ダイソーのキッチン用品の中でも、比較的高価格帯の製品が多い鍋のカテゴリ。
さらにその中でも、ステンレス製の両手鍋があることをご存じでしょうか。
今回は、ダイソーのステンレス卓上鍋について、詳細や使用レビュー、お得度などをご紹介いたします。
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ダイソーステンレス卓上鍋23cm(税込み770円)
サイズは満水容量2.2L、直径23cmです。
筆者が計測したところ、底面からふちまでの高さは約6.5cmでした。
材質はステンレス鋼(クロム14%、ニッケル1%)。
ステンレスの中ではクロムとニッケルの割合が小さく、ステンレスの中では比較的さびに弱い材質のようです。
底の厚さ0.3mmと記載があります。
付属のフタは強化ガラスです。
重さは筆者が家庭用はかりで計測したところ、本体が約271g、ふたを合わせると約735gとなりました。
本体はかなり軽い製品と言えます。
ダイソーネットストアによると、こちらの製品は20cmのバリエーションも販売されているようです。
筆者宅の近隣店舗では、23cmの製品のみが確認できました。
使用方法は直火のみOK。
電子レンジ・オーブン・IHは不可となっていますのでご注意ください。
底面はこのような様子。
円柱型ではなく、円錐台の形をしています。
底に向かって鍋肌が傾斜している形です。
使ってみた
軽さが際立つ製品です。
持ち手まで金属のため、使用中は持ち手が熱くなるのでご使用の際は注意ください。
一般的にステンレスの鍋の代表的な注意点として、以下の2点があげられます。
- 異種金属と触れたままにしない
- 中身を入れたまま保存しない
こちらの製品も使用上の注意・保管方法の中に、「異種金属と接触した状態で保管しないでください」「鍋の中に長時間料理を保存しないでください。」と記載があります。
また揚げ物にも使用できません。
こちらの鍋を使い、汁物を作ってみました。
塩分の入った汁物のあとひと晩洗わずに置いてみると、翌朝小さな傷が。
ステンレスはさびにくい反面、使ったあとはすぐに洗って水分をふかなければ、さびやすい状態になってしまう特性があります。
ステンレス素材の腐食による傷は、ごく小さなものであれば問題ないようですが、大きく腐食してしまった場合は使用を中止するのがよいでしょう。
とはいえこれが腐食だとすると、やはりきちんとした手入れが必要な鍋だということがわかりますね。というわけで、使ったあとはなるべくすみやかに洗うべし!
というタイプの筆者としては、ややメンテナンスに手がかかる印象です
アウトドアで使ってみた!
ここからは用途を少し離れるのですが、こちらの製品をアウトドアで使ってみました。
「鍋底より大きな火は不可」とあるので、コントロールできない焚き火は基本的には用途外となるのですが、今回は自己責任で注意しながら屋外で使用したところ、問題なく使用できました。
持ち手まで金属であるため、持ち手が焦げたり、とけて変形したりする不安もありません。
焚き火のすすは材質や製品によってはかなり落ちにくいものもあるのですが、こちらの鍋は1度の洗いでかなり落ちました。
さらにアウトドアでの使用の上での大きな魅力として、比較的軽いことがあげられそうです。
お得感はどう?
ステンレスの鍋の価格を調査してみたところ、大手量販店のPB品を調査してみたところ、直径24cmの両手鍋が税込み2490円でした。
また筆者が近隣の他社100円ショップにて調査をしたところ、同じく両手鍋は税込み770円のものがほとんどでした。
さらに他社100円ショップで販売されていた商品の多くはこちらの製品より小さい、直径18~20cmの製品でした。
ダイソーが、ステンレス製両手鍋の底値と言っても良さそうです。
わずかにダイソー製品の方が大きめであることもメリットと言えるでしょう。
●まとめ
ダイソー製品のステンレス卓上鍋はコスパよし。
経年劣化は使用してみての様子見ですが、使用感はまずまず問題ありません。
さらに軽くて使いやすく、アウトドアにもおすすめ。
ステンレス特有の注意点こそあるものの、使いやすい製品と言えます。
またダイソー製品の中でも、ステンレス製品はコスパの良いものが多く、ねらい目アイテムです。ぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
情報は調査時のものであり、内容やデザインなどが変更となっている場合があります。
なお店舗により取扱の内容は異なりますので、お求めの際には事前にご確認ください。
また取扱説明をよくご確認いただき、注意してご使用いただけますようお願い申し上げます。(執筆者: 新木 みのる)
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