ケンコーマヨ Research Memo(3):2025年3月期中間期は価格改定効果や生産効率の向上などにより大幅増益に
ケンコーマヨネーズは、2025年3月期中間期で増収増益を達成し、売上高は前年同期比6.1%増の46,455百万円、営業利益は同308.0%増の3,194百万円と最高業績を記録しました。この成果は価格改定、生産効率の向上、鶏卵相場の下落による原材料コストの低減などが寄与しました。主要セグメントである調味料・加工食品事業は、外食市場の拡大とタマゴ加工品の販売回復を背景に、売上高が7.3%増の36,721百万円、セグメント利益が744.0%増の2,670百万円となりました。また、総菜関連事業等も堅調で、売上高が2.3%増の9,300百万円に達しました。その他事業ではサラダカフェの収益が減少したものの、価格改定などが功を奏し、セグメント利益が280.7%増の1百万円となっています。
1. 2025年3月期中間期の業績概要
2025年3月期中間期の連結業績は、売上高で前年同期比6.1%増の46,455百万円、営業利益で同308.0%増の3,194百万円、経常利益で同286.3%増の3,272百万円、親会社株主に帰属する中間純利益で同314.1%増の2,246百万円と増収増益となり、中間期として過去最高業績を更新した。
売上高は前年同期に鶏卵不足による販売制限の実施で落ち込んでいたタマゴ加工品が前年同期比26.9%増の11,360百万円と急回復したことが主な増収要因となった。販路別では外食業界向けがインバウンド需要の拡大もあって同10.0%増となったほか、量販店向けが同7.7%増、コンビニエンスストア(以下、CVS)が同4.0%増とそれぞれ堅調に推移した。また、給食事業者向けも新規顧客の開拓が進んだことで同14.8%増と好調に推移した。一方、製パン事業者向けは同1.9%減と若干ながら減少に転じた。前期にタマゴ加工品の販売制限を実施していた影響で、既存顧客のうち他社への切り替えや内製化にシフトした顧客が一定数発生したことが要因だ。
営業利益は前年同期比で2,411百万円の増益となった。増減要因を見ると価格改定効果で1,035百万円、数量増効果で161百万円、鶏卵相場の下落を主因とした原材料コストの低減で775百万円、生産効率の向上で654百万円の増益要因となり、人件費の増加や経営基盤強化のための費用など固定経費の増加213百万円を吸収した。価格改定に関しては、2023年7月以降にロングライフサラダや和惣菜の値上げを実施しており、その効果が出た。2025年3月期は価格改定の予定はない。また、生産効率の向上に関しては販売制限解除によってタマゴ加工品の製造ラインの稼働率が回復したことが主な要因となっている。
調味料・加工食品事業が大幅増益、総菜関連事業等も堅調持続
2. 事業セグメント別動向
(1) 調味料・加工食品事業
調味料・加工食品事業の売上高は前年同期比7.3%増の36,721百万円、セグメント利益は同744.0%増の2,670百万円となった。売上高は外食市場の拡大を追い風に連続増収となり、利益面では前述のとおり価格改定効果や原材料コスト低減、生産効率の向上などによって大幅増益となった。
商材別の売上動向を見ると、タマゴ加工品が前下期からの販売制限解除の流れを受けて急回復した。外食業界でタマゴ加工品のメニューが増加したほか、タマゴサラダがCVSや製パン事業者向けに好調だった。マヨネーズ・ドレッシング類は同1.3%増の13,825百万円と堅調に推移した。外食や量販店向けにマヨネーズが増加したほか、「薫るトリュフ」シリーズが外食業界向けに好調だった。同シリーズは手軽にメニューに高級感や付加価値を付与でき、様々な料理で活用できる汎用性の高さが評価され、採用が拡がった。一方、サラダ・総菜類は同0.9%減の10,658百万円と若干の減収となった。小容量サイズの商品は引き続き好調だったものの、前年同期に販売制限していたタマゴ加工品の代替メニューとして伸びていたポテトサラダが反動減となった。その他の売上高は、冷凍ポテトや冷凍サツマイモを中心に同1.8%増の876百万円と堅調に推移した。
(2) 総菜関連事業等
総菜関連事業等の売上高は前年同期比2.3%増の9,300百万円、セグメント利益は同1.0%増の448百万円となった。前期に引き続きおつまみ惣菜などマーケットイン発想による商品化や販売カテゴリーの拡大に取り組んだほか、宅配企業への販路拡大が進んだことも増収要因となった。利益面では、高付加価値商品の開発・販売や商品の統廃合、NB商品の強化に取り組んだことで人件費の増加を吸収し、増益を確保した。
(3) その他
その他には連結子会社サラダカフェで展開するサラダ専門店の収益に加えて、海外事業の持分法投資損益が利益に含まれている。店舗数が前年同期比1店舗減の12店舗となったことで、売上高は同4.4%減の433百万円と減少したものの、経費抑制や商品力の強化に取り組んだことや、2024年8月に実施した価格改定の効果によりセグメント利益は同280.7%増の1百万円となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
紅海ツアーで潜水艦沈没、観光客6人死亡 エジプト
やす子「そっち行きたくないかも…結婚したい」と広瀬アリスの恋愛観に反論
声優・川浪葉子さんが腹膜播腫により67歳で死去、昨年3月からアニメ声優の死が相次ぐ
羽生結弦さん「おげんさんファイナル」にサプライズVTR出演、星野源に華麗な舞をささげる
Sia、改良版のSiaGPTプラットフォームを公開し、Siaが持つ一流のコンサルティングの専門知識と実世界のユースケースを顧客に提供
「トークでパンチ VS武川」4月から月イチ放送 ナイターオフ番組が開幕後も異例“続投”
岩井俊二監督が追悼告白「キリエのうた」は篠田正浩さん映画「はなれ瞽女おりん」のオマージュ
W.M.B.C.とムラコが再タッグ! シンプル&ソリッドな折り畳みチェアが登場。
【楽天】入江大樹が2軍戦2安打1盗塁「バットの出し方変えた」意識変化奏功2日連続マルチ安打
元「東大王」24歳が衝撃の3日連続発表!東大医学部卒業→医療従事者との結婚→今秋スイス移住
堀江貴文氏、炎上ストリートピアノ騒動に“たった5文字”で反応しX賛同多数
堺正章が60歳タレントと“禁断の”共演「確かに昔干したよ」「本気でした」激白しスタジオ騒然
万引き逮捕の米田哲也容疑者を「ご親族かどなたか助けてあげられないのか」紀藤正樹氏「悲しい」
片岡鶴太郎、息子の職業を明かすもMCの加藤浩次から「ちょっとまずくないですか?だって…」
万引き逮捕の米田哲也容疑者、缶チューハイ隠した瞬間を店員に目撃され発覚 他に惣菜10点を所持
23歳女性小学校教諭がキャバクラ副業で停職処分に 楽しんごが私見 総収入額も判明
和田アキ子、生放送で突然女性アナに「ありがとうね」一瞬スタジオがざわつく
24歳美人双子タレント、そろって超有名私大の大学院修了を発表 22年までTBS系朝番組出演
粗品、ヒカキンに再び苦言「お前のやってる仕事で何が命削ってるやねん、どアホ」金の価値観巡り
サンド富澤たけしが号泣を告白…涙腺「ぶっ壊れた。エンディングまで泣いた。ピュアすぎる…」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
堀江貴文氏、炎上ストリートピアノ騒動に“たった5文字”で反応しX賛同多数
松本人志飲み会参加セクシー女優「実際に警察の方が動いて下さり起訴されています」と警告
元アイドル37歳2児のママ、出生前検査で「もっとパンツおろして…」不快な出来事に怒り
堺正章が60歳タレントと“禁断の”共演「確かに昔干したよ」「本気でした」激白しスタジオ騒然
大久保佳代子が赤面告白、風呂に入ると「したくなっちゃう」現在の対策まで明かす
万引き逮捕の米田哲也容疑者を「ご親族かどなたか助けてあげられないのか」紀藤正樹氏「悲しい」
片岡鶴太郎、息子の職業を明かすもMCの加藤浩次から「ちょっとまずくないですか?だって…」
万引き逮捕の米田哲也容疑者、缶チューハイ隠した瞬間を店員に目撃され発覚 他に惣菜10点を所持
バン仲村、暴走族への突撃動画に疑いの声が続出「そんな都合よく…」「分かりやすいヤラセ」

ケンコーマヨネーズ---2Qも増収・大幅増益、調味料・加工食品事業が好調に推移
ケンコーマヨ Research Memo(1):2025年3月期は7期ぶりに最高益更新へ
昭和産業 Research Memo(1):2025年3月期中間期は販売価格の低下と物流費等の増加で減収減益
紀文食品 Research Memo:第2四半期は秋冬の繁忙期に向け収益向上が進展
ハークスレイ Research Memo(6):2025年3月期は4期連続の増益を見込む
ワコム Research Memo(4):2025年3月期上期は円安効果やOEM需要増により増収・営業増益
ケンコーマヨ Research Memo(9):配当金はDOEの基準を段階的に引き上げることで実施
昭和産業---3Q純利益増、期末配当金の増配を発表
昭和産業 Research Memo(1):2025年3月期第3四半期は減収・営業減益も、通期計画に対する進捗率は順調
ヤマタネ---2Qは2ケタ増収、食品部門が大幅増収増益に