全国旅行支援の年内利用が12月27日泊までと発表されました。
年明けには20%になるため、圧倒的にお得な制度は年内で終了です。
筆者は10月から全国旅行支援を利用し、地域クーポン券の利用方法にも慣れてきました。
来年、令和5年以降の変更点をまとめるほか、お金がかかりがちな旅行中でも、節約しつつ楽しめるワザを6通り紹介します。
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全国旅行支援の対象期間は年内「12月27日宿泊分」まで
≪画像元:観光庁(pdf)≫
全国旅行支援で、年内の対象期間は、12月27日宿泊分、28日チェックアウト分までと発表されました。
また、「年明け以降」も観光需要喚起策を実施していくと同時発表されています。
ただ、年明け以降は制度を一部変更して実施します。
全国旅行支援が年明けも実施予定ではあるものの、令和5年以降は割引率が下がることがわかっています。
全国旅行支援を利用するなら年内がチャンス?
≪画像元:楽天トラベル≫
観光庁の発表で、年明け以降の観光需要喚起策では以下のとおりになるとありました。
・ 割引率は20%に
・ 割引上限額は交通付旅行商品1泊あたり5,000円、上記以外は3,000円に
・ クーポン券は平日2,000円、休日1,000円に
例を出すと、以下のようになります。
1人6,000円、平日、宿泊のみの人
これまで:40%割引で3,600円、地域クーポン3,000円
→実質600円で宿泊できていた計算
令和5年以降の施策:20%割引で4,800円、地域クーポン2,000円
→実質2,800円で宿泊できる計算
これまでの割引率が驚くほどよかったものの、令和5年以降の施策でも、上の条件で1人6,000円のところ、実質2,800円で宿泊できるわけです。
半額以上割引で泊まれるためお得です。
来年以降の開始時期は「感染状況の動向を踏まえつつ、別途発表」なのでいつから開始されるかは決まっていません。
また、原則、地域クーポンはアプリを利用していくとも発表しているため、大きな制度変更が予想されています。
旅行したいと考えている人は40%還元になっている今年中を狙ってみましょう。
楽天トラベルでの現在の状況
≪画像元:楽天トラベル≫
楽天トラベルでは、12月3日時点で、一部の自治体で終了になっていますが、割引クーポンが再開している自治体も多いです。
首都圏では、埼玉県、千葉県は割引クーポンがあり、東京都、神奈川県はクーポンなしでした。
一時的に終了した都道府県でも、キャンセル、追加予算などで随時再開する可能性もあります。
「終了している場合でも、開始前予約の「割引申請」のみ受け付けている場合があります」と書いてあり、21日以降の宿泊の「予約」をしておき、後で割引申請できることもありそうです。
全国旅行支援をどう利用するとお得か
筆者は何度か全国旅行支援を利用し、体験してみました。
意外とお金がかかりがちな旅行中。節約ライターの筆者は、どうすると、現地で上手に利用できるか考えました。
40%から20%になったとしても、テクニックを利用していけば、お得に旅行できそうです。
筆者が住む愛知県内での例を出して説明します。
1. (地域クーポン利用法)ドラッグストア・スーパーを利用する
愛知県では、愛知県の全国旅行支援の場合、チェックアウト日の23時59分までに地域クーポンを利用しなくてはいけません。
無駄買いしないためにも、「どの店舗で利用できるか」は把握しておけるとよいでしょう。
愛知県「いいじゃん、あいち旅キャンペーン」では、ツルハドラッグ、マツモトキヨシ、V・ドラッグ、アマノといったドラッグストアが対象です。また、スーパーマーケットの成城石井が対象です。
もちろん、おみやげを購入するためにキヨスクなどで地域クーポンを利用することもできるのですが、最後に余った時に、ドラッグストアやスーパーマーケットで買えると端数分も使えて便利です。
2. (地域クーポン利用法)楽天ポイントやdポイントなどポイントカードと併用する
地域クーポンを利用してお買物をして、「ポイントがもらえる」場合があります。
・ ツルハドラッグ → 楽天ポイント
・ マツモトキヨシ → dポイント
・ エディオン → Tカード、dポイント、楽天ポイント
・ ビックカメラ → ビックポイントのほか、楽天ポイント、Pontaポイント、dポイント
楽天ポイントやdポイントなどが「たまる」店舗だと、ポイントカード提示して、クーポン払いでポイントがもらえます。
3. (地域クーポン利用法)株主優待と併用する
≪画像元:JR名古屋タカシマヤ≫
優待族は、保有する株主優待が使えると、メリットを感じられます。
例えば、愛知県の全国旅行支援では、ジェイアール名古屋タカシマヤでも地域クーポンが使えるようになりました。
筆者は、株式会社高島屋(8233)の10%割引になる株主優待カードを持っているため、店頭で10%オフにでき、レシートとクーポンを窓口持参することで利用分を返金してもらえます。
この方法で、デパ地下スイーツを買う時、株主優待で割引してもらい、かつ、地域クーポンで返金してもらうこともできます。
4. (ラテマネー節約)ローソンお試し引換券
≪画像元:ローソン≫
外出中にのどがかわいた時、ラテマネーが節約できると、細かい金額の節約ができます。
例えば、ローソンのお試し引換券では、12月14日にマチカフェのホットコーヒーMサイズが90ポイントで交換できます。
dポイント、Pontaポイントがあれば、ポイントでコーヒーと交換できます。
5. (ラテマネー節約)Coke ONコカ・コーラ社製品のバーコードスキャンでスタンプGET!
≪執筆者撮影≫
Coke ONでは、現在、コカ・コーラ社製品のバーコードスキャンでスタンプGET!を実施しています。
12月18日まで毎日スタンプが1個ずつたまり、15個のスタンプで1枚分のドリンクチケットになります。
筆者は今回のキャンペーンでドリンクチケットがたまったので、おでかけ先でのどがかわいたら交換してラテマネー代を節約しようと考えています。
6. (現地のおみやげ代など)さとふる・ふるさと納税でPayPay商品券を併用する
≪画像元:さとふる≫
旅行中はおみやげ代などがかかりがちです。
その時、地域で利用できるなら「PayPay商品券」を利用してみましょう。
これは、さとふるで選べる、ふるさと納税返礼品です。
1万円で3,000円分のPayPay商品券がもらえ、加盟店で利用できます。
11月29日に栃木県日光市のPayPay商品券を受け取れるようになり、飲食店やおみやげもの店で利用できることがわかっています。
12月5日に北海道小樽市、北海道釧路町、三重県伊勢市、京都府亀岡市、京都府京丹後市、福岡県朝倉市と、順次、受け取れる自治体が増え、全国に広がっていくのではと期待されています。
12月中、ふるさと納税の枠がまだあるという方は、PayPay商品券にしておき、現地で利用できるならお得です。
寄付申込日から180日の有効期限があるので、全国旅行支援に限らず期間中に対象自治体に遊びにいけるようなら利用価値があります。
年内の旅行予約をしてお得に旅を楽しんで
全国旅行支援で、40%割引の制度が楽しめるのは12月27日宿泊まで。
計算してみると、令和5年、20%割引になってもお得なことに間違いはないですが、これまでの制度の40%割引のお得さで味わいたいなら、早めに予約しておかなくてはいけません。
旅行中は何かとお金がかかりがちですが、おでかけ先でのお得な方法をいくつか知っていると無駄なお金を使わずに旅行も楽しめます。(執筆者:節約生活スペシャリスト 谷口 久美子)
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