今年の夏も、猛暑が予測されています。
気温が上がってくると気をつけたいのが、「食材の保存」。
暑さで食材が傷みやすい夏場は、冷蔵庫に入れても腐る場合があります。
ロスすればその分食費は上がり、家計の負担は大きくなりかねません。
夏の家計を守るためには、ムダが出ない食材保存が必要です。
今回は、食材ロスを防ぐために筆者がやっている5つのことを紹介します。
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1. 肉・魚はすぐに小分け冷凍する
スーパーで買ってきたお肉や魚、パックのまま冷蔵庫へ入れていませんか。
たとえ冷蔵保存をしていても、鮮度は落ちます。
とくに夏は、購入翌日に傷む場合も少なくありません。
筆者は以前、買ってきたばかりの鶏肉が翌日に腐り始め、泣く泣く処分したことがありました。
こういったロスを防ぐためにも、買ってきたらすぐに「小分け冷凍」が基本。
献立に合わせて下味&小分けをしておくと、時短もできて一石二鳥です。
2. 缶詰・乾物・冷凍野菜を活用する
生野菜はどうしても足がはやく、長期間保存できません。
ロスを防ぐという目的であれば、常温で長くストックできる缶詰や乾物、傷む心配の内冷凍野菜を活用するのもおすすめです。
筆者は、トマトや豆の缶詰や、乾燥ひじき・切干し大根、冷凍のコーン・アスパラ・さといもなどを、生野菜と合わせて使っています。
缶詰や冷凍品と併用することで、すべて生野菜を買う必要がなくなり、ロスせずに使いきるハードルが下がりました。
業務スーパーは缶詰・乾物・冷凍野菜は品揃えが豊富なので、ぜひチェックしてみてください。
3. 食材は使いきれる量を購入する
人気の節約術のひとつに「まとめ買い」がありますが、食材が傷みやすい夏は注意が必要です。
食材を買い込みすぎると、消費するよりも傷むスピードが勝り、ロスにつながる場合があります。
まとめ買いはそのままに、使いきれる量におさえることを意識すれば、食材はムダになりません。
野菜を丸ごと消費できない方は、少し割高でも使いきれるカット野菜を購入した方が節約になる場合もあります。
ふだん1週間分を購入する人は5日分に減らす、野菜は一部冷凍品を購入するなど、「買う量」と「選ぶ商品」を変えてみるなど工夫しましょう。
4. 料理は適量作る
食材の買いすぎと合わせて、料理の作りすぎもムダにつながります。
できるだけ料理を余らせないようにするためにも、食べきれる量だけ調理することも重要です。
調理に使う食材を半分にする、参考にするレシピの1/2量で作るのもひとつ。
つい大量に作ってしまう方は、調理に使うフライパンをひとつ小さいものを使ってみるのもおすすめです。
筆者はカレーなどの煮込み料理をつい大量に作ってしまうことが多いので、ひとまわり小さい鍋に変えました。
どうしても余ってしまう場合は、翌日リメイクしたり、冷凍保存したりするのもおすすめ。
ミートソースやラタトゥイユは一度に作って冷凍しておくと、時短と節約が叶います。
5. 食材の保存期間・長持ちするコツを把握する
野菜室で保存しても、どれくらい鮮度が持つのかは食材によって異なります。
これからの時期旬を迎える夏野菜も、保存期間はそれぞれです。
・ とうもろこし:冷蔵で3~4日程度
・ きゅうり:冷蔵で4~5日程度
・ トマト:冷蔵で7日程度
・ なす:冷蔵で7~10日程度
・ レタス:冷蔵で7日~10日程度
このように、「何日持つのか」ある程度の目安を知っておくと、買いすぎやロス防止につながります。
また、保存する際にひと手間かけることで、変色や傷むのを防ぐことも可能です。
レタスなどの葉物はカットせず、アイラップなどの鮮度保存袋に丸ごと入れた方が長持ちします。
きゅうりもキッチンペーパーで水気を拭きとった後に、鮮度保存袋に入れて野菜室に入れましょう。
保存方法&買い方の工夫で「腐り知らず」
食材が傷みやすい夏も、フリージングや常温・冷凍の食材を活用することで、ロスは減らせます。
さらに、使いきれる量・食べきれる量を意識すれば、食費ロス対策は完璧です。
鮮度を保ち、食材をおいしく使いきる工夫をして、猛暑から家計を守りましょう。(執筆者: 三木 千奈)
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