食費を抑えるために、これまでありとあらゆる節約を試してきた筆者ですが、最終的に行きついたのは「まとめ買い」でした。
節約効果は年間17万7955円(2023年実績)1月ローソン「お試し引換券」対象商品・注目商品
ただし、まとめ買いにはリスクも。
やり方を間違うと、かえって食費がかさみかねません。
今回は、筆者が5人家族で月食費2万円台をキープする「食費節約テク」をご紹介します。
【食費節約テク1】買う物を事前に決めておく
何も決めずにスーパーへ行くと、つい必要のない物まで買ってしまう可能性があります。
大切なのは、「買う物」をリスト化しておくこと。
筆者はスマホのメモ機能を使って、まとめ買いする品をある程度決めています。
野菜はその日の価格を見て、「キャベツ→白菜」のように変更しますが、基本的にはお目当ての売り場しか立ち寄りません。
店内をムダにぐるぐる回らないので、余計な買い物はほぼゼロに。
買い忘れも減って、スーパーへ舞い戻ることもなくなりました。
【食費節約テク2】ストックは最低限に
食費がオーバーする原因のひとつが、食材のストック。
買い置きが多すぎると、その分出費が増えるのは当然です。
そこで筆者は、“とりあえず買っておく”のをやめました。
醤油や味噌などの調味料は、“そろそろなくなりそうだな“と思ってから購入しても間に合います。
筆者がよく購入するストックは、2週間に1度作るカレーのルウやスパゲッティのたらこなど、出番が多い食品だけ。
必要な物以外は、ストックを増やしすぎないよう意識しています。
【食費節約テク3】業務スーパーは月1~2回だけ
庶民の味方「業務スーパー」は、わが家にとっても欠かせない激安スーパーのひとつ。
安くて時短になる商品を中心に、毎月必ずまとめ買いへ行きます。
でも、頻度には注意。あまりに通いすぎると、買い物回数が増えてムダ買いが増えてしまいかねません。
筆者が思うに、買い物やスーパーへ行くことはリスクです。
大好きな業務スーパーも、“あえて”月1~2回だけと決めることで、余計な出費を防いでいます。
【食費節約テク4】食材は残さず使い切る
まとめ買いで食材をどっさり買い込んでも、使い切れずに余らせてしまえば意味がありません。
まとめ買いの節約は、必要な物だけ購入した後、残さずしっかり消費するところまでがセットです。
筆者は、中途半端に余った食材たちをすべて圧力鍋に入れて、煮込み料理で食べ切ることがほとんど。
この日のカレーは、セロリの葉・キャベツの外葉と芯・白菜・じゃがいも・トマト缶・ふるさと納税で届いた豚肉と、なかなかの組み合わせでした(笑)。
細かく刻むと固い芯も柔らかくなりますし、子どもたちが苦手なセロリもおいしく食べられます。
嫌いな野菜や栄養もしっかり摂れて、冷蔵庫もデトックスにもなる。
まさに一石二鳥のメニューです!
【食費節約テク5】買った食材は傷まない工夫を
まとめ買いのよくある失敗が、購入した食材が傷んでしまうこと。
野菜や肉などの生鮮食品は、買い物後に「延命措置」をしないと鮮度が持ちません。
そこで筆者は、まとめ買い後に食材の延命措置をします。
野菜はダイソーの鮮度保存袋に入れ替えて、みずみずしさをキープ。お肉はすぐに小分け冷凍します。
パンもカビ防止のため、即フリージングが基本です。
少し手間ですが、ここでひと頑張りしておくと、食材の寿命に差が出ます。
「冷蔵庫が空→まとめ買い」でムダが出ない
筆者は、だいだい1週間分の食材を予算5,000円で購入していますが、スーパーへ行くタイミングは決めていません。
冷蔵庫の中身が“ほぼ”すっからっかんになり、「買い物しないと無理だ…」という状態になってから食材をまとめ買いします。
このルールを守るだけで、2重買いやムダ買いは減!必要な物だけ購入し、きっちり使い切る習慣が身につきますよ。
2024年は、「食費をオーバーしない1年」に!工夫しながら、まとめ買いに挑戦してみてください。