政治から読み解く【経済と日本株】金子氏：日銀は国のいわば100％子会社であり、そのこと自体が日銀の信用の源泉、最大の資産

金子氏（前参議院議員）は 「国が景気対策の財源のために国債を追加発行しようとすれば、日銀官僚は自分の保有資産である国債の価格が落ち、バランスシートが毀損されるとして反対する。極めて自己中心的だ。日銀は国のいわば100％子会社であり、そのこと自体が日銀の信用の源泉、最大の資産だ。親あっての子である。」とツイート。（11/10）

金子氏も金融政策だけで事態を打開することは難しいと認めているようだ。ただし、注意したいのは長期債利回りが低水準を維持しているのは主に日銀買い入れによるもの。需要不足の問題もあるが、日銀銀行が国債買い入れを現在の半分にすると長期債利回りは確実に上昇する。現在の2割程度まで減らすと0.7％-0.8％まで上昇する可能性がある。
それでもまだ低いが、需要不足という事象を過大評価すべきではない。



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