マザーズ先物見通し：節目の900ptを挟んでの推移

本日のマザーズ先物は、節目の900ptを挟んでの推移となりそうだ。週明けの米国市場は、米墨通商協議が波乱なく通過したことからリスク選好ムードが継続し、NYダウなど主要株価指数は上昇した。米墨通商協議への警戒感後退については、前日の上昇に幾分織り込まれているとはいえ、世界的な株高を流れを映して個人投資家の投資マインドにもプラスに作用すると思われ、本日のマザーズ先物に対しても買い安心感に繋がりそうだ。一方で、本日から日米通商協議に関する実務者協議が開始されることから、日米貿易協議の行方が気掛かりなことなどは上値を抑える要因となろう。このため、買い戻しが一巡した後は、模様眺めムードが強まり、次第に上値の重い展開になりそうだ。指数インパクトの大きい銘柄や直近IPO銘柄への物色動向を注視しておきたいところである。上値のメドは905.0pt、下値のメドは890.0ptとする。

＜CS＞