新生活が始まると生活リズムが整うまで、朝のお弁当準備や身支度など、今までとスケジュールが変わり時間が足りなくなります。
今回は貴重な朝の時間を有効に使える、コスパの良い「100均時短キッチングッズ」を紹介します。
※価格は全て税込みです。
ダイソー「トーストプレート」 おしゃれ&おいしさを両方ゲット
1. 目玉焼きシート、フライパンシート
100均グッズで同時に複数の料理を作るときに役立つのが、「目玉焼きシート」や「フライパンシート」です。
フライパンにシートを並べることで、複数のおかずを同時に調理できます。
調味料が他のおかずに浸食する心配がなく、目玉焼きの白身も横に流れず調理できます。
火が通るのに時間差があるおかずを同時に調理しても、シートごとサッと移動ができるので、効率的にお弁当作りができます。
ダイソーでは魚の切り身をそのまま焼ける大きめサイズや、フライパンの1/3、1/4サイズの分割シートなど、大きさや用途に合わせてサイズを選べます。
素材は紙製とアルミ製の2種類あり、ホイルの内側はシリコーン樹脂がコーティングされているので、こげつきを防くことができます。
フライパンがこげつくと洗うときに手間が掛かります。
複数のおかずを調理する場合は、フライパンを毎回洗わなければならなくなるのでおっくうに感じます。
洗い物、盛り付け、後片付けの時短と水の節約までできるので、便利なグッズです。
市販品は10枚入り200円程度しますが、100均は8〜15枚入り110円です。
アルミは電子レンジが使えないので、温め直して食べる想定であれば紙製を選びましょう。
お弁当だけでなく、朝食作りにも役立ちますよ。
2. おにぎりメーカー
≪画像元:大創産業≫
100均には「おにぎりメーカー」というグッズがあります。
手を汚さずに1度にたくさんのおにぎりを作れるので、時間だけでなく水道代、ラップ代などの消耗品代の節約にもなります。
- プラスチック製のおにぎりメーカーは2個用が110円、
- 6個用はダイソーの300円ショップ「THREEPPYスリーピー」で330円で販売しています。
市販品だと2個用が300〜500円程度、6個用は1,300〜1,600円程度するので、100均で購入するとお得です。
小さなお子様が「お手伝いしたい!」と言ったときでも、おにぎりメーカーがあればごはんをある程度冷ます必要はなく、炊飯器から直でケースに詰めることができます。
熱くてうまく握れないという心配を減りますし、手軽に作れますね。
形やサイズがキレイに作れるのも高ポイント。
小さいお子さまがいる家庭だと、兄弟同士でサイズの違いでケンカになることがあるので助かります。
複数人分のおにぎりを作る際の時短グッズとして役立ててみてください。
ダイソーにはシリコン製の「簡単おにぎりパック」というおにぎりケースもあります。
こちらは1個用ですが、握ったおにぎりをそのまま持ち運ぶことができます。
「簡単おにぎりパック」はシリコン製なので、電子レンジでの温めや冷凍ができます。
1〜2人暮らしは毎食炊飯しない方も増えており、食べたいときにすぐ食べられるように冷凍庫に作り置きをストックしておくのも良いですね。
手を汚さずに作ることができ、ラップやアルミホイルなどは使わないので、繰り返し洗って使用することでラップなど消耗品代を節約できます。
忙しい時、自炊する気力がない時用にストックしておくことで、コンビニのおにぎりを1回でも買わずに済ませることができれば、1回百数十円の出費を防げるでしょう。
市販品だと300〜600円程度するので、1個110円の100均で購入するのがお得です。
プラスチック、シリコン製のおにぎりメーカーはどちらもおにぎりに直接触らず作ることができるので、夏のお弁当が傷む季節のリスクも減らせて安心ですね。
3. レンジで使えるお椀
家族それぞれ起床時間は違うので、みんなで毎食食卓を囲むとは限りません。
温め直すだけで食べられるようにしておき、先に外出しなければならない家庭もあるでしょう。
そんな時に便利なのが「レンジで使えるお椀」です。
木彫り風や塗り椀風など、高級感がある塗り椀と大差ない見た目をしているのですが、電子レンジが使えるので、火を使わせたくないお子さまでも温め直しが簡単です。
プラスチックや樹脂製なので落としても割れにくく、陶器に比べて割れる心配がないのもうれしいポイントです。
家庭用食器洗浄機が使えるので、あと片付けが楽になるかもしれません。
料理によってはレンチンするだけで料理を完成させることもでき、ガス代・水道代の節約に役立ちます。
※電子レンジでの液体の加熱は「突沸」という現象が起きやすいので、加熱時間を短めにして様子を見ながら加熱し、ラップはピンとではなくふわっとかけるなど対策をすると安心です。
家族全員が食べ切るまで鍋を洗えないと、次に使うときにあと片付けからスタートすることになるので、負担に感じる時があります。
調理後の鍋は時間が経つと汚れが固まって落ちにくくなるので、使った後にすぐ洗ってリセットしておくことで、時間と水道代の節約につながり、効率がUPします。
市販価格は1個500〜1,000円程度しますが、ダイソーは1個110円で販売しています。
家族分そろえると価格差はさらに広がるので、100均を活用してお得にそろえてみてください。
4. 紙皿・紙コップ
毎日の食事ではあまり使うことがない紙皿・紙コップですが、大人数の来客やパーティなどでは大活躍します。
祖父母の家に孫たちが帰省するなど、器が一時的に足りなくなる時に使うことで、洗い物の手間と光熱費を減らすことができます。
お花見、BBQなどのイベントでも、帰宅後に洗い物が大量にあるのとないのとではかなり負担の大きさが違います。
適宜使い捨てできる食器を使うことで、最大限イベントを楽しめるようにしましょう。
春は桜柄のプレートなどが販売されており、テーブルを華やかにコーディネートするのに役立ちます。
一時的な人数増減のために食器を買い足すと、大きな出費になってしまうので得策ではありません。
使った後も保管場所を確保して管理しなければならなくなるので、手間が増えてしまいます。
100均なら5〜30枚110円で可愛らしいデザインの紙皿・紙コップが買うことができます。
市販品は同じ枚数で200〜500円程度するので、100均で調達した方がコスパが良いですよ。
100均にはキャラクター物の紙皿もあるので、子どもたちも喜んで使ってくれるはずです。
必要枚数や季節、個人の好みなどを考慮しながら、条件に合わせて選んでみてください。
ほんの数分の家事であっても、積もり積もれば行う側の負担は大きくなってしまいます。
貴重な時間を有効に使えるように、100均グッズを活用して役立ててみてくださいね!(執筆者:栄養士 山城 奈々)
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