近ごろテレビで、手軽にみじん切りができる調理器具を目にすることが多くあります。
「ブンブンチョッパー」や「野菜カッター」「引っ張りみじん切り器」など名称はさまざまで、価格帯も2,000円台までありますが、100円ショップダイソーで発見することができました。
使ってみると、操作は簡単、時短になるうえ、節約に結び付けるポイントも見つかりました。
使い方や使用感、注意点などをレビューいたします。
なお、価格は税込で表示しています。
※掲載している価格などの情報は、2022年8月23日時点のものです。
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ダイソーのハンドル野菜カッターは2種類ある
ダイソーでの名称は「ハンドル野菜カッター」、店舗やオンラインショップで販売されており、みじん切りの機能のみの商品は330円、ミキサー付きのものは550円です。
どうせならミキサーの使いやすさも知りたいので、550円の商品を購入してみました。
ハンドル野菜カッター&ミキサーの仕様
パーツは全部で4つ、ボール、ハンドルがついたフタ、5枚の刃がついたカッター、食材を混ぜるミキサーです。
耐熱耐冷温度の表記はありませんが、食器洗浄機や乾燥機、電子レンジの使用はできません。
サイズ | 12.5cm×12.5cm×14cm |
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材質 | ボウル→ポリスチレン |
フタ・ハンドル・ミキサー→ポリプロピレン | |
カッター →ステンレス鋼 |
操作方法
⑴ ボウルにカッターをセットする。
⑵ 食材を適当な大きさにカットし、容器の半分以下まで入れる。
⑶ フタの裏側の突起部分とカッターの先端の穴を合わせてから、カチッと音がするまでしっかりフタをしめる。
⑷ ボウルを押さえながら、紐のついたハンドルを引く
いざ実践! 野菜カッター
ちょっと意地悪く、固めの素材、人参を5ミリ程度の少々厚めにカットしました。
20回くらい、引っ張ります。
最初は、動きが悪かったものの、すぐにスムーズになりました。
ただ、この回数ではみじん切りとは言えないほど大きいものもあり、大きさはそろっていません。
玉ねぎやキャベツやピーマンなど、他の食材を合わせて、さらに引っ張ると。
1分もしないうちにこの通り、細かくみじん切りができました。
ミキサーの実力は?
卵白1個分を泡立ててみましょう。
みじん切りよりは多少時間がかかり、100回以上ハンドルを引っ張りました。
それでも作業自体に負担は少なく、泡立て器を使うよりはダンゼン楽です。
冷やしうどんにトッピングしました。
しっかり泡立っており、つけ汁に入れてもふわっとした食感が楽しめます。
使ってみてわかったこと
底にすべり止めが付いているため、ハンドルを引くときも安定して作業ができます。
時間的なロスやまな板周辺への食材の散らばりなど、みじん切りをするときのストレスはかなり軽減されると思われます。
それほど力も必要ありませんので、お子さんのお手伝いにも最適でしょう。
また、傷みやすい葉物野菜などは回数を分ければ、とても簡単に細かく切ることができます。
今回筆者は、用途に困っていた水菜を、廃棄することなく全ておいしく食べきることができました。
使ってみてわかった注意点
5枚刃を本体に取り付けるとき、ボウルの突起部分にいれても自立はしますが不安定です。
フタとカッターの先端部分の穴をかみ合わせることでしっかり固定されますので、きちんと入っているか確認してください。
カッターの切れ味は、なかなかのものです。
セットするとき、洗うときはじゅうぶんに注意してください。
また、フタは分解して洗うことはできません。
横に穴があいているので、しっかり乾かしてから保管するようにしましょう。
他社と価格を比較
楽天市場で最安値を調べてみると、送料込みで1,045円がヒットしました。
ニトリでは、ミキサーのない商品はダイソーとあまりかわらず、349円です。
しかしミキサーの付いているものは、高さ14cmと大きくなりますが999円、と倍近くしました。
ミキサー付きのものを検討されている方は、ダイソーがお得です。
時短に節約に、用途はいろいろ
野菜をみじん切りにするということは、汁物やハンバーグ、ソースの具材として、またドレッシング、メレンゲ、ふりかけなど、さまざまな使い方が想像できます。
お子さんや家事初心者の方からベテランまで、1分余りで下ごしらえができる調理器具は、調理の幅が広がり、廃棄を減らすことで節約にもつながります。
フードプロセッサーとは異なり、電源や電池はいらない点もメリットといえるでしょう。
ミキサーなしなら、330円です。ぜひご検討ください。(執筆者:FP2級 吉田 りょう)
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