夏休みは子どもたちの自由研究などで工作をする機会が増えます。
いきなり使うと言われても困ってしまうような素材も、100均なら手軽に手に入るので見逃せません。
家にいる時間が増えても色々なことにチャレンジできるように、道具をコスパ良くそろえてみてください。
※価格は全て税込み価格です。
100均の「金魚飼育セット」 お祭りでとった金魚も少ない費用で住みやすく
ラップの芯
工作に使いたいと言われても、すぐには用意できない代表格である「ラップの芯」。
ダイソーでは「組み立て紙管ラックパイプ」という名前で、カラーはブラック、ホワイト、ナチュラルの3種類、2本入り110円で販売しています。
≪画像元:株式会社大創産業≫
事前に準備には半年~1年で考えてないといけないので、準備ができていない時にはとても便利な商品です。
模造紙・厚紙・画用紙
調べたことを紙にまとめたり、工作で好きな物を作ったりする時に使う模造紙や画用紙。
100均には紙の種類も豊富に揃っているので、サイズや色を自分好みに選べます。
文房具店で模造紙は1枚50〜100円程度しますが、ダイソーなら2〜8枚入りを110円で購入することができ、サイズも豊富。
市販の画用紙は200〜300円程度するのに対して100均は110円で購入できます。
サイズは小中大などに分かれており、小さくなるほど枚数や色数が増えるので、用途に合わせてお得に使い分けましょう。
カラーセロハン
透明でキラキラしているカラーセロハンは、子どもたちにとって貴重な素材。
工作ではサングラスや窓、キラキラした飾りなど、全面ではなくポイント使いすることで威力を発揮します。
文房具店だと350〜550円程度するのに対し、100均はサイズが44×32.5㎝、5色入り5枚110円で購入できます。
色は赤、青、黄、ピンク、緑色各1枚入りです。
ダイソーには「透明おりがみ」「透明ちよがみ」30枚110円もあります。
同系色を重ねればグラデーションを楽しめますし、違う色同士を重ねて新しい色を作ることもできますね。
ポリ塩化ビニル製なので、水に濡れる遊びにも使えるなど、活用の幅が広がります。
≪画像元:株式会社大創産業≫
セロハン系は全面に使うというよりポイント使いで効果を発揮するグッズなので、このくらいのサイズで低価格だと使いやすくてありがたいです。
粘土各種
幼児から小学生、大人まで使える粘土各種が100均なら手軽に購入できます。
100均は少量を個包装で買うことができるので、無駄なく必要な分だけ安い金額でそろいます。
質も市販の粘土と遜色なく使えると評判は上々です。
小麦粘土や紙粘土、樹脂粘土など粘土の種類だけでなく、軽い粘土やカラー粘土も豊富に揃っています。
対象年齢や使い道、作りたい物に合わせて、子どもたちに合った粘土を選んでください。
筆者は趣味がハンドメイドなので、100均の樹脂粘土を利用したことがあります。
樹脂粘土は紙粘土と違い、表面がザラっとではなくプラスチックのようにツルっとしており、仕上がりが本格的になります。
アクリル絵の具で粘土自体に色を混ぜこめるのが大きな特徴です。
100均のアクリル絵の具は1本売りなので、自分が必要な色だけをそろえるには便利ですが、セットで購入した方がコスパが良くなることもあるので、セット売りの値段を確認してから購入することをおススメします。
アクリル絵の具がなくても、カラー樹脂粘土は豊富に揃っています。
何色か混ぜ込むことで、自分の好きな色を作って活用してみてください。
筆者は普段は市販品を使っていますが、100均樹脂粘土も使ってみたら市販品と変わらない発色の良さや強度だったので、その実力に驚きました。
樹脂粘土の場合は、市販の大容量品を購入したほうがg当たりの金額は安く済みます。
しかし、日頃からたくさん使う人でないと使い切れない量が入っています。
粘土製品は乾燥に弱く、あまり長持ちはしないので、単発使いであれば小分けされている方が使い勝手が良いでしょう。
小分けパックの価格だけで比較すると、100均は市販品と互角、もしくは100均の方がお得になります。
ちょっとした物作りを楽しむのであれば、100均の樹脂粘土はとても使いやすくてオススメです。
市販の紙粘土は500g〜1kgで110〜440円程度ですが、100均は500g110円です。
小分けされた樹脂粘土は市販品が30g150円〜、60g250〜300円程度に対して、ダイソーは30g110円です。
サイズが小さめな分、価格を抑えることができるので、色々なカラー粘土を試すことができますね。
≪筆者作:ホワイトの樹脂粘土にアクリル絵の具の黄土色で着色&焼き色をつけてみました。約1㎝≫
絵の具各種
水彩絵の具だけでなく、ガラス絵の具、アクリル絵の具など、絵具にもたくさんの種類があります。
1色ずつ集めると金額が高くなってしまいますが、100均を活用することで金額を抑えることができます。
セットも水彩絵の具であれば12色入り110円なので、家でちょっとした記念日に手形・足形を取る時など、ほんの少し必要な時はこれだけで十分事足ります。
市販の水彩絵の具12色セットは5mlチューブが500〜600円しますが、ダイソーの12色絵の具は6mlと、1セットあたり400円以上お得です。
パレット、絵筆などを揃えても数百円で済むので、コスパはとても良いですね。
あまり長い間置いておくと固まったり分離してしまい、発色や使い心地が悪くなってしまいます。
使い切りサイズで使う分だけ買うことで、安く手に入れることができますし、扱いやすい状態で綺麗に使うことができます。
番外編・洗濯のり
私が店員時代、夏休みになるといつも売り切れていたのが「洗濯のり」です。
普段はそこまで売れ行きの良い商品ではないのに、夏休みになると小学生に売り場を尋ねられることが多かったです。
後になってからスライム作りに使えるのだと知って納得しました。
内容量は750g入り110円です。
小学生は「自分で作ってみる」という作業がとても楽しい時期なので、身近で手軽に素材を安く調達できる場所があるのはとても助かります。
工作の材料に使えそうな商品を100均で探す
ものづくりをする人にとっては「あのグッズのこの部分はあれに使えるかも」という想像力をかき立てる、宝探しの場所でもあります。
もともとの用途にとらわれず、逆さまにしたり、色を塗ったり、切って部分的に使うなど、使い道は無限大。
コスパのよいので、おススメです。(執筆者:栄養士 山城 奈々)
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