新興市場銘柄ダイジェスト：マクドナルドが大幅続伸、ユビAIはストップ高

<3858>　ユビAI　676　+100
ストップ高。ストレージソフトウェアやネットワーク技術を手掛けるフィンランドのTuxeraとの提携を発表。電源が切れた状態から起動する高性能コールドブートソリューションを世界の自動車業界に提供することが主な目的。Tuxeraは新製品としてユビキタスAIのソフトウェアを組み合わせた高速コールドブート製品「Ubiquitous QuickBoot by Tuxera」の取り扱いを開始する。


<4571>　ナノキャリア　397　+8
後場上げ幅拡大。台湾Orient Europharmaと共同で実施する化合物NC-6004と免疫チェックポイント阻害剤のキイトルーダを併用した頭頸部がん対象の第2相臨床試験開始のためのCTA（治験実施のための申請資料）を、米国に続いて欧州地域の規制当局に提出したと発表している。国際共同治験として米国、欧州に加え、台湾での試験準備を進めており、約30施設での実施を計画している。



<6176>　ブランジスタ　890　+87
急伸。50万株（4.00億円）を上限に自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数（自社株を除く）に対する割合は3.44％。取得期間は15日から9月30日まで。株主還元と資本効率の向上及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実行が目的。自社株買いが好感されていることに加え、前日に節目の800円を上回って取引を終えたことも買い安心感につながったようだ。


<6312>　フロイント　850　-56
大幅に反落。19年2月期の営業利益を従来予想の19.00億円から10.00億円（前期実績19.71億円）に下方修正している。錠剤印刷機など新製品の本格的な拡販が遅れているほか、非医薬分野への装置受注も予想を大幅に下回る見通しとなったため。第3四半期累計の営業利益は前年同期比41.9％減の6.70億円で着地した。進捗率は67％にとどまっている。


<4287>　ジャストプラ　702　-30
朝高後は売り優勢に。ツーリストのマッチングを行うシンガポールのWORLD TRIP SINGAPOREと業務提携すると発表している。同社のプラットホームと子会社が運営するオーダーシステム「Putmenu」を連携させた仕組みを構築するほか、ポイントシステムによる決済などを通じてツーリストにスムーズな飲食・ショッピング体験などを提供する。また、双方のサービスを各国に展開していく。


<2702>　マクドナルド　4910　+130
大幅に4日続伸。12月の既存店売上高が前年同月比8.8％増になったと発表している。37カ月連続のプラス。伸び率は11月（4.1％増）から加速した。客数は7.4％増、客単価は1.3％増だった。12月は「超グラコロ」「濃グラコロ　チーズフォンデュ」を販売し、人気を博した。サイドメニューではチキンマックナゲットでクリスマスと正月用のキャンペーンを実施、パーティー用の特別サイズなどが好評だった。



＜DM＞