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NY債券:米長期債相場は弱含み、消費者のインフレ期待高まる


14日の米国長期債市場は、ミシガン大学の消費者信頼感指数の予想外の低下ながら、インフレ期待の上昇を受けて弱含みで推移しました。1年先のインフレ期待は4.9%、5年先は3.9%に上昇。これはトランプ政権の関税措置が物価に影響し始める可能性と関連しています。結果として、債券利回りが上昇し、特に10年債は4.322%まで上昇しました。イールドカーブはフラットニングし、2年-10年債差は29.90bp、2年-30年債差は60.70bpで引けています。FF金利の将来予測は、5月のFOMC会合で4.25-4.50%となる確率が74%、6月ではそれを下回る確率が78%とされています。

*07:18JST NY債券:米長期債相場は弱含み、消費者のインフレ期待高まる 14日の米国長期債相場は弱含み。米ミシガン大学がこの日発表した3月消費者信頼感指数速報値は57.9と市場予想を大幅に下回ったが、1年先期待インフレ率は4.9%、5年先は3.9%にそれぞれ上昇したことが長期債利回りの上昇につながった。トランプ政権による一連の関税措置に伴う影響が、今後数カ月以内に物価動向に反映される可能性が高まった。イールドカーブはフラットニング。

CMEのFedWatchツールによると、14日時点で5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%となる確率は74%程度。6月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は78%程度。10年債利回りは4.276%近辺で取引を開始し、米国市場の序盤にかけて4.322%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて4.312%近辺で推移。

イールドカーブはフラットニング。2年-10年は29.90bp近辺、2-30年は60.70bp近辺で引けた。2年債利回りは4.02%(前日比:+7bp)、10年債利回りは4.31%(前日比+4bp)、30年債利回りは、4.62%(前日比:+3bp)で取引を終えた。

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