ビックカメラのビックポイントこそ最強ではないか。
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こういう結論に達しました。
三井住友カード躍進の中、JCBオリジナルシリーズや三菱UFJニコス等は、ポイントプログラムが見劣りします。
銀行系ではなく百貨店系のエムアイカードも同様です。
ですがこれらのカード利用者も、ポイントをビックポイントに集積することで、クレジットカードの価値を最大にできます。
日頃のビックカメラの利用頻度はあまり関係ありません。ご案内します。
低下気味のポイント交換率をビックポイントが救う
クレジットカードのポイントは、還元率だけ考えていてもダメです。
最終的な利用方法によっては、価値が大きく下がることもあります。
この危険が特に高いのが、JCBオリジナルシリーズや、三菱UFJニコスのカードです。
これらのポイントプログラムでは、ポイント等価交換先が少ない制度設計になっています。それでもポイント有効期限(おおむね2年)があって、交換する(他にキャッシュバック等)等して使わざるを得ません。
しかもさらに等価交換が減る傾向にあります。
2024年4月21日に三井住友カードのVポイントが、Tポイントと一緒になります。
Vポイントは、「等価」で電子マネーのように使え、そして統合によりポイント有効期限も実質消滅(毎年使っていれば失効しない)します。
ポイントに関しては、三井住友カードの一人勝ちの様相です。
ですがビックポイントへの交換がすべてのカードを救います。
ビックポイントは、こんなポイントです。
・ 実質有効期限なし(2年に1度使っていれば失効しない)
・ 多くのカードから等価交換できる
・ 実店舗および通販で、家電に限らずあらゆる商品が購入できる
・ ビックカメラSuicaカードなど、ビックポイントのたまる優れたカードも存在する
・ 店頭提示でビックポイントがたまり、一部のキャッシュレス決済(例:楽天Edy)でもポイント倍付けなど優遇がある
・ アプリがあれば管理できる
ポイント等価交換先が「ビックカメラぐらいしかない」と考えるか、「最強ポイントであるビックポイントに等価交換できる」と考えるかで、物の見方は180度変わります。
残念ながら、同じく交換率低下傾向にあるセゾンカードの永久不滅ポイントからは、ビックポイントへのルートがありません。
ただし、UCSカードやみずほマイレージクラブの永久不滅ポイントからは、ビックポイントに等価交換できます。ビックポイントはポイントの保管所、最終目的地として優れている
クレジットカードのポイントを、ビックポイントに移すと損をしません。
交換率、有効期限、そして使いみちそれぞれにおいて優れているためです。
見ていきます。
ビックポイントは有効期限実質なし
ビックカメラのビックポイントの有効期限は、「最後にためた日」または「最後に使った日」から2年です。
使わなくても、他のポイントから交換し続けている限りは失効しません。
多くの共通ポイントに準じた仕組みですが、共通ポイントの場合は期限「1年」ですから、より失効しにくくなっています。
ビックポイントは、アプリで管理できます。
ポイントカードもありますが、紛失しやすいのでアプリのほうがいいでしょう。
ポイント利用は、ビックカメラ(コジマ・ソフマップ)店頭でも、通販でも可能です。
家電に限らず、衣食住なんでも揃います。
ビックカメラに等価交換できるポイントプログラム
https://www.biccamera.com/bc/c/super/point/select/exchange.jsp
クレジットカードのポイント交換率が低下している中でも、ビックポイントはずっと等価です。
次のカードからは、特段の使いみちがない限り、ビックポイントへの交換がおすすめです。
数字は交換単位です。(参照:ビックSUPERサービス)
・ JCBオリジナルシリーズ(OkiDokiポイント/200)
・ 三菱UFJカード(グローバルポイント、MUFG AMEXグローバルポイント/500)
・ NICOSカード(わいわいプレゼント/500)
・ エムアイカード(エムアイポイント/1,000)
・ UCカード(永久不滅ポイント/200)
他に、次のプログラムからも等価交換できます。
・ JREポイント(1,000)
・ JRキューポ(1,000)
・ JPバンクカードポイント(200)
・ みずほマイレージクラブ永久不滅ポイント(200)
・ りそなクラブ(または関西みらいクラブ)ポイント(1)
・ Gポイント(100)
・ JALマイル(1万マイル → 1万ポイント)
三井住友カードのVポイント(またはグローバルポイント)は交換率8割なのでおすすめしません。
若干注意したいのは、等価交換できるどのケースも、比較的交換単位が大きめという点です。
特にJCBのOkiDokiポイントや三菱UFJのグローバルポイントは、「1ポイント=5円相当」なので見た目より多くのポイントが必要です。
ビックポイントからの交換ルートもあるが、おすすめしない
ビックポイントからも、その先の出口はありますので見ておきます。
ただし、揃って目減りします。
・ Suicaチャージ(3分の2に目減り)
・ WESTERポイント(3分の2に目減り)
・ JRキューポ(3分の2に目減り)
・ JALマイル(交換率1:0.25と、相場の半分)
・ エムアイポイント(3分の2に目減り)
「JALマイルがあとちょっとあれば特典航空券にできる」といった際には便利ですが、基本的にはビックポイントの段階で止めておいたほうがいいでしょう。
私の場合
入会キャンペーン等もあり、筆者の持っている三菱UFJカードのグローバルポイントが大きくたまりました。
三菱UFJカードでは、最近も「コンビニ19%還元」などと宣伝していますが、数字はすべて等価交換を前提にしたものです。
それなのに等価交換先はビックカメラ、ベルメゾン、Amazonの3種類しかありません。
一度、8割に目減りするのを前提でPontaに交換しました。
auスマートパスプレミアムのポイント交換所で1.5倍にするためです(0.8×1.5=1.2なので、かろうじて得にはなる)。
ですが、等価交換が重要です。
残りはまとめてビックポイントにしました。
もともと、「東京ゼロエミポイント」(2024年3月まで)により冷蔵庫、エアコンが安くなるため、買い換えようと考えていたのです。
ですが恐らく今回は買いません。数年先延ばしにします。
結果、1万5,000のビックポイントが浮いてしまいました。
ですが、このまま置いておいてもいいのではないかと考えています。
使いたくなったら使い道は豊富です。
将来的に、JCBオリジナルシリーズやビックカメラSuicaカードも持つと思うので、その際にもビックポイント移行を前提にすれば、カードを数字通りに使えます。
使ってよし、保存してよしのビックポイントを、集積所としておすすめします。
ビックポイントがクレジットカードを救う
冒頭で述べた通り、クレジットカードのポイント交換率悪化は、ビックカメラのビックポイントが埋め合わせてくれます。
JCBオリジナルシリーズや三菱UFJカードなど、交換率悪化を嘆く前に、基本ビックポイント狙いと考えておくとカードへの信頼も落ちません。
三井住友カードについては、ANAマイル等、別の道がおすすめです。
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