少額しか変わらないと思って、ついやってしまう「あるある浪費」、どういうふうに対策していますか。
この記事では、「あるある浪費」を4つ紹介するとともに、その浪費をうまく回避できたリアルな対策についても紹介いたします。
ぜひ、無駄な出費を少しでも抑えてください。
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1.「季節限定もので浪費」問題
季節限定の商品を購入して、浪費してはいませんか。
季節の終わり頃にセール品を買ったものの、あまり活用できないまま捨ててしまうのも、よくあるパターンです。
対策方法
季節ものを買うことをやめる、もしくは、季節ものをどう使うか具体的に考えてから買うようにしてみてください。
たとえば、まだまだ暑い日が続くので、かき氷が食べたくなる日もあると思います。
かき氷のシロップを購入しても数回しか使わずに捨ててしまうという人は、下記のような工夫でムダな浪費を減らすことができます。
・ 残ったかき氷の密と炭酸飲料を混ぜ、ジュースにして飲む
・ かき氷の密ではなく、カルピスの原液などで代用する
2.「調味料ドボドボ」問題
ドレッシングやポン酢、タルタルソースやマスタードなど、ドボドボかけて、余ったら排水溝に流していませんか。
ドレッシングは小さいものでも一般的なスーパーでは150円以上するものが多いですし、タルタルソースやマスタードは量が少なくても200円近くすることが多いです。
大きな業務用を買っても冷蔵庫に入れられない人も多いと思うので、一般的なドレッシングの量180mlのものを150円で買ったとします。
1人1回分の目安は、だいたい5~6gと言われていますので、家族4人で使うと1回分(1人分6gで計算)が約20円ですが、倍かけると約40円です。
ドレッシングの量だけがオーバーしていたとしても、毎日のことであれば月600円も違ってきます。
対策方法
対策としては、薄味に慣れることですが、これは結構難しいです。
いちばんいいのは、しっかりめの味がついている外食をやめることですが、これも難しいでしょう。
なので、まずはドレッシングなどの量をはかりながら野菜などにかけ、いつも使っている量を把握します。
そして、1gずつなど気づかない程度に減らしていくのがおすすめです。
また、下味の付いている唐揚げやコロッケなどは調味料をかけずに食べたり、少量ずつ調整しながら使用したりすることで無駄が抑えられます。
3.「詰め替え用」問題
本体で販売されているものよりも、詰め替えのほうが割安なイメージがありますが、実はそうでもないことが結構あります。
また、詰め替えるのが苦手でこぼしたり、詰め替え用が古くなってしまったりして浪費につながるケースもあるようです。
対策方法
売り出しやタイムセールのときはもちろん、店舗によっては本体売りのほうが安い場合もあるので、よく価格を確認してからの購入をおすすめします。
詰め替えるときによくこぼす人は、容量が減っているだけでなく、掃除する手間や時間、内容物によってはティッシュなどもムダにしているかもしれません。
詰め替えが苦手な人は、無理をするより本体売りを買ったほうが安価な場合もあります。
また、詰め替え用をなかなか使い切れずに放置し、捨ててしまうという人も、無理に詰め替え用を買うほうが高くつくこともあるので注意してください。
詰め替え用が苦手な人は、本体売りが安い店舗を探してみましょう。
たとえば、ドンキやコスモス、西日本や一部関東ではダイレックスも安いです。
4.「達成して得した気分」問題
「〇円以上で10%オフ」や「送料無料」、「〇円以上お買い上げの方に景品プレゼント」などなど、世の中には心が揺れるフレーズも少なくありません。
そしてつい、ムダな商品を買ってしまうこともあります。
買ったときには、条件をクリアしたような優越感とお得感が広がるのに、あとになってムダな買い物をしたと後悔することが多い場合は注意してください。
対策方法
本当に必要なものかどうかを考えることも大切ですが、無理に我慢すると後悔が残って反動が出るという人は、消耗品を買うのがおすすめです。
たとえば、トイレットペーパーやティッシュ、キッチンペーパーや飲料水、お菓子や食材など、近いうちに使うようなものであれば無駄になることはありません。
服や靴の場合は難しいですが、たとえばパジャマや部屋着に使えそうな服を買ったり、ベランダや庭に出るためのサンダルを買ったりして帳尻を合わす方法もあります。
ただし、一般的な消耗品以外を購入するときは購入後の具体的な使い方を考えて、ムダにせず使えると思った場合だけ買うようにしてください。
浪費も積もれば山となる
ちょっとずつ節約をして貯めたお金も、日にちが経てば結構な金額になるように、少しずつの浪費も積み重なると大金になります。
まずは買う物を厳選し、減らすところからチャレンジしてみませんか。(執筆者:最強節約ママ 山内 良子)
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