冬休みが近くなり、免許の取得を考えている人も多いのではないでしょうか。
教習所によっても大きく変わってきますが、運転免許を普通に取得しようと思うと、入校から卒業までに20万円台後半~35万円前後の費用がかかります。
運転免許取得にかかる費用が高い地域の方は、10万円代後半や20万円前半で免許の取得が可能な「合宿免許」を検討してみてはいかがでしょうか。
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運転免許の「合宿免許」とは
「合宿免許」とは、「宿泊しながら短期間に集中して運転免許を取得する」ことで、居住地域とは別の地域にある合宿所で寝泊りし、提携している教習所へ通うというイメージです。
ただ最近では、「合宿免許」の事業所がたくさんできていて、宿泊場所がホテルだったりペンション並みにキレイなところだったりするケースも少なくありません。
費用を抑えようと思えば、教習所に併設されている合宿所を選択できるなど、昔とは違ってカスタマイズの幅が増えています。
運転免許を安く取るなら時期をズラす
冬休みや春休みに運転免許証を取得する人が多いため、実施会社によっても変わりますが、12月中旬頃からジワジワと価格が上がりはじめ、1~3月下旬までどんどん価格が上がります。
だいたい12月あたま頃とピーク時では5~9万ほど差が出るため、運転免許を安く取得したい人は、時期をズラすのがおすすめです。
たとえば、4月以降7月ぐらいまでは安いことが多いですし、10~12月も割安。
ただ、この期間に免許を取得するとなると進学や就職に差し支える人も多いため、12月中旬から3月ぐらいまでで安い日を選択するケースが多いです。
早めにチェックして対象日に予約
「合宿免許」は旅行会社と提携していることが多いため、指定されている対象日に入校することで、料金が高くなる12月下旬以降~1月、もしくは3月下旬頃でも安く取得できる可能性があります。
予約は埋まるとなると一気に埋まるので、できるだけ料金を抑えながら希望日までに予約を取りたい場合には、3か月から半年ぐらい前から予約しておくのがおすすめです。
東日本なら1~2月も狙い目
東北や北陸などを中心に、雪が降るなど寒くなる地域では、1~2月でも20万円前後で免許を取得できる教習所もあります。
雪が好きな人や寒さに強い人にとっては、かなりお得なプランになりそうです。
ただし、荒天などで入校や卒業が難しくなるケースもあるかもしれないため、そのときはどういう扱いになるのか確認しておくといいかもしれません。
県内での合宿が可能なケースも
合宿免許は、「自分の居住地域以外で取ること」や「合宿すること」が基本ですが、お住まいと同じ地域でも受け入れ態勢が整っていれば入校できます。
この場合も「合宿」しながら教習所に通うことになるので注意してください。
ただ、例外もあるかもしれませんので、事前に確認や相談をするのがおすすめです。
交通費が出るケースもあるので確認を
お住まいの地域から県をいくつかまたいだ地域で合宿する場合には、交通費が出ることもあります。
公共交通機関を利用した場合の料金がほぼ全額出ることもあるので、必ず確認してください。
宿泊施設はピンキリ
合宿場所となる施設には、下記のように大きくわけて3種類あり、3食付きから食事なしまでさまざま。
だいたい14日以上は滞在することになるので、最低でも事前に下記のことをチェックしながら教習所を選びましょう。
・ どのような施設なのか
・ お風呂やトイレはどうなっているのか
・ 教習所まで行くための手段や必要な時間
・ 食事の有無
など
同じ種類の宿泊施設でも内容が違うので、下記で紹介します。
教習所の敷地内にある合宿施設
料金が安いことが多い「教習所の敷地内にある合宿施設」では、お風呂やトイレが共同で築年数が古いことも少なくありません。
ただ最近では、リノベーションをしてキレイにしているところやペンション風などオシャレな見た目にこだわった合宿所もあります。
ホテル
ホテルもピンキリなので、どういったホテルなのかチェックしておきましょう。
関東方面では、温泉や食事が人気のホテルを採用している「合宿免許」もあります。
1人部屋にすると金額が上がり、相部屋にすると割安になることもありますし、部屋のグレードで価格が変わることもあるので要チェックです。
マンション
こちらもホテルと同じで、部屋のグレードや1部屋に入る人数によって価格が変わることが一般的と言えます。
普通のマンションと違うのは、食事付も選べるということ。
ただ、マンションタイプの場合はミニキッチンなどが付いているので、金額によっては自炊するというのも節約する手段のひとつです。
キャンセル規定もチェックして
人生、何が起こるかわかりません。
何日前までキャンセルがOKなのか、新型コロナに感染した場合はどのような扱いになるのかを確認しておいてください。
キャッシュバックや景品もチェック
キャッシュバック5,000円や紹介割引1万円などのほかに、教習所のある地域の特産物を景品でもらえる場合もあるので、こちらも事前にチェックするのがおすすめです。
合宿免許を申し込みたい場合
合宿免許を申し込みたい場合は、コンビニに置いてある「合宿免許」のチラシやインターネット検索から、「合宿免許」を扱う企業をみつけて問い合わすことになります。
ここでは、「合宿免許」を取り扱っているサイトを3つ紹介しますので、検討するときの参考や比較にしていただければ幸いです。
合宿免許WAO!!
≪画像元:合宿免許WAO!!≫
行きたい教習所を選ぶと、入校できる日にちや予約状況、料金などがカレンダーでチェックできます。
半年先ぐらいまで見えるので、「いつが安いか」料金の比較をしながら、自身の予定と照らし合わせて予約が取れるのが嬉しいポイントです。
合宿免許DREAM
≪画像元:合宿免許DREAM≫
キャンペーン情報のほか、特集や企画、目的から探すなど、こだわりの検索ができるのが特徴です。
たとえば、「お風呂・トイレが各室にある教習所」や「カップルで通える合宿免許」なども探せます。
免許合宿の日本合宿免許予約センター
≪画像元:免許合宿の日本合宿免許予約センター≫
対象の入校日に入校できれば、AT限定なら16万5,000円や20万前後など、かなり安い金額で運転免許が取得できます。
ゆっくり1人で過ごしたい人の「シングルプラン」や料金を抑えたい人におすすめの「グループOKプラン」などもあり、取得できる免許の種類や料金が見やすいのも特徴です。
親戚宅など滞在がOKな場所も探してみて
≪画像元:株式会社 荻窪自動車学校≫
「合宿免許」でなくても、滞在可能な親戚宅があれば、その近くに安い教習所がないか探してみましょう。
地方では30~35万前後かかるところが多いですが、東京や埼玉では30万円を切る教習所も多く、地方よりも、東京や埼玉など関東圏のほうが安く免許書を取得できそうです。
なかには「株式会社 荻窪自動車学校」のように、期間限定で普段よりも安く運転免許が取得できるような教習所もあります。
少しでも安く運転免許を取るために
いまの時期からは、運転免許を取得する人も増えて割高にはなりますが、この時期しか教習所に通えないという人も多いはず。
その場合には、料金が安くなる対象日に入校したり、東北や北陸などの合宿所を検討したりしてみてはいかがでしょうか。
どちらにしても早めの予約がおすすめです。(執筆者: 山内 良子)
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