夏休みがスタートすると、お盆休みのイベントなども本格的に計画することが多くなる7月。
夏のボーナスが支給される時期でもあるので、その使い道や運用といったことも気になりますよね。
特に額の大きいお金が必要となることに関しては、無駄な出費をしないよう金運・財運の良い日を選んで行動することも大切なポイント。
そこで今回は「2023年7月の吉日・凶日」を紹介していきます。
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たくさん増やしたい、大きく育てたいという願いが叶うとされる吉日「一粒万倍日」
はじめは小さな一粒の籾でも、そのうちに大きく成長して立派な稲穂に育つことを意味する一粒万倍日。
「たくさん増やしたい」「大きく育てたい」といった願いを叶えてくれるとされる吉日です。
一か月に5~6回と、わりと回数の多い吉日としても知られており、寅の日や巳の日/己巳の日といったほかの吉日と重なると、さらに運気がパワーアップするといわれています。
一粒万倍日に向いていること
・ 財布の購入や新調
・ 宝くじの購入
・ 銀行口座の開設
・ 投資や出資、貯蓄
・ 起業や開業
・ 仕事始め
・ 引っ越しや移転
・ 結婚
・ 納車
・ 種まき
一粒万倍日に向いていないこと
・ 借金
・ ローン契約
・ 人から物を借りる
「たくさん増やしたい」「大きく育てたい」という願いを叶えてくれる一粒万倍日ですが、自分にとって都合の良いことだけでなく、借金やローン契約といった都合の悪いことも増やしてしまう可能性があります。
「苦労の種を増やす」ことにも繋がるので気を付けるようにしましょう。
金運招来日という別名をもつ吉日「寅の日」
黄金色の体をもつトラ(寅)は金運の象徴。
寅の日は「金運招来日」という別名があるほど、金運・財運に恵まれる吉日です。
トラは一瞬で「千里を往って、千里を還る」力があるとされ、出て行ったものがすぐに戻ってくる(=出したお金がすぐに戻ってくる)という縁起の良い日としても知られています。
また、旅行や漁の出発日を寅の日に設定すると、無事に戻って来られるとも伝えられています。
寅の日に向いていること
・ 財布の購入や新調
・ 宝くじの購入
・ 銀行口座の開設
・ 投資や出資、貯蓄
・ 買い物
・ 旅行
・ 初漁
寅の日に向いていないこと
・ 結婚
・ 葬儀
すぐに「戻ってくる」というパワーがあると伝えられている寅の日だけに、次のようなことは向かないといわれています。
・ 結婚 → すぐに実家に戻ってきてしまう=離婚
・ 葬儀 → 亡くなった人が戻って来てしまう=成仏できない
こういった意味合いがあることから、結婚と葬儀はできるだけ避けた方が良いとされています。
ヘビに願い事をすると弁財天に届けてもらえる吉日「巳の日/己巳の日」
金運・財運、そして芸事の神様として知られる弁財天。
その弁財天の遣いをするヘビ(巳)に願い事をすると、弁財天に届けてもらえると伝えられているのが巳の日です。
巳の日は12日に一度巡ってきますが、さらに縁起が良いとされる己巳の日は60日に一度しか訪れない貴重な吉日です。
己巳の日には弁財天を祀る神社などで祭礼や縁日が行われ、銭洗い弁天や銭洗い所でお金を洗って財布に入れておくと、金運・財運に恵まれると伝えられています。
巳の日/己巳の日に向いていること
・ 銭洗い弁天や銭洗い所での銭洗い
・ 財布の購入や新調
・ 宝くじの購入
・ 銀行口座の開設
・ 投資や出資、貯蓄
・ 起業や開業
・ 芸事始め
巳の日/己巳の日に向いていないこと
・ お見合いや結納、入籍や結婚式
・ 男女一緒の参拝
七福神の中で唯一の女神である弁財天は、嫉妬深い神様としても有名です。
巳の日/己巳の日のお見合いや結納、入籍や結婚式、また男女一緒の参拝も弁財天を怒らせてしまうといわれているので気を付けましょう。
すべてのことが成就しない最悪の凶日「不成就日」
何事も成就しないといわれている不成就日。
金運・財運に関することはもちろん、入籍や結婚式、起業や開業、移転や引っ越し、何かを新しくスタートさせるなど、ありとあらゆることが凶とされる最悪の日です。
さらに一粒万倍日や寅の日、巳の日/己巳の日といった吉日と重なると、その力を弱めてしまうといわれているので注意が必要です。
どうしても吉日ばかりに目が向きがちですが、凶日のチェックも忘れないように気を付けましょう。
2023年7月の吉日・凶日
7日(金):寅の日
8日(土):不成就日
10日(月):己巳の日
11日(火):一粒万倍日
14日(金):一粒万倍日
16日(日):不成就日
19日(水):寅の日
22日(土):巳の日
23日(日):一粒万倍日 不成就日
26日(水):一粒万倍日
31日(月):寅の日 不成就日
2023年7月の注目点は10日(月)の己巳の日。
60日に一度しか訪れない貴重な吉日なので、見逃してしまわないよう気を付けましょう。
翌日の11日(火)は一粒万倍日なので、2日間連続の吉日となっています。
一か月に5~6回は巡って来る一粒万倍日なのですが、今月は4回と少なめ。
さらにそのうちの23日(日)が不成就日と重なってしまっているという残念な巡り合わせとなっています。
31日(月)の寅の日も不成就日と重なっているため、この日も運気はあまり良いとはいえないでしょう。
今月は10日(月)の己巳の日を中心にスケジュールを立てることをオススメします。
運気をしっかり引き寄せるために!金運アップスポット
運気をしっかり引き寄せるために金運アップスポットを紹介します。
◇銭洗弁財天宇賀福神社
所在地:神奈川県鎌倉市佐助2-25-16
御祭神:本宮 … 市杵島姫命 奥宮 … 宇賀神(弁財天)
ご利益:金運・財運、商売繁盛、勝負運など
どんなスポット?
巳の年である1185年、巳の月、巳の日の夜、源頼朝の夢に宇賀福神が現れ、
「ここから西北の方に一つの谷があり、きれいな泉が岩の間から湧き出ている。今後この水を汲んで絶えず用い、神仏を供養せよ」
と告げたことから、その場所に社を建て宇賀福神をおまつりしたのが始まりといわれています。
また第5代執権・北条時頼もこの神を敬い、
「銭をこの水で洗い清めれば福銭となり、一家は栄え、子孫は長く安らかになるであろう」
と自分の銭を巳の日に洗ったことから、人々もそれにならうようになったと伝えられています。
このことから、宇賀福神社の岩窟に湧き出る水でお金を洗うと、何倍にも増えて戻ってくるというご利益が有名になり、巳の日は特に参拝客が多く集まる人気のスポットとなっています。
参照:鎌倉市観光協会
◇白蛇辨財天
所在地:栃木県真岡市久下田西2-63
御祭神:市杵島姫命
ご利益:金運上昇、商売繁盛、病気平癒、登校拒否解消、家出人足止めなど
どんなスポット?
社伝によると、1522年に安芸の宮島厳島より今の古池ヶ渕に御分霊しお祀りしたと伝えられています。
社の中には二匹の白蛇が住んでおり、この白蛇は吉凶異変があると姿を現すし、信仰するものは白蛇の予知と辨財天の霊護により災いを免れ、病を癒し、富を築いたと伝えられています。
本殿の地下深くから湧く瀧の御神水は、お金を洗い清めることにより財宝が増え、病気平癒の霊水としても信仰されています。
参照:白蛇辨財天
◇大前恵比寿神社
所在地:栃木県真岡市東郷943
御祭神:恵比寿様(事代主神)、大国様(大国主神)
ご利益:金運招福、商売繁盛、健康長寿、災難厄除
どんなスポット?
鯛ではなく金色の鯉を持っている全高20mのえびす様の像で有名な神社です。
大切なものを浄めることができる「幸せの黄金釜」、えびす様の霊威が宿ったご神水「五行福銭水」、持ち上げたときの重さの感じ方で願い事が叶うかどうか分かる「おもかるコイ石」などがあります。
一番人気の「金運開運幸運守」は黄金色をしており、いかにもご利益がありそうなお守りとなっています。
参照:大前恵比寿神社
◇妙義山 中之嶽神社
所在地群馬県:甘楽郡下仁田町大字小坂1248
御祭神:日本武尊
ご利益:商売繁盛、家内安全、必勝祈願、諸災難除けなど
どんなスポット?
第二十九代欽明天皇(在位539-571年)の御代に妙形氏が社殿を建立、江戸時代には小幡藩の鎮守社とされていました。
高さ20m、重量8.5トンの日本一大きい大黒像が鎮座。小槌のかわりに剣を持つ珍しい姿を見ることができ、で病や厄、悪霊を祓い福を招くといわれています。
年に6回行われる「甲子祭」は大黒様のご利益を戴き運気が高まる日とされており、運気上昇または金運上昇の祈祷を受けられます。
授与品には大黒様のイラストが入った黄金色の貯金通帳入れや宝くじ入れ、御神木入りの金運守、また甲子園優勝の選手も愛用したとされる野球御守などがあります。
参照:妙義山 中之嶽神社
計画的にお金の管理をしましょう
夏のボーナスに夏休み、お金の出入りも活発になる7月。
また8月にはお盆休みも控えているため、家族や友人との旅行を計画しているという方も少なくないでしょう。
そんなときだからこそ、無駄な出費はしないよう、できるだけ計画的にお金の管理を行うことが重要です。
まずは吉日や凶日なども事前にしっかりチェックし、少しでもお得にこの夏を楽しめるように心がけましょう。(執筆者:FP2級 藤 なつき)
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