焼き鳥を買ったときに無料でもらえる「たれ」が冷蔵庫に余っていないでしょうか。
1回分ずつの個包装は、捨てるにはもったいないけれど、使うには少なすぎるため使う機会がなく冷蔵庫にたまりがちです。
今回はボトルではなく「個包装の焼き鳥のたれ」で作れる節約レシピと、アイデアを紹介します。
無料でもらえる貴重な調味料を、余すことなく使い切りましょう。
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1. いちばん簡単!「カレーの隠し味」
冷蔵庫に大量のたれがたまっていたら、カレーを作るときに一気に消費しましょう。
家庭で作るカレーには、家庭ごとに隠し味があります。
一般的には、焼き肉のたれやソース、甘いカレーが好きならばケチャップやハチミツやりんごが使われます。
いつもの隠し味の代わりに、焼き鳥のたれを入れます。
量は、10皿分ならば5袋程度入れます(1袋7mlと想定)。
量は味見をしながら調整してください。
いつものカレーが和風になり、香ばしい香りがプラスされます。
焼き鳥のたれを入れる日は、カレールーを少なめにしてサラっとしたカレーにすると、和風カレーのように仕上がります。
ハチミツ入りのタレはよく煮込んで
焼き鳥のたれにハチミツが入っていることがあります。
その場合は、焼き鳥のたれはカレールーを入れる前に入れて十分に煮込みます。
なぜならば、カレールーを入れた後に焼き鳥のたれをいれてしまうと、ハチミツに含まれている酵素がカレールーのとろみをなくしてしまうからです。
また、ハチミツが含まれている焼き鳥のたれを使うときには、1歳未満には与えないように気をつけましょう。
2. マンネリ脱出「ハンバーグのソース」
焼き鳥のたれのレシピで必ず登場するものが、「鶏モモ肉のソテーのソース」です。
たしかに鶏モモ肉を焼き肉のたれで焼けば、「大きな焼き鳥」になります。
しかし、大きな焼き鳥を作るためには、かなりの量の焼き鳥のたれが必要です。
余った個包装の焼き鳥のたれで作るときには、ハンバーグのソースがおすすめです。
ハンバーグ種は、いつも通り作ります。
焼くときに、水で薄めた焼き鳥のたれを入れて蒸し焼きにします。
たれの量は、ハンバーグ1個当たり1袋程度です。
1袋を150ml程度の水で薄めて、使います。
甘めの味付けが好きならば、みりんを足します。
蒸し焼きにすることで中までしっかりと火が通り、照り焼きハンバーグのような香りと味をつけることができます。
ポイントは、ソースが濃くなってハンバーグに焼き付くまでしっかりと焼くことです。
水分が蒸発して味が濃くなったたれが、ハンバーグにまんべんなくまとわりついたら完成です。
醤油やみりんで作る照り焼きソースよりも、焼き鳥独特の香ばしい味がします。
筆者は、余っている焼き鳥のたれの袋数に合わせて「焼き鳥のたれで味付けをしたハンバーグ」と「ケチャップで食べるハンバーグ」の2種類を作ります。
焼き鳥のたれを消費できるだけでなく、簡単に2パターンの味が楽しめるおすすめのアイデアです。
3. おつまみや弁当に「卵焼きの味付け」
焼き鳥のたれが少ししか余っていないときには、卵焼きの味付けに使いましょう。
卵1個に1袋入れれば、しっかりとした味付けになります。卵2個に1袋でもおいしく食べることができます。
作り方は簡単です。
卵を溶いたら焼き鳥のたれを入れて焼くだけです。
醤油や砂糖は焼き鳥のたれに入っているため、1袋でバランスの良い味付けできます。
焼き鳥のたれを入れた卵焼きは、おつまみにもおすすめです。
たれに入っている香料が居酒屋の香りを思い出させます。
お弁当に入れてもおいしいですが、たれの色が出てしまうことが難点です。
卵焼きの隣にブロッコリーやミニトマトのような色鮮やかな食材を配置すると、くすんだ色が目立たなくなります。
4. 年始に活躍「餅の磯辺焼き」
焼き鳥のたれは、焼き鳥を買ったときにもらうだけではありません。
これからの時期は、クリスマスに大量にもらいます。
毎年、筆者はクリスマスのチキンは焼き鳥チェーン店で注文しています。
毎年、大きな鶏モモ肉のチキンと一緒に大量の焼き鳥のたれが袋に入っています。
年末年始は、来客も多いためチキンや焼き鳥を買う機会も増えます。
年末にもらった焼き鳥のたれは、ぜひ年始のために保存しておきましょう。
年が明けると、毎年頭を悩ますことが「餅の消費」です。
今年の年始は、焼き鳥のたれを使って磯辺焼きを作ってみてください。
作り方は、醤油と砂糖の代わりに焼き鳥のたれを使い、海苔で巻くだけです。
たれの量は、餅1個あたり1袋程度です。
子どものおやつだった餅が、大人向けの軽食になります。
ポイントは海苔です。
焼き鳥のたれは甘くないため、海苔がないと物足りないです。
海苔がないときには、焼き鳥のたれに砂糖を加えて甘みを足した方がいいでしょう。
無料の付属品に目を向けてみよう
寿司についてくる醤油やわさび、ケーキについてくる保冷剤など「無料でもらえるもの」は「タダだから」と思ってしまい、「もったいない」という感覚がわきにくいかもしれません。
しかし節約の心は「もったいない」から生まれます。
世界情勢が変わり「無料でもらえるもの」が、いつ有料になるかわからない時代です。
捨てる前に「これが有料になったらいくらになるか」と考えてみると、「もったいない」と思えるものは意外と多いのではないでしょうか。(執筆者:美大卒 式部 順子)
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