15年以上使用したエアコン・冷蔵庫を省エネ性能の高いものに買い替えると、補助が上乗せされます。
上乗せ後は、なんとエアコンで8万円、冷蔵庫で7万円が値引きされるのです。
省エネ基準を満たす家電は高い
≪画像元:ヨドバシカメラ≫
全ての冷蔵庫・エアコンが対象というわけではありません。
長期使用エアコン・冷蔵庫の買い替えは、買い替え後の家電の省エネ基準が厳しくなっています。
冷蔵庫省エネ基準達成率105%以上というのは、結構高いハードルです。
ヨドバシカメラのサイトを見てみると、省エネ基準達成率105%のパナソニックの冷蔵庫がありました。
容量も500L以上で条件を満たしていますが、価格が30万円です。
最大限値引きされても23万円かかります。
3. 「新規購入」のエアコン・冷蔵庫も対象に
≪画像元:東京都の22ページ目≫
現行制度では買い替えのみが対象で、新規購入は対象ではありません。
引っ越し時に家電を持参せず、引っ越し後に家電を買い揃えた人などは、現行制度ではポイントの対象外です。
新制度では、省エネ性能の高いエアコンや冷蔵庫を新規購入する際にも補助を受けられます。
エアコンで1万円、冷蔵庫で5,000円が値引きされます。
エコに貢献してお得になろう
10月から「東京ゼロエミポイント」が変わります。
ポイント付与から値引きに変わり、利便性が大幅に向上します。
基本的には販売店が申請をするため、都民の手間が大幅に削減されるでしょう。
新規購入や長期使用家電への補助も手厚くなります。エコに貢献してお得になりましょう。
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