災害時において、生き抜くために大切なのは飲料水の確保です。
人間は水がないと生きていくことができないので、災害時に使える給水方法は複数確保しておきましょう。
今回は100均で入手できる給水グッズをご紹介します!
※価格は全て税込み価格です。
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【ウォータータンク・給水バッグ】
100均には数種類のウォータータンクがあり、
- 頑丈で壊れにくいもの、
- 蛇腹状になっていて使わない時は折り畳むことができるもの、
- 収納スペースを取らない薄手の袋タイプ
などがあります。
各家庭に合わせて、使いやすさ、収納スペースなどに合わせて選んでみてください。
キャンプなどによく行くのであれば、注ぎ口が蛇口になっているウォータータンクがオススメです。
透明で中身が見やすく、普段使いもしやすいです。
- 「折りたたみポリタンク」は約3.5Lで440円、
- 「コック付ポリ容器」3.8Lは330円、
- 折りたたみウォータータンクは10Lが330円、20Lが550円です。
普段は使わず、非常時に備えたいのであれば、薄手の給水バッグがあります。
ホームセンターなどで市販品を購入すると1,000〜3,000円しますが、ダイソーであれば110〜550円で購入することができます。
市販品よりもかなり安くそろえることができるので、とってもお得です!
【バケツ】
非常時には飲料水だけでなく、生活用水の確保もしなければ生活できません。
トイレを流したりするのに飲料水を使うのはもったいないので、お風呂に事前に水をためておいて生活用水として使ったり、給水所や井戸がある場所まで行って生活用水を確保することになるかもしれません。
そんな時にバケツがあると、水を汲んだり流したりするのが楽にできます。
台所のボウルなどでも代用はできますが、取っ手がついている方が運びやすさがUPします。
ペットボトルは飲料水の運搬には適していますが、注ぎ口が狭いのでトイレ等に注ぐ時の勢いは弱いです。
小には使えても大には使えないこともあるので、1度タンクに水を溜めるという手間が生じるかもしれません。
生活用水を汲んだり流したりする用途であれば、バケツの方が大量に早く運べます。
バケツはそのまま使える物から、折りたたんで収納できるものまで豊富な種類が100均にはそろっています。
折り畳み式バケツは市販品だと1,000〜2,000円しますが、ダイソーの場合は
- 5L:330円
- 10L:550円
と、お手頃価格で購入することができます。
使う人によっては大きすぎても重くて使いづらいと感じてしまうかもしれないので、使用頻度や使う人、収納場所に合わせて選んでくださいね。
ホームセンターで市販品を購入すると500〜1,000円程度しますが、100均なら110〜330円で10L程度までのバケツを購入できます。
【折り畳みキャリー】
≪画像元:大創産業≫
給水所から自宅まで水を運ぶとき、ある程度の量を一気に運ぼうとするとかなり重いので、水の運搬だけで体力が奪われてしまいます。
台車のような大きめカートがあれば運搬は楽になりますが、普段使わない家庭であれば防災のために準備しているお家は少ないでしょう。
台車は耐荷重量が大きくなるほど大きく、重くなるので、収納スペースも広く必要になってしまいます。
市販品のキャリーカートは小さいサイズであっても2,000〜4,000円程度するので、食料や防災グッズに比べると優先順位は後になってしまいます。
ダイソーの折り畳みキャリーは、妥協案としてオススメできるグッズです。
ダイソーのキャリーはタイヤが2輪しかないので、重い荷物を長距離運ぶのには適していません。
しかし、耐荷重量は20kgで、価格は550円とかなり激安なのは大きな魅力です。
ホームセンターなどの台車に比べると運べる量は少ないですが、コンパクトに折りたたむことができるので、省スペース収納ができます。
価格の安さと収納のしやすさを考えると、家庭用に用意しておくならこれくらいのサイズなら負担にならずに備えておくことができるのではないかと思います。
タイヤが2輪しかなく、傾ける形で荷物を運ぶことになるので、荷物が落ちないように100均で購入できる固定用ベルト(110円)を併用して使う人が多いです。
もちろん手持ちの紐で固定してもOKです。
キャリーカートにコンテナなどを固定すれば、こまごました物を運ぶこともできます。
足場が悪くない場所であれば、キャンプ用品などを運ぶのにも役立てることができます。
普段から使いながら、もしもの時に備えておけると安心ですね。
体力と予算を節約しつつ災害にそなえよう
災害時の水の確保は生命に関わる重大事項です。
しかし、運ぶ人の体格、体力なども考えて備えておかなければ、使いづらさを感じてしまうかもしれません。
使う人がなるべくストレスなく使えるように、そして無駄なお金をなるべくかけずに済むように、使うシーンを想像しながら備えておきましょう!(執筆者:栄養士 山城 奈々)
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