スシローの100円皿は、回転寿司のなかで1. 2 を争うクオリティ。
今回は「とっておきのうまい!」を集めた「すしおさめ」なるキャンペーンが開催されている。
普段は100円皿を好んで食べる筆者が、思い切って「すしおさめ」メニューの100~580円までの対象商品を全種類注文し、味やお得度を独断で赤裸々に語る。
■「スシロー」食レポの注意点
スシローだけではないが、同じ開店寿司チェーン店でも、店舗や日によってネタの状態や盛り付けの見た目などクオリティが違う場合がある。
同じ種類の寿司を頼んでも、提供される状態によってお得度や味に差異が生まれる。
人によって満足感は違うので「お得度」は参考程度に読んでいただけたら、と思う。
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開催中の「すしおさめ」とは
「すしおさめ」とは、今年1年頑張った私たち消費者に、スシローが「とっておきのうまい!」を取り揃え、開店寿司価格で提供してくれる嬉しいキャンペーンだ。
期間は、2021年12月15日(水)~12月29日(水)までの売切御免。
今回体験したお寿司
このメニュー全部ください。
画像元:スシロー公式サイト
大とろ:100円(税込110円)
血合いが気になる大とろが出てきて残念に感じたが、口に入れたときの食感やとろけ具合はおいしかった。
スーパーのパック寿司でも、大とろが入っているだけで割高なことが多いので、100円で食べられるのは大満足。
フカヒレにぎり:300円(税込330円)
豊富にゼラチンに包まれていて、口の中に入れた瞬間にやわらかに溶けていくようなフカヒレではなかったが、お皿にドーンと乗ったフカヒレが300円で食べられるのはお得と言える。
ただ、筋のようなものが口の中に残る感じが少し気になった。
天然生車えび:100円(税込110円)
通常メニューには「赤えび」や「甘えび」があるが、キャンペーン商品の「天然生車えび」は天然というプレミアム感がある。
ぷりぷりの食感も楽しめる、お値打ち商品と言える。
新物!濃厚うに包:100円(税込110円)
新物のうにが100円で食べられるのは、開店寿司の醍醐味とも言える。
回転寿司によっては妙な香りがすることがあるが、スシローに関してはそのような経験はない。
うにの味や濃厚さといった深い話になれば「専門店で食べましょう」という話にはなってしまうが、量・味ともに100円とは思えないクオリティ。
完売次第に終了となっているので、早めの注文をおススメする。
特大ぼたん海老:300円(税込330円)
特大ほたん海老は、見た目が豪華な頭付。
頭はフライされているが、普段からエビフライの尻尾を食べ慣れていても少し殻が口に残る感じなので、殻の中に付いている少しの身をほじって食べる感じだ。
「頭もバリバリいけちゃうよ!」という人にとっては、見た目も豪華で食べ応えのある1品と言えるのではないだろうか。
ただし、頭無しの店舗もあるようなので、まずは1皿注文してみてから2皿目を頼むかどうか考えてみてほしい。
ちょうど特大ほたん海老がお皿の片方に寄っていたため、天然生車えびをインしてみたところ、大きさはかなり違う。
特大ほたん海老は、身がぷりっとしているのにやわらかく、ほどよい甘味があった。
あわび食べ比べ「生・煮の肝ソースのせ」:300円(税込330円)
あわびを安く食べようと考えるなら、味が似た「トコブシ(ながれこ)」がおすすめ。
ただ、トコブシも近年は高騰していて1個あたり200円ほど。
アワビはもっと高いので、300円で食べ比べができる「あわび食べ比べ 生・煮の肝ソースのせ」は価格のみで言えばお得と言える。
寒ひらめ:300円(税込330円)
ネタについた小さな黒いポツポツが気になったが、身もキレイでコリコリの食感だった。
欲を言えばもう少し甘味や旨味があると嬉しいが、ひらめは1皿の半分1個で200円以上はするので、価値ある1品と言える。
1日收量限定なので、ひらめ好きの人は早めの時間帯に足を運ぶなどして食べてみてほしい。
サーロインの炙り:300円(税込330円)
和牛A5ランクの肉を使用したサーロインの炙りということだったが、肉が薄く味がよくわからないまま食べ終わってしまった。
和牛A5ランクの肉は高級食材なので、300円(税込330円)は魅力的な値段。
とらふぐ3種盛り:580円(税込638円)
皮湯引きがコリコリでおいしく、旨味や甘味もあっておいしかった。
スーパーの惣菜などでよくある、干からびている感じだったり、食感だけはコリコリだが何を食べているかよくわからなかったりする感じではなく、普通においしい。
にぎりはふぐのコリコリとした食感が楽しめ、アラのから揚げはジューシーでスパイシーだった。
3種類とも好きな場合には、580円(税込638円)以上の価値は十分にあると思う。
キャンペーンの合計金額や感想など
今回のキャンペーン「すしおさめ」で注文した商品は全部で9商品2,380円(税込2,681円)。
高級食材である「あわび」や「ひらめ」などを330円で食べられるのは、かなりお得なキャンペーン。
お腹はいっぱいになったし、普段はメニューにない特別なメニューが食べられ、満足感も高かったのでお得であることは間違いない。
ただ、注文用タブレットを手に取って無意識に注文していたのは、現在「旬」メニューとなっていて1皿100円(税込110円)の寒ぶりだった。
しかも、いちばんおいしかったのは寒ぶりだった。
好き嫌いもあるので一概には言えないが、やはりスシローの「はまち」もしくは「寒ぶり」は、かなりおすすめで高クオリティだし、そもそもスシローの100円皿はレベルが高い。
筆者は、普段の100円皿が大好きだ。(執筆者:山内 良子)
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