物価高の影響で、最近はランチのお値段が1,000円を超えることがほぼ当たり前になってきました。
と思っても生活のことを考えると、ランチに1,000円もかけてしまうのは正直もったいない! と感じている方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回ご紹介するのはあの店の味再現レシピ。
人気店の味を忠実に再現することができれば、自宅に居ながら低コストで外食に行った気分を楽しむことができます。
中でもこちらではモスチーズバーガー(モスバーガー)、韓国風フライドチキン(ネネチキン)、白いカレーうどん(酒彩蕎麦 初代)の再現レシピを紹介いたします。
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モスチーズバーガー風
まず最初にご紹介するのはハンバーガーチェーン店、モスバーガーのメニューの中でも絶大な人気を誇るモスチーズバーガー風のレシピです。
モスバーガーで直接、モスチーズバーガーを購入するとなると480円かかりますが、当レシピであれば半額以下の204円で作ることが可能です。
そしてモスチーズバーガー風を作る上で、味の決め手となるのは、中にサンドしているほんのりスパイシーな風味漂うミートソースです。
2種の香辛料(ローリエ&ナツメグ)を加えてじっくりと煮込んでいきましょう。
また、マヨネーズは市販の味付けのままで塗るよりも、生クリームと蜂蜜(※練乳でもOKです)を加えることで本家の味わいにグッと近づけることができます。
材料【2個分:1個分の材料費 204円】
<ミートソースの材料(※作りやすい分量:7食分)>
・ トマト缶 1缶
・ 合い挽きミンチ 200g
・ 玉ねぎ 1/2個
・ 人参 2/3本
・ にんにく 2片
・ はちみつ、醤油 各小さじ1
・ 塩胡椒 適量
・ コンソメ 1個
・ 生クリーム 大さじ1強
・ ローリエ 1枚
・ ナツメグ 小さじ1/2
・ マーガリン 大さじ1杯半
ミートソースの材料は作りやすい分量で調節しています。
余ったものは小分けして冷凍しておくと、その他に使用するパティ・みじん切りオニオン・特製マヨネーズなどは5~6分程度もあれば簡単に準備できるので、思い立った時にパパっと気軽にモスチーズバーガー風を作ることができます。
<その他の材料>
・ 市販のバンズ 2個
・ 冷凍パティ 2枚
・ 玉ねぎ 1/4個
・ とろけるスライスチーズ 2枚
・ マスタード 小さじ2
・ マヨネーズ 大さじ1杯半
・ 生クリーム 小さじ1
・ 蜂蜜 少々
・ サラダ油 適量
作り方
(1) まず最初にミートソースを作っていきます。
フライパンにマーガリンを熱し、みじん切りの玉ねぎ・人参・にんにく → 合い挽きミンチの順番で炒めていきます。
(2) 野菜類がしんなりし、合い挽きミンチの色が変わってきたらトマト缶・トマト缶の2/3缶程度の量のお水・コンソメ・生クリーム・醤油・蜂蜜・塩胡椒・ナツメグ・ローリエを加えて全体をしっかり混ぜ合わせ、水分を飛ばすようにして煮込んでいきます。
※大体このくらいの見た目の水分量になるまで煮込むと良いです。
(3) 器に、“その他の材料“に記載している分量のマヨネーズ・生クリーム・蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせておきます。
(5) フライパンに適量のサラダ油を熱し、冷凍パティを乗せたら両面こんがりと焼いていきます。
(6) バンズの内側にマスタードを塗ります。
(7) 下側のバンズにパティ → とろけるスライス → その他の材料に記載している分量のみじん切りの玉ねぎ(※事前に10分程度塩水に浸けて辛味を抜いておきましょう。)の順番で乗せていきます。
(8) 次に、3の生クリーム入りのマヨネーズ → ミートソース → 輪切りにスライスしたトマトを乗せてもう1つのバンズでサンドします。
(9) 器やパックの上にチーズバーガーを盛り付けて完成です。
お好みでフライドポテトを添えたり、ハンバーガー用の包み紙を使うとより本格的な見た目に仕上がります。
ポイント
今回使用した冷凍パティは業務スーパーで販売されている「グッドモーニングパティ」という商品で、1個当たりの値段はなんと39円!フライパンの上に油を熱し、片面2分ずつ加熱すればOKです。
バンズも店舗によっては業務スーパーで取り扱いがあるようですが、万が一手に入らない場合は全国のローソンで販売されているエルチキバンズを使用すると良いでしょう。
類似商品のファミチキバンズの場合、中にタルタルソースが入っているのでモスチーズバーガー風を忠実に再現したい方は何も塗られていないエルチキバンズを選ぶことをおすすめします。
ネネチキンの韓国風フライドチキン
若い女性に大人気の韓国風フライドチキン、ネネチキン!
本家ネネチキンの商品は10ピースで1,902円とお高めです。
購入するのにちょっぴり躊躇してしまうお値段ですが、自宅で作れば約1/3程度の630円で10ピース分の韓国風フライドチキンを楽しむことができます。
材料【10本分:1本当たりの材料費 63円】
<韓国チキンの下味用の材料>
・ 手羽元 10本
・ 塩胡椒 適量
・ ヨーグルト 200g
・ 中華ペースト 小さじ2強
・ おろしにんにく(チューブ) 4cm
・ おろし生姜(チューブ) 2~3cm
・ クミン、チリパウダー 小さじ1/2
<韓国チキンの衣用の材料>
・ 片栗粉、コーンスターチ 各大さじ8
・ ベーキングパウダー 小さじ2
・ 塩 大さじ1
・ 胡椒、砂糖 各小さじ1
作り方
(1) 手羽元は皮目を下にし、骨に沿って切り込みを入れておき、塩胡椒を揉み込みます。
(2) ボウルに韓国チキンの衣用の材料を加え、よく混ぜ合わせておきます。
(3) 続いて、別のボウルにヨーグルト・中華ペースト・チリパウダー・クミン・おろしにんにく・おろし生姜を加えたらよく混ぜ合わせます。
(4) 3に1の手羽元を加え、ラップをかけたら冷蔵庫に入れて半日程度寝かせます。
(5) 4のチキンをバットなどに移し、2の衣を満遍なくまぶします。
(6) 5を170度に熱した油で二度揚げし、こんがりと焼き色がついたら完成です。
ポイント
韓国風フライドチキンを再現する際、特に重要なポイントはベーキングパウダーを衣の材料としてブレンドすることです。
ベーキングパウダーを加えることでザックザク、ジャッキジャキ!のたまらない食感に仕上がります。
初代の白いカレーうどん風
SNSで大人気のインスタ映えグルメ、恵比寿にある「初代」の白いカレーうどん。
チェーン店ではないので、特に地方に住んでいる方の場合、食べたくても食べられないという方もいらっしゃることでしょう。
当レシピはそんな方にぜひ試して頂きたい一品です。
かなり個性的な見た目のカレーうどんですが、上にトッピングするじゃがいも入りホイップソースの作り方さえマスターすれば意外と簡単に作ることができます。
また、材料費は本家の値段(1,210円)の1/3程度しかかかりませんので、節約にもつながります。
材料【2人前:1人前の材料費 394円】
<カレーの材料>
・ カレールー 3個
・ 水 800ml
・ ニューコンミート 1個
・ 玉ねぎ 1/2個
・ めんつゆ、片栗粉 各大さじ2
・ 白だし 大さじ1
・ 塩胡椒、サラダ油 各適量
<うどん&ホイップソース等の材料>
・ 茹でうどん 2人分
・ 生クリーム 200ml
・ 卵白 1個分
・ じゃがいも 3個
・ 塩胡椒、黒胡椒 各適量
作り方
(1) フライパンにサラダ油を熱し、薄切りの玉ねぎをしんなりするまで炒めていきましょう。
(2) 1にニューコンミートを加え、ほぐしながらさっと炒め合わせます。
※初代ではカレールーの中に牛スジが使われています。
節約したい場合は、代わりにニューコンミートを加えることで牛スジのような風味と食感を再現することができます。
(3) 2に水を注ぎ入れ、ふつふつとしてきたら弱めの中火に切り替え、アクを取りながら4~5分程度煮込みます。
(4) 3にカレールー・めんつゆ・白だし・塩胡椒を加えます。
カレールーが溶けたら水溶き片栗粉(片栗粉 大さじ2:水 大さじ2)を加え、とろみがつくまで加熱します。
(5) 角切りにカットしたじゃがいもを耐熱性のタッパーに加え、電子レンジで3~4分程度加熱し、なめらかになるまで木べらでマッシュします。
(6) ボウルに卵白を加え、メレンゲ状になるまでしっかり泡立てましょう。
(7) 6とは別のボウルに生クリームを注ぎ入れ、ツノが立つまで泡立てます。
(8) 7に6のメレンゲ・5のじゃがいもを加え、網等を使って裏漉しします。
(9) 深めの器にパッケージの表記時間通り茹でたうどんを敷き詰め、4のカレールーをかけます。
(10) 9のカレーうどんの上にホイップソースを渦巻き状に盛り付けたら黒胡椒をトッピングして完成です。
ポイント
ホイップソースをカレーうどんの上にトッピングする際は100円均一等で売られている、絞り袋を使用することをおすすめします。
じゃがいもをブレンドしたこっくり固めな食感のホイップソースなので、口金はあえてつけない方がスムーズにトッピングしやすいです。
完成した時の感動と嬉しさは一級品
再現レシピは定番の家庭料理を作る時に比べると、少し手間も時間もかかりますが、その分完成した時の感動と嬉しさは一級品です。
外食代を節約したい方・食を通じて気分転換したい方はぜひ、一度試してください。(執筆者: 池田 莉久)
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