2023年はショート動画の収益化が話題となり、多くのクリエイターが参入しました。
しかし単価は非常に低く、実際どのくらい稼げるのか話題にする方は少ないです。
YouTubeショートの再生単価は、1回辺り0.003円~0.01円です。
この計算を当てはめると、800万回なら2万4,000円~8万円にしかなりません。
実際この数値は本当なのでしょうか。
筆者のチャンネルデータを見てみましょう。
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800万回を超えるとチャンネルはかなり伸びる
筆者は9月にとあるVlog系ショート動画がバズり、その月だけで800万回の再生が得られました。
単月で800万回を超えると、波及的にチャンネルはかなり成長します。
筆者の場合、該当のショート動画単体で登録者が1.3万人増えました。
さらにほかの動画も伸び、波及的にその月だけで合計登録者が4万人(1.3万人含む)も増えています。
ショート動画だけではなく通常動画も見られており、収益にもかなり貢献している状態です。
10月はその勢いが落ち着いたものの、バズり前と比較して収益が1段階上がっている状態をキープ。非常に良いカンフル剤となりました。
気になる収益はどのくらい?
実際に800万回を超えたら、どのくらいの収益になるか気になりますよね。
結論としては、「9万3,428円」となりました。
視聴回数は834.3万回なので、計算すると1視聴回数あたり0.0111円となります。
ちまたで言われている0.003円よりは多く、0.01円より若干多いくらいですね。このくらいであれば誤差の範囲かもしれません。
もちろんジャンルによって、この数値は大きく変動するでしょう。しかし筆者のチャンネルはVlog系なので、正直あまり単価が良いとは思えません。
広告や収益構造に関しては、もう少し分析が必要です。
また波及効果により、通常20~30万円だった全体収益がこの月は50万円を超えました。
ショート動画単体ではあまり良い収益とは言えないものの、通常動画も交えて投稿しているとかなり影響が大きいなと思います。
ショート動画の800万回って難易度はどうなの?
ショート動画の800万回は、実際けっこう難しいかと思います。筆者も「バズるだろう」という強い見込みはあったものの、まさかここまで伸びるとは思いませんでした。
撮影できた動画も、偶然撮れた貴重なものです。そこに編集を加えたことで、多くの視聴者に驚きと新しい発見をもたらしたのかもしれません。
実際に自身の保有しているチャンネル内では、過去最高の記録を叩き出しています。また同じように動画1本で800万回、というのは正直難しいです。
ただし10万回ぐらいなら、そこまで難しくはありません。単体で800万回を目指すより、毎日投稿して10万回動画を80本と考えれば実現しやすいでしょう。
筆者もショート動画の視聴回数は、800万~1,000万回を合計で獲得し続けています。積み上げればそこまで難しい数値ではありません。
ショート動画でバズりたい!と思う際の注意点
ショート動画は、正直インパクトとテンポ感が非常に大切です。
最初に分かりやすく情報を提示し、インパクトとともに「この動画を見たい!」と惹きつける印象が重要と言えるでしょう。
ショート動画の視聴者はサクサク視聴するスタイルを好むため、少しでもつまらないと判断すればスワイプされてしまいます。
最初のコンマ数秒でインパクトとわかりやすさが伝われば、その後も見続けてくれるはずです。
この点を意識してうまく視聴者へ伝えられるようにすると、割とバズりやすくなるでしょう。
あとはその感覚を掴み、同じようなストーリーを当てはめて作っていけばOKです。
ショート動画はインパクト重視で伸びる!500万回以上は工夫も必要
ショート動画はインパクトとともに、わかりやすさも追求しなくてはなりません。
とはいえ投稿し続ければ、400万回ぐらいは十分に狙えるでしょう。その先、500万回以上は工夫が必要だと感じます。
編集負担も軽いので、ぜひ気軽にYouTubeショートへ挑戦してみてください。(執筆者: 奥泉 望)
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