副業はうまく稼げれば、本業にすることも可能で、いつ本業とするか…タイミングに悩みます。
将来的に副業を本業レベルまで成長させたい
目標設定をする上で、本業にするべきタイミングを知りたい
後半で詳しく説明しますが、筆者としては副業を本業にすることは推奨していません。
ただ本業並みに稼げる状態を目指し、いつでも本業を辞められる状態に持っていくのは大いに賛成です。
いつでも辞められると思えば、精神的な余裕を大きく持てるでしょう。
副業を本業にすべきタイミングは?
副業を本業にすべきタイミングは、下記の3つです。
本業以上の副業収入がある
今後も継続的に稼げて、伸びる見込みがある
収入源が複数ある
特定の業種を除き、多くの副業収入は出来高制になるはずです。
つまり投下した時間に支払われるのではなく、結果によって収入が異なります。
本業以上に稼ぐことは可能な一方で、売上が落ちるときも数多くあるでしょう。
実際に筆者は今まで、売上が月に50万円以上下がった月もありました。そう考えると、真に安心できるラインは「副業収入100万円」くらいかなと思っています。
とはいえ副業1本で稼げている状態ではなく、収入源は少なくとも2つ。できれば3つあると良いでしょう。
そうすればそれぞれの副業で売上が下がった際、クッションの役目を果たして収入が一定値を下回りません。
月に100万円以上稼げていれば法人化も視野に入るため、やはりこの当たりの基準が本業になるタイミングと言えます。
副業を本業にするのはおすすめしていない理由
冒頭で述べたとおり、筆者としては副業を本業にするのはおすすめしていません。
理由は下記の3つです。
副業を本業にするのは大きなリスクと覚悟がいるため
会社員でいることの給与収入や社会的信用のメリットが大きすぎるため
選択肢を絞るのではなく、広げるほうが安定するため
筆者は過去に、副業を本業として独立した経験があります。
会社からのしばりがなくなったものの、自分で売上を立てていく全く別のストレスがありました。
正直軽い気持ちで独立したと言わざるを得ません。
実際に独立してしまったらあとはやるしかありませんが、このリスクと覚悟を知らないまま独立するのは危険です。
また筆者は独立後、収入はあるのにローンが通らない状態を何回も経験しました。
友人の美容師は4,000万円の借金ができたのに、筆者は300万が限度という状況。(収入は倍以上違いました)
その結果からわざわざ独立して選択肢を絞るのではなく、「いつでも辞められる」状態でいるのがいちばんだと判断しています。
数ある選択肢から「選べる状態」にするのが理想
筆者としては、「選択肢を増やしていつでも選べる状態が理想」だと思っています。
例えば下記3つの収入があれば、非常に余裕があるはずです。
給与収入
副業収入
投資収入
会社では今までどおり仕事をしながら、出世競争には参加せず余裕を持って仕事ができる。
副業でも収入があり、投資収入は複利の力で少しずつ膨らんでいく。
この布陣なら社会保障や社会的信用を最大限享受しながら、余裕のある生活ができて老後への貯蓄も問題ありません。
会社のストレスが大きくなったら、耐えられないタイミングで辞めて良いでしょう。この選択できる状況こそ理想的で、深い安心感を生みます。
本業にしたいと強く思う気持ちはかなり大事
実際のところ「副業で少しでも稼ぎたい」と思う方よりも、「いずれ本業にする!」と思う方のほうが稼げます。
筆者の周りを見ていても、最初の考え方次第で結果が大きく変わる事例をたくさん見てきました。
とくに筆者はブラック企業で精神をすり減らしていたため、副業でいずれ独立する!という気持ちが強かったように思います。
結果として今は複数の収入源を作り、副業でも結果が出ているので非常に良い状態です。
ただ、いつまた売上が激減するか分かりません。
そのためにも行動は忘れないし、ある程度楽しんで仕事ができている実感もあります。
「いずれ副業を大きくして本業にする!」と思う方は、ぜひその気持ちを強く持って行動してみてください。
本当に独立するかどうかはよく考えて、できれば選択できる状態にしておくのがおすすめです。
副業を本業にしたいと行動する上での注意点
副業を本業にしたいと行動する際、筆者としては「近道なんてない」という点だけ注意してほしいと感じています。
とにかく考える暇があったら行動する。近道を探すよりも、地道な継続こそ早く結果が出るでしょう。
筆者の周りでも本業にする!と息巻いていたのに、裏技を探し続けて消えていった方もたくさんいました。
そして、裏技や近道を探そうとすれば、高確率で詐欺に遭います。人は少しでも欲を出した瞬間、必ず冷静さを欠きます。
詐欺を働く方々はそういったスキを巧妙に突いてくるため、十分に注意しましょう。絶対騙されない!と思う方ほどよく騙されていました。
副業を本業にしたい意思があれば実現は可能!常に思い続けて行動しよう
副業を本業にしたい!そう思う強い意思があり、思い続けて行動すればいずれ実現できます。
ただし近道はありません。地道に行動して、圧倒的な量で結果を出せば実現は早いです。
とはいえ目標を達成しても、すぐ独立しないほうが良いでしょう。
選択できる状態にしておいて、良いとこ取りをするのがおすすめです。