家計にとっては苦しい「値上げラッシュ」が、2月に再来しました。
値上げのことを考えると家計も気持ちも辛くなりますが、対策を練るには、まず値上げを知ることが大切です。
今回は、2023年2月より値上げする食料品・日用品をまとめました。
合わせて、筆者が考えた値上げのダメージを抑える「3つの対策」を紹介します。
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2023年2月・3月値上げするもの
2月、3月より値上げする食料品・日用品をまとめました。
【食料品】
・永谷園（ふりかけ・お茶漬け等）:2/1納品分～
・カゴメ（トマト加工品等）:2/1納品分～
・ニップン（パスタ・パスタソース等）:2/1納品分～
・日清製粉ウェルナ（冷凍食品・パスタソース等）:2/1納品分～
※パン粉製品・パスタ製品等は1/4納品分より値上げを実施
・ニチレイ（家庭用冷凍食ほぼ全品）:2/1納品分～
・山崎製パン（ランチパック3種）:2/1出荷分～
※薄皮シリーズ7品は1/1出荷分より値上げを実施
・マルハニチロ（すり身・カップゼリー等）:2/1納品分～
・ブルドッグソース/イカリソース（家庭用ソース類）:2/1納品分～
・キッコーマン（業務用しょうゆ・発酵うまみ調味料）:2/1納品分～
【お菓子・アイスクリーム】
・江崎グリコ（チョコ菓子・冷菓等）:2/1出荷分～
・ジャパンフリトレー（ドリトス・マイクポップコーン等）:2/6～
※価格改定と合わせて、賞味期限の延長と、表示を「年月日→年月」へ変更
【飲料】
・雪印メグミルク（乳飲料・野菜・果実飲料・デザート等）:2/1出荷分～
・アサヒ飲料（モンスター各種）:2/1出荷分
【酒類】
・メルシャン（国産・輸入ワイン等）:2/1出荷分～
・マンズワイン（調理用ワイン・ワイン風調味料）:2/1納品分～
【日用品】
・日本製紙クレシア（トイレットペーパー・ペーパータオル等）:2/1出荷分～
※大王製紙・王子ネピアは1月に価格引き上げを実施
値上げから家計を防衛する対策3選
2月に入り、メーカー各社が価格改定を行っています。
値上げは今月だけにとどまらず、2月・3月に価格引き上げ予定しているものも多数あります。
今後も家計防衛するには、工夫や対策が必要不可欠です。
家計へのダメージを減らすため、筆者は以下3つの対策を考えました。
【対策1】高くなる前に買っておく
値上げするよりも早く買っておくことも、家計を守る有効な手段です。
各メーカーの価格改定日は分かっていますので、値上げ前に先手を打って購入すれば、価格引き上げによる出費増は回避できます。
【対策2】プライベートブランドを選ぶ
早く買っておくにしても、値上げ分をカバーできるのは一時的です。
今後も食費を抑えるには、ナショナルブランド(NB)からプライベートブランド（PB）への切り替えも重要。
プライベートブランドの商品は、製造・流通コストをカットしている分、大手メーカーの商品よりも1～2割ほど安く購入できます。
【対策3】キャンペーンを活用してポイントを貯める
スーパーやドラッグストアで実施中のキャンペーン情報も、抜かりなくチェックしましょう。
ポイント還元や付与率アップなどのキャンペーンや各種クーポンを利用すれば、値上げ分のカバーすることが可能です。
2月は値上げも多いが、お得なキャンペーンも充実
どうしても値上げに注目が集まりますが、2月はお得なキャンペーンも多くあります。
参考までに、2023年2月に実施中のキャンペーンをまとめました。
・ auPAY×OK（オーケー）:コード払いでPontaポイント4倍（3/31まで）
・ PayPay:1等最大全額戻ってくる「PayPayジャンボ」（2/15～4/16まで）
・ d払い×街のお店:抽選で「最大全額還元」（2/28まで）
・ 楽天ポイント×西友・リヴィン・サニー：9日間限定で楽天ポイント増量
このように、2月はポイントアップ・還元企画が充実しています。
キャンペーンによって詳細が異なりますので、買い物前に確認しておくとポイントの取りこぼしを防げます。
早めの購入やプライベートブランドへ乗り換えも検討しつつ、お得なキャンペーンもチェックして、2月以降続く値上げラッシュに対抗しましょう。（執筆者： 三木 千奈）
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