2023年はカーゴパンツが人気です。
ユニクロには毎週おすすめの商品を取り上げた折り込みチラシがあります。
今週のチラシには話題の「イージーカーゴパンツ」も登場しました。
今回は、10代の若い世代はもちろん、40代・50代のママ世代もひとつできまる「イージーカーゴパンツ」の魅力を紹介します。
買って使ってみた「Googleのコスパ最強スマホ」Pixel 7aの実力は?メリット&デメリットも紹介
ひとつできまるカーゴパンツの条件
≪画像元:UNIQLO Co., Ltd.≫
カーゴパンツとは、貨物船で働く人が履いていた作業用ズボンです。
大きなポケットとワイルドさが魅力です。
しかし、カーゴパンツは一つ間違えると作業用ズボンにしかみえません。
ワイルドさと美しさを同時に楽しむには、いくつかの条件があります。
とくに体のラインが気になる40代・50代は、着やすくておしゃれなカーゴパンツにはなかなか出会えずカーゴパンツはあきらめてしまうことも多いのです。
隠しアイテムやトップスの工夫がいらない「ひとつできまるカーゴパンツの条件」を紹介します。
条件1:体のラインを拾わない
有名ブランドのカーゴパンツは、1本2万円以上で売っています。
カーゴパンツは、ポケットやデザイン性が高いためチノパンよりも値段は高めです。
有名ブランドのカーゴパンツを履いてみると、とても腰回りが小さくできています。
なぜならば、腰回りを小さくして下を太くすることでスタイル良く見せたいからです。
スタイルのよい人ならばきれいに着こなすことができますが、筆者のように体のラインが気になる人は腰回りがきつくて履けません。
腰回りにサイズを合わせれば足回りはガフガフできれいなシルエットにはなりません。
ひとつできまるカーゴパンツの1つ目の条件は、腰回りなどの体のラインを拾わずにきれいなシルエットになることです。
条件2:合わせやすいカラー
カーゴパンツはもともと作業用パンツのため、汚れが目立たないダークカラーが多いです。
ただ、ダークカラーは一つ間違えると重苦しい印象になります。
カーゴパンツに多いブラックやカーキは素材によって色の見え方が変わります。
トップスにどんな色や素材をもってきてもオールマイティに合わせやすいカラーは意外と難しいのです。
ひとつできまるカーゴパンツの2つ目の条件は、ダークからでありながらも重苦しさがなく、どんな色や素材のトップスとも相性がいいことです。
条件3:品のあるしなやか感
昔のカーゴパンツは、厚手のコットン地でできた頑丈なパンツでした。
固く厚手の生地で作られたパンツは日常着としてはいいのですが、ジャケットに合わせてオシャレに着こなすことは難しいです。
キレイ目にもカジュアルにも着こなすためには素材に工夫が必要です。
ひとつできまるカーゴパンツの3つ目の条件は、品のあるしなやか感が出る素材でできていることです。
3つの条件をクリアしたユニクロの「イージーカーゴパンツ」
≪画像元:UNIQLO Co., Ltd.≫
ユニクロの「イージーカーゴパンツ」は1本3,990円(税込み)です。
3つの条件をクリアして3,990円はかなりお得です。
パンツ選びに苦労している筆者が「イージーカーゴパンツ」を実際に履いて感じたおすすめポイントを紹介します。
ポイント1:腰回りに余裕がある
「イージーカーゴパンツ」はプルオン仕様です。
プルオン仕様とは、ファスナーやホックがなく、スポンと引っ張り上げるだけで履けることです。
ウエストはゴムが入っていますが、ギャザーが多すぎないようにゴムの強さは弱く、紐で調整できるようになっています。
腰回り(ヒップ)はチノパンよりもかなりゆとりがあります。
通常のカーゴパンツは、腰回りにサイズを合わせてしまうと太ももから足首にかけて生地があまってしまい、太くみえてしまうものです。
しかしユニクロの「イージーカーゴパンツ」は、足首もゴムで絞られるためニッカポッカ(ニッカーボッカーズ)のようなシルエットになります。
カーゴパンツのオシャレ感を残しつつ、ニッカポッカのような動きやすさと体のラインを拾わないゆとりがあるのです。
筆者はパンツを履くと腰回りの太さが気になるのですが「イージーカーゴパンツ」は、足首を絞ることで下に視線が集まり、いつもよりもスタイル良く見える気がしました。
ポイント2:トップスを選ばないファンデーションのようなカラー
ユニクロの「イージーカーゴパンツ」のカラーは、ブラックとナチュラル(薄いクリームイエロー)とベージュとオリーブ(カーキ)があります。
どの色も主張していません。
例えて言うならば、化粧品のファンデーションのようなカラーです。
ファンデーションは、アイシャドウや口紅の色を引き立てる役割があります。「イージーカーゴパンツ」もどんなトップスがきても相手を引き立てられる謙虚さがある色味です。
おすすめはブラック
≪画像元:UNIQLO Co., Ltd.≫
カーゴパンツのブラックは重苦しさがあり苦手な人も多いかもしれません。
しかし「イージーカーゴパンツ」のブラックは、光の当たり方によってキラキラとラメのような輝きがあるのです。
いわゆるシャカパンのような輝きとは違い「あれっ、これ光るの?」と感じる程度の輝きです。
ほのかに輝くことでブラックの重苦しさを軽減し、キレイ目にも着まわすことができます。
ポイント3:綿とナイロンによる薄さとシャリ感の実用性
「イージーパンツ」の本体素材は綿75%とナイロン25%です。
さらっとしたシャリ感のある肌触りでとても軽いです。
薄手の生地でありながらもナイロンの強さがあります。
今年の夏休みは旅行にでかける人も多いのではないでしょうか。
「イージーカーゴパンツ」は、小さくたたむと15cm四方になりました。
とても軽くて洗濯後の乾きも早いため、旅行先にひとつ持っていくと役に立つでしょう。
筆者が感じたユニクロ「イージーカーゴパンツ」最大の魅力は「腰回りのゆとりとシルエットの美しさの共存」です。
ひとつあれば、Tシャツと合わせて日常着、ジャケットと合わせてオシャレ目、小さくたたんでアウトドアや旅行用と幅広く使えるコスパのいいパンツではないでしょうか。(執筆者:美大卒 式部 順子)
元銀行員が「新札/ピン札(しんさつ/ぴんさつ)を入手する方法」をまとめました