節約をはじめたいけれど、何からはじめたらいいのかわからない人は、クオカードを使うことからおすすめします。
コンビニエンスストアで利用できる印象の強いクオカードですが、ガソリンスタンドやドラッグストア、意外な店舗でまで利用できます。
クオカードが利用できる7通りの方法を紹介します。
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クオカードとは
≪画像元:クオカード≫
クオカードとは、全国共通のギフトカード(商品券)です。
1円単位で支払うことができ、全国約6万のクオカード共通プリカ取扱店で支払い時に利用できます。
テレホンカードみたいな薄い磁気カードです。
クオカードの入手方法
近くのクオカード取扱店で購入できますが、おすすめは金券ショップでの購入です。
金券ショップに行くと額面よりも安く入手できます。
また、一部の株主優待ではクオカードを優待品にしている企業もあります。
≪執筆者撮影≫
筆者が金券ショップに訪れた時、企業名が入っているクオカードが安く売っていました。
・ 1,000円額面 → 990円(1%割引)
・ 2,000円額面 → 1,980円(1%割引)
・ 3,000円額面 → 2,950円(1.6%割引)
・ 5,000円額面 → 4,950円(1%割引)
筆者が購入した例です。
もっと安いこともあるかもしれません。額面よりも安い金額で買えます。
クオカードのメリット
クオカードを利用するメリットはいくつかあります。
・ 予算制を取り入れられる
・ 使いすぎを防げる
・ 提携店が多い
・ 1円単位で払える
・ 利用方法次第では多くの店で利用できる
・ クオカードには有効期限がない
例えば、金券ショップでクオカードを買い、支払いを極力クオカードにするだけでこつこつ型の節約ができます。
クオカードのデメリット
クオカードのデメリットもあります。
それは、高還元率クレジットカード、バーコード決済キャンペーンと比較すると魅力を感じない点です。
金券ショップで購入して1%~1.6%割引のクオカード。
3%、4%、5%と高還元率のクレジットカードを利用することや、20%~30%還元のバーコード決済キャンペーンと比較すると、あえてクオカードを利用しない人もいることでしょう。
ただ、クレジットカードだと使いすぎてしまうリスクがある一方で、クオカードは「予算制」が取れるので上限を決めて節約したい人におすすめです。
デメリット2つめとして、提携店がコンビニエンスストアくらいしかないとの口コミ意見も聞きます。
確かに、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなどミニストップ以外のコンビニエンスストアで利用できる印象です。
しかし、こちらは、調べるとコンビニエンスストア以外の利用法もたくさんあります。
クオカードの株主優待で節約できる
クオカードの大きな魅力は、株主優待で配当のほかに「クオカード優待」をしている企業があることです。
企業が株主に自社商品券、自社商品、金券などをプレゼントしてくれる特典、株主優待。配当金以外の「企業からのプレゼント」です。
クオカード優待のメリットは、1. 額面に税金はかからないこと、2. 有効期限がないことです。
筆者がいいと考える方法は、クオカードを株主優待でもらい、生活費に充てることです。
クオカード優待をもらい、クオカード利用店舗での支払いに充てることで生活費が大きく抑えられ、節約にも役立ちます。
株主優待は企業によって急に廃止になることもありますが、金融所得課税の引き上げが噂される今、額面満額を受け取れる点でもクオカード優待にはメリットがあるのです。
具体的にクオカード利用法を紹介していきます。
節約テクニック1:コンビニエンスストア「プライチ」などお得な商品で利用する
コンビニエンスストアで使えるクオカード。
コンビニエンスストアの商品は高いイメージですが、セブン-イレブンには「プライチ」があります。
≪画像元:セブン-イレブン≫
セブン-イレブンのプライチは、対象商品を1つ購入すると、レシートに無料クーポンのバーコードを印字してくれるものです。
写真のようなお菓子のほか、ペットボトル飲料も1本購入すると別の1本と引き換えてくれます。
このプライチを利用する時に、プリペイドカードのクオカードを利用できます。
セブン-イレブン以外、ファミリーマートでも同様の「1個買うと、1個もらえる」キャンペーンをしています。
節約テクニック2:ドラッグストア マツモトキヨシで利用する
クオカードはドラッグストア「マツモトキヨシ」で利用できます。
薬や洗剤などの日用品のほか、牛乳やヨーグルトなどチルド商品、ペットボトル飲料、冷凍食品、郊外店では野菜の取り扱いもあるマツモトキヨシ。
マツモトキヨシでのお買い物に利用することで、食費、日用品費も節約ができます。
例えば、日用品費が1か月5,000円利用として、クオカードを利用するようになると1か月あたり50円の節約が叶います。年間で600円の節約です。
カウンセリング化粧品を買う、食品やペットボトル飲料なども買うなどで1か月1万円利用なら年間1,200円の節約、1か月1万5,000円利用なら年間1,800円の節約ができます。
クオカードを利用することで、「1か月あたり○枚、○円まで使用できるルール」と予算制を取り入れることもでき、節約に役立ちます。
節約テクニック3:ドラッグストア マツモトキヨシでキャンペーン参加
マツモトキヨシで、クオカード支払いでキャンペーンに参加もできます。
支払い方法が自由な「LINEで応募」に注目します。
≪画像元:LION≫
2022年1月20日まで実施されているLION(ライオン株式会社)の「ラクちんともだちになろうキャンペーン」では、対象商品購入金額の最大50%分のLINEポイントがもらえます。
税込3,000円以上購入で1,500ポイントのLINEポイントがもらえます。
3,000円のクオカードを2,950円で買っている場合、51%還元になります。
節約テクニック4:ガソリンスタンドで利用する
≪画像元:クオカード≫
ENEOS(エネオス)の全国約1,000店舗のガソリンスタンドでは、クオカード利用できます。
ガソリンスタンドでクオカードが使える場合、機械操作の画面で「プリペイドカード」表示があり、クオカードをプリペイドカード挿入口から入れて給油金額、給油量を指定して給油します。
1,000円分のガソリンを給油する時も990円で利用できたことになります。
ガソリンスタンドをよく利用される方はガソリンスタンドのクレジットカードを利用した方が高還元率のこともありますが、株主優待でもらったクオカードを支払いに利用できることを覚えておくと役立つはずです。
節約テクニック5:書店で利用する
≪画像元:クオカード≫
クオカードは、書店でも利用できます。
ジュンク堂書店や丸善、紀伊国屋書店、をはじめとして多くの書店が対象です。
書籍を購入する時も金券ショップで買ったクオカードを利用することで、割引適用できます。
節約テクニック6:デニーズで利用する
≪画像元:クオカード≫
ファミレスのデニーズでもクオカードを利用できます。
現在は、PassMarketで、デニーズのプレミアム食事券PayPayグルメ食事券として500円券×11枚分が5,000円で販売されています。
還元率としてはこちらの方がお得ではあるので、最大限にお得に利用したいなら、デニーズのプレミアム食事券と併用した方がよいでしょう。
参照:PassMarket
節約テクニック7:オムニ7で利用する
≪画像元:セブン&アイホールディングス≫
イトーヨーカドーネット通販、西武・そごうのe.デパート、LOFT(ロフト)やアカチャンホンポの商品を買えるオムニ7の商品受取り時、セブン-イレブン指定でクオカードを利用できます。
支払いについてセブン-イレブン受取りの場合は「クオカード」利用ができると書いてあります。
食品や雑貨を購入できるので、クオカードの利用範囲も広がります。
クオカードで予算制を取り入れながら節約を
金券ショップでクオカードを買い予算制を取り入れつつ節約。
これまで現金派だった人も取り入れやすい節約方法です。
また、株主優待でクオカードをもらうことで、クオカードの額を生活費に充てられます。
クレジットカードだとどうしても使いすぎてしまう人は、上限金額がわかりやすいクオカードが便利です。
コンビニエンスストアはもちろん、ドラッグストアや書店、ファミレス、ガソリンスタンド、雑貨や食品を取り扱いするオムニ7でも利用でき、買える商品は、実は幅広いです。
2022年から節約をはじめてみようと考えている人は、まずはクオカードの「予算制」もご検討ください。(執筆者:節約への情熱は誰にも負けない谷口 久美子)
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