台風・ゲリラ豪雨・地震などの災害が起こると、停電が発生しやすくなります。
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夏の停電は冷房機器が使えなくなるため熱中症に注意が必要です。
災害への備えの1つとして、いざというときに役立つ暑さ対策をチェックしておきましょう。
今回は、夏の停電時に役立つ暑さ対策と冷蔵庫の食材をムダにしないための方法を紹介します。
夏の停電時にできる暑さ対策3つ
夏場に停電すると室内は、高温・高湿度で風が弱い状態になります。
室温28℃以上、湿度65%を超える場合、熱中症が起こりやすくなります。
熱中症を防ぐためにもしっかり対策を講じておきましょう。
夏の停電時に熱中症にならないために知っておきたい暑さ対策を3つ紹介します。
【対策1】体を冷やす
体温を調節するために、保冷材や濡れタオルを使って体を冷やします。
わきの下や首回りなど、動脈が通っている部分を冷やすのがポイントです。
夏場は保冷材や水を入れたペットボトルを冷凍庫に常備しておくと、いざというときに役立ちます。
28℃以下で自然凍結するネッククーラーもおすすめです。
【対策2】水分・塩分を補給する
室温が上がるにつれて汗がどんどん出てきます。
汗をかくと体の水分と塩分が失われるため、適度に水分と塩分を補給することが大切です。
水だけ飲んでいると塩分や不足するので、経口補水液や塩飴・タブレットなどを常備しておきましょう。
いろいろな味の塩飴があるので、おやつ感覚で塩分補給ができます。
【対策3】風通しを良くする
風が吹くと汗が蒸発して体温を調節しやすくなります。
停電時は扇風機やサーキュレーターが使えないので、うちわやハンディ扇風機などで暑さをしのぎましょう。
風の通り道を作るために、部屋のドアや窓を2か所以上あけておくのがポイントです。
肌の露出が増える半袖やスカート、通気性や速乾性のある衣類など涼しい服装で過ごしましょう。
冷蔵庫の食材はどうする?
停電すると、当然のことながら冷蔵庫への電気供給もストップします。
停電時間が長ければ庫内の温度は少しずつ上昇し、食材によっては食べられなくなってしまいます。
まずは体調管理が優先ですが、冷蔵庫の食材が心配なときはできるだけムダにしないために、以下の対処法を試してみましょう。
【対処1】ドアの開閉回数を減らす
停電した後も、ドアを開けなければ2~3時間程度は冷気が残ります。
冷蔵庫の中身が気になるからと言って、何度も開けてしまうと庫内の温度が上昇するため注意しましょう。
冷蔵庫を開けるときは、取り出すものと場所をイメージしてから素早く取り出します。
普段から冷蔵庫の中を整理整頓して置き場所を決めておくとスムーズです。
【対処2】停電が続く場合は生鮮食品を調理する
停電が3時間以上続くと、庫内の温度が高くなり食材が傷んでしまう可能性があります。
ガスや水が使える場合やカセットコンロがある場合は、生鮮食品を調理してしまうのも1つの方法です。
ただし、多く作っても冷蔵庫で保存できるわけではないので、食材の廃棄も視野に入れましょう。
【対処3】保冷材や冷凍食品を冷蔵室に移す
保冷材や冷凍食品を素早く冷蔵室に移すことで、庫内の冷えを保ちやすくなります。
自然解凍で食べられる冷凍食品であれば、食品ロスも防げます。
溶けた冷凍食品やアイスは再冷凍すると食感や味が変わるため、電気が復旧したからといって再冷凍するのはNGです。
夏の停電は要注意! いざというときに備えておこう
夏の停電は、熱中症のリスクが高まるため特に注意が必要です。
室内熱中症という言葉があるように、屋外にいなくても熱中症になる可能性はあります。
停電で室温が28℃以上、湿度が65%を超える場合、熱中症が起こりやすくなります。
いざというときに慌てずに済むように、対策を講じておきましょう。
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