東京都の子育て支援018サポートは、18歳以下のお子さんがいる都内の家庭に、月額5,000円を支給してくれます。
太っ腹な施策ですが、申請しないともらえません。
9月の申請開始時は、Webサイトにアクセスが集中し、なかなか完了しなかったようです。
そのため筆者もしばらく放置しており、思い出して11月末、ようやく申請しました。
まだ申請していない方いると思いますが、令和6年1月一括支給分は、2023年12月15日が申請締切です
過ぎてしまっても支給が遅れるだけで申請は可能です。
画像元:東京都福祉局
018サポート締切り間近
2023年12月15日の締め切りまでに申請すると、2024(令和6)年1月に、2023(令和5)年分を一括してもらえます。
早く申請した人とまったく同じ条件なので、サイトがすいている現在のほうが有利です。
12月16日以降も申請はできますが、支給は遅れる可能性大です。
令和5年分とは、2023年4月から2024年3月までで、給付は最大12か月分(5,000×12=6,000)です。
東京都内への転入時期や出生時期により、支給される月数が変わります。
対象者
東京都内に住所がある0歳から18歳(2005年4月2日~2024年3月1日に出生)が支給対象です。
令和5年度(2023年4月~2024年3月)の、東京都居住月数に応じて支給が受けられるので、年度中の転出入があってもOKです。
子供がちょうど18歳なら、成人なので本人が申請できます(保護者が申請するの場合、子の委任状が必要)。
18歳未満の場合は、保護者が申請します。
保護者の口座でも、子供の口座でも可能です。
必要書類
申請者の状況は多岐にわたります。
ここでは「18歳未満の子が、父または母と一緒に令和5年度中東京都内に在住し続けている」という、最も数の多いパターンについてご説明します。
公式サイトでは、転出入、死亡、出生等すべてのパターンについて、質問に答えるだけで必要書類が表示されますので、上記以外の方はそちらをご覧ください。
本人確認書類2通(マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、健康保険証、住民票等)
振込口座のキャッシュカードまたは通帳の写し
家族関係確認書類
マイナンバーカードのICチップをアプリで読み込んで申請する場合、これ一点でOKです。
別途TRUSTDOCKアプリのインストールが必要です。
家族関係確認書類は、申請者と対象者である子供の関係を証明する書類です。
次のものが該当します。
・保険証または医療証(申請者と対象者の氏名両方が記載されていて、住所記載のもの)
・世帯の住民票(申請者である保護者と、対象者である子供の両方が記載されている)
提出書類にマイナンバーや保険者番号等が記載されている場合、物理的に隠すか、スキャン後加工するかをする必要があります(マスキング)。
申請手順
実際の申請者の意見に基づき徐々に改良が加えられたとのことで、申請スタート時よりかなりわかりやすく、ラクになっているものと思われます。
018サポートの公式サイトより「新規申請」から進みます。
書類のアップロードがあるため、スマートフォンでの申請が無難です。
必要書類は、指示に従って撮影・アップロードしながら進めます。
申請人と対象者について必要な情報を入力していくだけなので、難しい部分はありません。
選択肢に注意
家族の状況は千差万別のため、申請の途中で選択肢が非常に多くなっています。
しっかり読めば問題ないのですが「~のいずれにも該当しない」という表記の選択肢が多いのでお気を付けください。
ぼんやり読み飛ばしていると誤ったまま進むことになります。
家族関係確認書類に注意
相当にわかりやすくなっているはずなのに、うっかり筆者も失敗してしまいました。
申請は完了したのですが、提出書類不足のため、補正要請が来ることが確定しています。
自営業の筆者は健康保険加入者ではないので、申請対象の子供との関係性を証明する書類は、住民票しかありません。
住民票を取ってきてから残りの申請を続けようと思っていたのに、途中で止めようとしたら添付書類のないまま申請が完了できてしまいました。
完了してしまうと、もう追加ができません。
仕方ないので、マイページにある「申請・支給状況」の「不備のお知らせ」に情報が載るのを待ちます。
見切り発車で始めた自分が悪いのですが、無理に完了させるつもりなどなかったのにと思います。
わかりやすい今が申請のチャンスです
当初はやや難しかったらしい018サポートの申請、締切間際の現在がチャンスです。
締切後の申請も、もらえなくなるなどただちに不利になるわけではありませんが、なにごとも期限までに申し込んだほうがいいでしょう。