メルカリで商品を売るためには、取引終了時の「評価」で「残念だった」をつけられないようにすることが重要です。
商品を購入する際に出品者の評価を気にするユーザーは多く、たとえ一つでも残念だったという評価がついていると、購入をやめてしまうという人もいるほどです。
この評価は、出品した商品の問題の他にも、思わぬところで残念だったとされてしまう場合もあるため、取引の際には細かなところまで注意しなければなりません。
さらにこの評価は出品した場合だけでなく、購入した際にもつけられますので、購入した側だからといって手を抜いたり横柄な取引をすると、結果として自分の商品を売りにくくしてしまう可能性もあるので注意が必要です。
では、残念だったという評価をつけられないように気をつけなければならない、ちょっとしたポイントとは一体どのようなものなのでしょうか。
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1:最初の挨拶を忘れない
メルカリは個人対個人の取引が基本となります。
そこをしっかり認識していないと、つい業者とのやりとりのような「コミュニケーション」をとってしまい、その態度について残念と評価されてしまうこともあります。
例えば商品を購入した時、あるいは購入された時に、まずはきちんと「ありがとうございました」と挨拶を送るのがマナーです。
これをしないと、その後メッセージのやりとりがないまま取引が完了してしまうこともあり、そうなると相手によっては「メッセージのやりとりがなかった」ことを理由に、残念だったという評価がされてしまう場合もあります。
2:出品時も購入時も返信は素早く
同様に、メッセージのやりとりで評価を下げてしまうことはよくありますので、返信のスピードにも注意してください。
特に出品者側の場合、購入者からメッセージが来たのになかなか返事をしないと、相手に不安を与えてしまいます。
購入者が返信がないことに不安を感じてしまうと、そのことが残念だったという評価につながってしまうこともあるのです。
すぐに返信した方が良いのは出品者側だけでなく、購入した場合も同様です。
メルカリでのメッセージはできるだけ即返信しておいた方が安全といえるでしょう。
さらにメッセージのやりとりの「口調」が雑な場合も、残念な評価をつけられてしまうこともありますので注意しましょう。
メルカリのメッセージでは、丁寧な言葉使いでやりとりするのが基本です。
3:支払いはできるだけ素早く
支払いの遅さに関しても評価につながる原因になりかねません。
メルペイやクレジットカードを使って即支払う場合は問題ありませんが、コンビニ払いで購入した場合、支払うまでは取引が正式には確定しません。
そのため出品者としてはコンビニ払いを選択したのになかなか支払いを済ませてくれないと、本当に購入してくれるのか不安になってしまいます。
支払い方法でコンビニ払いを選択した場合は、いつまでに支払いを済ませますとはっきり支払い予定日をメッセージで伝えておきましょう。
それをせずに長い時間放置しておくと、取引が終わった後に残念だったという評価をつけられてしまうかもしれません。
4:発送は予定通りに
出品者側の場合発送するまでの時間にも注意するべきです。
メルカリでは発送予定日をあらかじめ設定していますので、当然ながらその予定日までに発送を済ませる必要があります。
しかし急な仕事や用事が入ってしまったり、あるいは天候が悪かったりという理由で発送を遅らせてしまう出品者も少なからずいます。
もし発送予定日を超えてしまった場合は、最低限でも事前に遅れる予定であることと、遅れてしまったことに対して謝罪しておくべきでしょう。
それでも相手によっては、残念だった評価をつけられてしまうかもしれません。
メルカリの取引で出品時に設定した発送予定日は、必ず遵守できるように心がけましょう。
5:商品をできるだけきれいにしてから発送する
筆者はメルカリで服を購入する機会が多いのですが、気になるのが服に糸くずなどのゴミがついていたり、思ったよりも多いのがカビ臭かったりすることです。
糸くずやペットの毛などがついていることは決して珍しくなく、コロコロなどでとれるゴミや汚れは購入してからとれば問題ないのですが、できるだけ発送する前にきれいにしておきましょう。
湿気の多い部屋においてあった服などもその部屋で生活している本人は気づかないのですが、購入者にとってはタバコやペットの匂いと同じように不快なものですし、カビの匂いは洗濯してもとれないことが多いので困ります。
このようなゴミやカビがついている商品を送ってしまうと、残念だったという評価をつけられてしまうかもしれません。
6:心配な時は評価前にメッセージで連絡を
もし発送してから何らかの理由で残念な評価をつけられてしまうかもしれないと不安になった時は、相手が評価をつける前に取引メッセージで、
「商品は無事に到着しましたでしょうか」
「無事商品が到着しました、ありがとうございました」
などのメッセージを送ってみると良いでしょう。
評価前にメッセージを送っておけば、万一何かのトラブルがあった場合でも、評価をする前にメッセージを使って解決できたり、何らかのすれ違いや勘違いがあった時でも、誤解が解ける場合もあります。
残念だったという評価のうちのいくらかは、評価前のコミュニケーションで解決できる場合もありますので、念には念を入れるのなら評価前にメッセージを送る習慣をつけても良いでしょう。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)
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