これまで請求書を支払う際は現金が当たり前だった中、楽天ペイで「請求書支払い」がスタート。
先日発表された驚きのニュースに筆者も大変驚きました。
支払額の0.5%還元という点では先行していた「au PAY」も同じですが、何が違うのかまとめました。
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「au PAY」請求書支払い時のポイント還元は3月31日で終了!
≪画像元:au PAY≫
実は先行していた「au PAY」の請求書支払い時のポイント還元が2023年3月31日に廃止されると発表されました。
これまでは200円につき1ポイント付与=0.5%還元されるため、請求書支払いが多い方には重宝されていたのですが4月1日以降はあえなく対象外となってしまいました。
≪画像元:au PAY≫
ただし、4月1日以降は「たぬきの抽選会」の対象サービスとなるため、こちらでまだお得を享受できる可能性が残された点は良かったと言えるでしょう。
「たぬきの抽選会」とは、毎月5日と8日の付く日(5日、8日、15日、28日)にauPAYで200円以上の決済をすると最低1ポイント~最大3,000ポイントが当たるというキャンペーン。
現在は「たぬきの大抽選会」と称して、3月22日まで毎日抽選が行われています。
いずれにせよ、3月22日までは毎日。
4月1日以降も指定日に利用すればau PAYもお得に請求書支払いができるので、うっかり大量にチャージしてしまった方が居ても被害は少ないと言えるでしょう。
楽天ペイの「請求書払い」について
≪画像元:楽天ペイメント≫
偶然か意図的か、au PAYと入れ違うようにスタートするのが「楽天ペイ(請求書払い)」です。
ただ楽天ペイを利用するだけでは還元はありませんが、楽天のいくつかのサービスを掛け合わせることでお得度が一気に上がるのです。
お得その(1) 期間限定ポイントが使える(仮)
いきなり仮の情報で恐縮ですが、期間限定ポイントが使えたらお得度は上がります。
楽天はさまざまなアプリや広告利用で期間限定ポイントを簡単に手に入れる事ができるため、筆者も毎日コツコツと10ポイント以上を貯め続けています。
これらの期間限定ポイント、楽天市場や街のお買い物で利用するくらいしか選択肢がなかったため消化すべく無駄な買い物をしたことがある方も居るでしょう。
しかし請求書支払いで使えればかなりお得なので、可否が分かる4月17日が楽しみです。
お得その(2) 「楽天カード」 → 「楽天キャッシュ」にチャージして支払えば0.5%還元!
請求書支払いでは楽天ポイントだけでなく、楽天キャッシュでの支払いも可能とされています。
楽天キャッシュとは楽天サービス内で使えるオンライン上の電子マネーですが、楽天カードからのチャージで0.5%還元を受ける事ができる=楽天ペイで支払えば、請求書払いが0.5%還元!という仕組みなのです。
ここまでの情報でもau PAYと同等以上のお得さですが、この楽天キャッシュを工夫する事で還元率がさらに上がるので、次の項目で紹介します。
楽天キャッシュの還元率が上がるカラクリ
1. ファミマTカード → ファミペイ :+0.5%
2. 0と5のつく日にファミリーマートで楽天ギフトカードを購入 :+1.5%
3. 楽天ギフトカードはファミペイで購入 :+0.5%
4. 楽天ギフトカードを楽天キャッシュにチャージ → 2.5%還元で請求書払い!
≪画像元:ファミリーマート≫
楽天ペイの還元率を上げるのに必須なのが「ファミペイ」です。
ファミリーマート発の電子マネーで、ファミリーマート以外でも使えるのですが独自のキャンペーンが多い事が魅力で、過去に筆者も何度も解説してきましたが、今回もあらためて紹介いたします。
ファミペイチャージについて
まず「ファミマTカード」というクレジットカードからのチャージで、チャージ額の0.5%還元を受けられます。
その他のJCBカードからもチャージは出来ますが、月間チャージ上限が2万円設定であったり、カードによってはチャージをしてもポイント付与がされないなどの報告もあるため、筆者はファミマTカードをお勧めします。
(3) 楽天ギフトカードについて
≪画像元:ファミリーマート≫
POSAカード(ポサカード)と呼ばれる、プリペイドカードでレジで指定金額をチャージする事ができるものですがファミリーマートでは0と5のつく日にPOSAカードを購入すると、普段還元される0.5%に加えてさらに1.5%の期間限定ファミペイボーナスが付与されます。
ここで「楽天ギフトカード」を購入すると、0.5+1.5=2.0%還元となるのです。
※POSAカードキャンペーンは付与上限3,000ポイント/月
(1) ~ (3) を達成する事で、楽天キャッシュを2.5%で必要な額チャージする事ができるので、ここまで準備して楽天ペイ請求書払いをすることで2.5%もお得に、納税などができるのです。
楽天キャッシュの利用上限
≪画像元:楽天キャッシュ≫
ここまでお得度の追求ばかりしてきましたが、楽天キャッシュのチャージ上限は50万円/月であり、1日当たりの利用上限も10万円とされています。(1か月合計100万円まで)
人によって請求書で支払うべき金額が異なるため、場合によってはこのお得ルートがそもそも使えない可能性も加味して、まずはご自身の状況を確認、そして対象となるようであればご自分でできるルートを使ってお得に支払いを行うようにしましょう。
早めに情報をキャッチ
電子マネーの普及により、日々のお買い物などはずいぶん楽になりお得になりました。
普段使いする利用者が増えたからこそ、こうして納税や請求書払いといった公共的なサービスにも選択肢として電子マネーが採用されるようになったのだと思いますが、まだまだ認知度は低いはず。
早めに情報をキャッチして、「支払わなければならないもの」をお得に済ませましょう。(執筆者: 遠藤 記央)
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