2023年10月より、JR東日本のポイント制度「JRE POINT」上の会員ランク制度「JRE POINTステージ」が開始しました。
ステージ(ランク)は4つに分かれており、上位のランクに行くとお得な特典が増える仕組みとなっています。
この記事では、始まったばかりのJRE POINTステージについて、注目すべき特典や、これから狙いたいステージについて解説します。
【2023年10月値上げ一覧】ハム・ソーセージ・アイス・日本郵便・第3のビールなど「ビール」は値下げへ
「JRE POINTステージ」とは?
JRE POINT会員のランク制度。ステージ1〜3とプレミアムの計4段階に分かれています。
ステージ3以上になるにはJRE POINT WebサイトにSuicaとビューカードを登録する必要があります。
ステージは年2回のみ更新され、3〜8月の利用状況により10〜3月のステージが、9〜2月の利用状況により4〜9月のステージが決まります。
ランク制が導入される2023年10月から行動した場合、利用実績がステージに反映するのは最短で2024年4月となります。
上位ステージには、ビューカードの作成・登録や、所定のポイント数のJRE POINTを貯めること、使うことの両方が必要となるため、本格的に動き出す前に、得られる特典が自分に合うかどうか、また無理なく目指せるかどうかを検討することをおすすめします。
≪画像元:JRE POINT≫
各ステージの特典
ステージ1
JRE POINTに新規登録すると、まずはここからのスタートとなります。
キャンペーンやお得な情報がメールで送られてくる程度で、この時点では大きなメリットはありませんが、利用実績を積まないと次の4月・10月で上のステージに上がれません。
まずは登録しておくことに意義がある、というステージです。
ステージ2
半年間で300ポイント以上のJRE POINTを獲得すると、ステージ2に上がれます。
ステージ2では、「NewDaysアプリで利用可能なクーポン配信」や、「ベックスコーヒーショップ ドリンクサイズアップクーポン」「JRE MALL500円OFFクーポン」といった、JR東日本関連の施設、Webサイトで使えるクーポンが配信されます。
また、GALA湯沢スキー場のシーズンパスポートが最大1万円割引になる特典も付与されます。
新幹線でスキー・スノーボードに複数回行かれる方はこちらも注目です。
ステージ3
ここから、JRE POINT WebサイトにSuicaとビューカードの登録が必須となります。
半年間に3,000ポイント以上の獲得(うち、鉄道カテゴリとお買いものカテゴリで各300ポイント以上)、1,000ポイント以上の利用で、ステージ3になります。
ステージ3で注目すべきは、「JR東日本びゅうダイナミックレールパック 旅行代金8%OFF(上限2万円)」の特典。
往復の列車と宿泊(一部日帰りプランもあり)を組み合わせることで、列車と宿泊を別々に手配する場合と比べて大幅割引となるパック商品です。
パックにしたら宿泊代が丸々浮いてしまうこともあるほどの割引率の高い商品なのですが、これがさらに8%OFFとなるのは見逃せません。
利用回数に制限もないので、出張や旅行などで遠出の多い方におすすめです。
その他、「JRE MALL1,000円OFFクーポン」の配信や、期間限定で駅ビル・エキナカでのポイント付与が2倍になるキャンペーンも行われます。
プレミアム
JRE POINT WebサイトにSuicaとビューカードを登録し、半年間に1万ポイント以上の獲得(うち、鉄道カテゴリとお買いものカテゴリで各1,000ポイント以上)、3,000ポイント以上の利用で、プレミアムステージになります。
プレミアムステージになると、JRE POINT6,000ポイントで引ける往復新幹線ガチャ「どこかにビューーン!」を、6回まで4,000ポイントで引くことができるようになります。
また、「JRE MALL1,500円OFFクーポン」の配信や、期間限定で駅ビル・エキナカでのポイント付与が3倍になるキャンペーン、JRE東日本ホテルズ直営のレストランでグラススパークリングワインのサービスなども受けられます。
2期以上連続でプレミアムステージになると、「どこかにビューーン!」6,000ポイントで2名利用が可能になるクーポン付与(1回)、メズム東京・オートグラフコレクション内レストランでのペアランチ券といった特典が追加されます。
筆者はどのステージ、どの特典を狙う?
モバイルSuica定期券を持ち、JR東日本の駅ビルでよく買い物をする筆者ですが、他のクレジットカードポイントとの兼ね合いで、これまでビューカードは作ってきませんでした。
よって、2023年10月は「ステージ2」のスタートです。
ただ、半年間の定期券代や、半年に1−2回は新幹線を利用すること、また駅ビルでの買い物頻度などを鑑みると、ステージ3の条件は難なくクリアできそうなので、これを機に1枚ビューカードを作り、「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」の8%割引特典を狙い、お得に旅行ができればと考えています。
ポイント獲得は、JRE POINTサイトにシュミレーションページがあるのでチェックしてみてください。
日頃からJR東日本の列車やサービスをよく利用する方にとっては、お得が増えるチャンスです。
ぜひご自身の状況と照らし合わせて、活用を検討することをおすすめします。(執筆者: 星澤 美衣)
【しまむら公式アプリ】チケットや「ワクワクポイント」などメリットを紹介