クレジットカードの現物決済はまだまだ利用シーンが豊富です。
ドンキの鯖缶&いわし缶のボリュームが凄すぎる!コスパ最強レシピも紹介
タッチでなく差し込んで決済することもまだまだあります。
次々とクレジットカードの世界を変えていく三井住友カードから、実に面白いサービスが登場しました。
銀行一体型のカードOliveで現物決済する際、別のカードの決済にすることが可能となりました。
決済の効果はびっくりするものですが、実際の活用シーンはそれほど思いつきません。
スマホでタッチ決済はじめ複数カードを決済できる時代だからです。
複数カード決済可能なOliveのサービスを確認します。
他のカードの決済ができるとはどういうこと?
三井住友Oliveフレキシブルペイという、三井住友銀行一体型カードがあります。
このカードはそもそも、1枚の券面で、次のモードが使い分けられます。
・ クレジットモード
・ モビットモード
・ ポイント払い(Vポイント)モード
ここに、モードがもうひとつ加わりました。
・ 追加した支払いモード
この名称は、不明確です。
三井住友カードの場合、浸透しないサービス名称を途中で変えることがよくあって、これもそうなりそうに思います。
名称はともかく、4つ目のモード、ただしクレジットモードの一部としてカードを追加できるようになりました。
クレジットモードの中で登録カードを切り替えると、Oliveフレキシブルペイで決済しているのに、別のカードで決済されることになります。
「三井住友カードのVpassに登録できるVISAカード」限定です。
ただしこれに該当するカード全てが対象ではありません。
デビットモード、ポイント払いモードは一切使わなくてもいい
Oliveフレキシブルペイは、使っているがよくわからない方、怖くて申し込みたくない方などいそうに思います。
今回のサービスも、利用価値がありそうで、しかし前例がないので怖いと感じる方も多いかもしれません。
Oliveフレキシブルペイは、クレジットモード、それも本来のOlive決済のみで使っても全く問題はありません。
次の通りにすれば大丈夫です。
・ デビットモード(決済時、三井住友銀行から即時引落し)は使わない
・ ポイントを消化する際は、「VポイントPay」アプリ、キャッシュバック(利用額充当)や、ポイント交換を使う
・ 追加した支払いモード(他のカード決済)は使わない
・ サブスクや公共料金引落のカード登録の際は、Oliveの基本のカード番号ではなく、フレキシブルペイ(三井住友銀行アプリから入る)の「メニュー」から「クレジットモードメニュー「メニュー」の「クレジットカード専用カード番号」で登録する
Oliveフレキシブルペイはクセを理解して使えば大丈夫です。
そして理解できているなら、他のカードを追加してみてもいいのではないでしょうか。
実際に登録してみた
次の手順で他のクレジットカードをOliveフレキシブルペイのクレジットモードに追加します。
Oliveの場合、三井住友カードアプリでなく、三井住友銀行アプリで操作するものが多いです。
1. 三井住友銀行アプリを開いてログイン
2. 銀行高校座談高の下、(画像では「Oliveクレジットモード」になっている)をタップ
3. フレキシブルペイ画面が開く
4. 上部の「カード追加」をタップ
5. 「Oliveフレキシブルペイで使い分け!」ページの下部「追加するカードを選択する」をタップ
6. 登録できるカードがあれば一覧に表示される(ただし追加できない家族カードも表示されるので注意のこと)
7. カードを選択し、「次へ」
8. 「サービス利用特約」画面が表示される。スクロールして「同意して次へ」
9. 「ご契約内容の確認」が表示される。チェックボタンにチェックを入れ、「カードを追加する」
「フレキシブルペイのカードを追加しました」が表示される。完了
11. フレキシブルペイ画面のトップに、追加したカードが表示される。
使う際はそれぞれのカードをタップしてモードを切り替える
カードを追加した効果として、Olive1枚あれば、モードを替えた他のカードの決済(現物タッチと差し込み)ができます。
今のところ使いみちは微妙
カード現物(Oliveフレキシブルペイ)で、登録した他のカードの決済ができるようになりました。
三井住友銀行アプリでモードを切り替えてから決済すればOKです。
デビットモードやポイント払いモードを使ったことがあれば、ほぼ同じ感覚で使えるでしょう。
ただし、筆者の場合も使いみちが思いつきません。
登録してみた2枚のカードを使う意味があまりなく、Oliveで決済すれば十分です。
それから、クレジットカードの現物決済が少なくなっている理由もあります。
すでにApple PayやGoogle Payで複数のカードで決済している人にとっては、現物決済が1枚で済むといってもメリットがあるでしょうか。
海外に行くときは便利かもしれません。
ただ海外で盗難リスクを減らすためには、カードはむしろ複数の現物を、保管場所を変えて持っていたほうがいいのではないかと思います。
それでも、一部の提携カード(Peach CardやOSAKA PiTaPa等)をお持ちの方にとっては役立つシーンもありそうです。
筆者の場合は、最近入手した阪急阪神系のS STACIAカードが加わると使いみちがあるのですが、あいにく対象外です。
1枚のカードで複数カードを使える時代 とはいえスマホアプリ必須
三井住友カードの新サービス「支払いモード追加」について見てきました。
画期的な仕組みではありますが、カード現物決済もスマホアプリで操作する時代なのだということもよくわかります。
すでにOlive登場時からあるフレキシブルペイについても、使わなくてもまったく構いません。
それでも使わない場合を、なんのサービスを知っておけばいいかぐらいは把握しておきたいものです。