【FISCOソーシャルレポーター】めたん：相場で上手くいかない日が続いた時の為に知っておいて欲しいこと

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家めたん氏（ブログ「元証券ディーラーが50万から始めるデイトレ日記」を運営）が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年6月7日17時に執筆

FISCOソーシャルレポーターとして活動することになりました、「めたん」と申します。証券ディーラーを経験後、現在は専業投資家として日々相場に向き合いながら、他にもいくつか事業を立ち上げて生計を立てています。相場への戦略・向き合い方・考え方をメインに執筆していきます。宜しくお願い致します。

この度FISCOソーシャルレポーターとして初めての記事は、誰もが経験したことがある、【相場で上手くいかない日が続いた時の対処法】です。宜しければご覧ください。

●相場には波がある。同じように、収益にも波がある。
相場というのは移動平均線を見るとわかりますが、波を描くものです。上昇相場であろうと下落相場であろうと直線で株価を形成していくことはありません。上昇相場の中では株価が上がっていくわけですが、その中でも多少は下落する局面があります。上昇相場では上昇と下落を繰り返して緩やかに波を描き上昇していきます。

収益も同じです。

毎日継続して2万円、毎日継続して5万円を稼いでいる人は少ないでしょう。デイトレードで日々のノルマを2万円にしている人でも、時には損失を出す日もあれば、上手くいって5万円稼げる日もあるでしょう。そうして月終わりにアベレージで見て2万円の収益がだせているとノルマ達成というわけです。

ただ、相場ではどうしても上手くいかない日が続くことがあります。居酒屋や小売業だと毎日・毎月ある程度の売り上げは今までの経験上わかるでしょうが、株式投資というのはお客様がいるわけでも無く、決まった商品があるわけでもありません。「日々、勝負」なのです。昨日まで稼げていたのに今日から急に稼げなくなった…そんな可能性も0ではありません。

●損失の8割以上は「もうどうでもいいや。」と思った後
数日、数週間、数か月。人によって期間は様々でしょうが、その人自身にとってあまりにも長い間「上手くいかない日々」が続いてしまうと、多くの人は「もうどうでもいいや。」となってしまいます。

何やっても上手くいかなくなると、本来なら損切りをしなければいけないにも関わらず損切りをしなくなったり、ロットを大きくしてリスク管理を無視して一発逆転を狙ったりしてしまいます。気持ちが折れたことで、今まで作り上げたルールや手法なんかを無視して、適当に株式投資をやってしまうわけです。

しかし覚えておいて欲しいのは、損失の８割以上は「もうどうでもいいいや。」と思ってからということなのです。上手くいかない日が続いていると、現段階でも損失は大きな額になっているでしょう。でも気持ちが折れてしまった後も相場を続けていると、そこから更に大きすぎる損失を出してしまい、精神的にも資金的にも立ち直れなくなってしまう可能性があります。


●我慢、我慢、我慢。損失を少なくすることを最優先し、手法を改善していく。
とにかく上手くいかない日が続いた時は「我慢」です。気持ちが折れてしまった場合はしばらく休むことをおススメしますが、休まず相場に携わるならば我慢をするしかありません。

収益を出すことを意識しすぎずに、まずは損失を限りなく小さくすることを意識しましょう。絶対に大きな損失だけは出さないようにしましょう。一発逆転を狙ってロットを積み上げると、今までの倍以上の損失を出す可能性もあります。

結果的にじりじりと損失を出すことになるかもしれませんが、その中で相場と自分の手法に向き合っていきながら、ズレを探していけばいいのです。今の相場と自分の手法がマッチングしているのか、見ている銘柄が悪いのか、リスク管理はできているのか。見直す部分はいくらでもあります。

そして原因がわかれば、その原因を潰していけばいいのです。原因を潰したとしても、今まで上手くいかない日が続いていたこともあり、すぐには収益には結びつかないかもしれません。しかし、少しずつ結果に結びついていくでしょう。

上手くいかない日が続くと、精神的にどんどんしんどくなってきます。株式投資というのは一人で行うゲームなので、何が起ころうと全てが自己責任です。人に相談して多少気持ちが楽になったとしても、結局相場を立て直すのは自分しかいません。

どれだけしんどい日が続いたとしても、グッと我慢をして相場と手法に向き合ってみてください。時間はかかるかもしれませんが、本気で向き合いさえすればどこかのタイミングで原因が見つかり、そして結果に結びついていくでしょう。僕はそう信じて日々相場の世界で頑張っています。

こちらの記事が少しでも参考になりましたら幸いです。
読んで頂きありがとうございました。

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執筆者名：めたん
ブログ名：元証券ディーラーが50万から始めるデイトレ日記



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