楽天経済圏の住民にとって、楽天カードと楽天ペイアプリはなくてはなりません。
そんな2つがタッグを組んで、新たな機能が追加されましたので紹介します。
「Vポイント」と「Tポイント」が統合 今後予想される事態も徹底解説
楽天ペイアプリで楽天カードタッチ決済の利用が可能に
≪画像元:楽天ペイメント≫
これまで、Android端末における楽天カードのタッチ決済は、QUICPayマークがある店舗でしか使えませんでした。
このたび、VisaとMastercardのタッチ決済に対応する店舗でも、楽天ペイアプリ経由でも楽天カードのタッチ決済ができるようになったのです。
楽天ペイアプリで楽天カードタッチ決済をしても、100円ごとに楽天ポイント1ポイントが貯まります。
設定方法は簡単
≪画像元:楽天ペイメント≫
まずは、楽天カード(Visa/Mastercard)と対応するスマホを準備してください。
楽天ペイアプリのダウンロードも忘れずに。
アプリホーム画面上部にタッチ決済のアイコンがありますので、そこをタップします。
既に楽天IDに楽天カードを登録していれば、カードを選んでセキュリティコードを入力するだけです。
楽天ペイアプリで楽天カードタッチ決済するメリット
「これまでの支払い方法と何が変わるの?」と思っている方もいるでしょう。
楽天ペイアプリでの楽天カードタッチ決済には、以下のようなメリットがあるのです。
【メリット1】タッチ決済非搭載の楽天カードでもタッチ決済を利用可能
2020年4月1日以前に発行されたVisaとMastercardの楽天カードには、タッチ決済機能が搭載されていない場合もあります。
タッチ決済対応のカードに切り替えてもいいのですが、楽天Edy番号が変更となるため、オートチャージなどの設定を変更しなければなりません。
≪画像元:楽天カード≫
また、現在は発行していないデザインのカードを切り替えると、通常デザインになってしまいます。
楽天ペイアプリに設定すれば、現在のカードのままでもアプリでタッチ決済を利用可能です。
【メリット2】使える場所が大幅に増える
これまで、楽天カードは以下の加盟店で利用できました。
・ Visa/Mastercard加盟店(クレジット決済)
・ 楽天Edy加盟店(楽天Edy決済)
・ QUICPay加盟店(Google Pay決済)
≪画像元:楽天カード≫
楽天カードタッチ決済の利用が可能になることで、以下の店舗でも使えるようになります。
・ 楽天ペイ加盟店(楽天ペイ決済)
・ Visa/Mastercardタッチ決済加盟店(Visa/Mastercardタッチ決済)
特にVisa/Mastercardタッチ決済は、海外の自動販売機や鉄道などで多く使えます。
≪筆者撮影≫
海外の自動販売機は紙幣が使えないこともあり、持ち合わせの硬貨がないときに便利です。
【メリット3】会計がスピーディー
≪画像元:楽天カード≫
コード決済を利用するときは、事前にアプリを立ち上げて準備しないとすぐに会計できません。
クレジットカード決済は、暗証番号やサインをする分だけ時間がかかります。
楽天カードタッチ決済は、アプリの立ち上げも暗証番号・サインも必要ありません。
「画面をオン → 画面ロックを解除 → タッチ」だけで決済が完了し、スピーディーです。
【メリット4】オフラインでも利用可能
コード決済などでは、地下など電波状況が良くない場所だと決済できない場合があります。
電波状況が良くない場所や電波が届かない場所でも、楽天カードタッチ決済なら利用可能です。
【メリット5】安心・安全
店員さんにカードを渡すと、カード情報を盗み見られる可能性があります。
楽天カードタッチ決済なら情報は盗み見られませんし、カード紛失や磁気不良の心配もありません。
また、衛生的にもどうかと思いますが、衛生的にも安心です。
【メリット6】チャージの手間なし
楽天カードに搭載の楽天Edyを利用するには、事前にチャージを完了させる必要があります。
後払いの楽天カードタッチ決済は、事前にチャージする必要がありません。
(10/31まで)楽天カードタッチ決済で1万ポイントのチャンス
≪画像元:楽天ペイメント≫
楽天カードタッチ決済に興味がわいた方は、こちらのキャンペーンと合わせてデビューはいかがでしょうか。
10月4日~10月31日の期間中にエントリーの上で、楽天ペイの楽天カードタッチ決済を合計500円以上利用してください。
抽選で100名に1万ポイントが還元されます。
11月1日~11月30日に第2弾を実施予定です。
キャンペーンの注意点
以下の利用は対象外です。
・ 楽天カード(プラスチックカード)でのタッチ決済
・ 楽天ペイアプリによるコード、QR、セルフでの支払い
・ 楽天ペイアプリ内の楽天ポイントカードによる支払い分
・ 楽天ペイアプリ内の楽天Edyへのチャージ分、楽天Edyによる支払い分
・ 楽天ペイアプリ内のSuicaへのチャージ分、Suicaによる支払い分
・ ネットでの楽天ペイの支払い分
家族カードも対象ですが、家族カード会員が楽天e-NAVIの利用開始手続きをする必要があります。
家族カード利用分は、紐づく本カード会員の利用として換算され、当選ポイントも本カード会員に還元されます。
12月末頃に還元されるポイントは、来年1月31日までの期間限定ポイントで、他のポイントなどへの交換ができません。
楽天カードタッチ決済の注意点
キャンペーンなどもあり、楽天カードタッチ決済をすぐに始めたくなった方もいるでしょう。
以下の点に注意して、確実に始めてください。
【注意点1】JCB、アメックスブランドは利用不可
≪画像元:楽天ペイメント≫
タッチ決済に対応している楽天カードは、VisaとMastercardです。
JCB、アメックスブランドは利用不可ですので、Visa/Mastercardブランドで2枚目を発行するなどしてください。
【注意点2】iPhoneでは利用不可
≪画像元:楽天カード≫
楽天カードタッチ決済はAndroidのみのサービスで、iPhoneでは利用できません。
iPhoneユーザーはApple Payを利用してください。
【注意点3】非対応のAndroid端末も利用不可
≪画像元:楽天ペイメント≫
楽天カードタッチ決済に対応しているのは、NFC(TypeA/B)機能搭載のAndroid端末です。
詳しい対応機種は、こちらで確認してください。
【注意点4】1万円以上の決済には暗証番号・サインが必要
他のタッチ決済でもそうですが、1万円以上の決済には暗証番号かサインが必要です。
高額決済に関しては、通常のクレジット決済と大差ありません。
【注意点5】ポイント払いができない
楽天カードタッチ決済は、楽天ポイントを使った支払いができません。
その場でポイント払いをするのであれば、楽天ポイント加盟店でポイントカードからポイント払いするか、楽天ペイ加盟店でアプリからポイント払いをしてください。
スピーディーかつ安心・安全、多くの店舗で決済可能に
楽天ペイアプリで楽天カードタッチ決済の利用が可能になりました。
これによって、スピーディーかつ安心・安全に、そして多くの店舗で決済できます。
特に、持っている楽天カードがタッチ決済非対応の方、海外に行く予定の方は、恩恵を受けられるでしょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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