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利食い先行、日米の金融政策決定会合を前に上昇一服か


18日の米国株式市場はダウとナスダックが大幅に下落し、それを受けて日本市場でも利食い売りが先行することが予想されています。前日には日経平均が上昇し、25日移動平均線を一時上回ったものの、米国の金融政策決定を控えて一服する可能性があります。特に日銀総裁とFOMC会合を控えており、投資家は利益確定や持ち高調整に動くと見られています。上値は25日移動平均線が抵抗帯となり、下値は心理的節目の37500円が支持線となると予想されます。予想レンジは37400円から37800円です。

*08:25JST 利食い先行、日米の金融政策決定会合を前に上昇一服か [本日の想定レンジ]
18日の米NYダウは260.32ドル安の41581.31、ナスダック総合指数は304.54pt安の17504.12、シカゴ日経225先物は大阪日中比85円安の37535円。本日は前日の米国株安や連日の上昇の反動などから利食い売りが先行し、上げ一服となりそうだ。前日は、窓を開けて上昇し、一時は25日移動平均線(38003円)を上回る場面があり、地合い改善を確認する形となった。7日の下落で空けた窓(37580円)を完全に埋め、底入れ期待が一段と強まる動きとなった。ただ、春分の日を前に連日3桁の上昇が続いたほか、取引終了後には植田和男日銀総裁の記者会見、翌日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果判明、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を控えるため、目先的には利食い売りや持ち高調整の動きが強まる場面が予想される。
また、下落基調が続く25日線が上値抵抗帯となりそうなほか、2月28日の下落で空けた窓(38061円)を埋める前に揺り戻しが起きる可能性もある。上値のめどは、25日線や2月27日の安値などがあり、下値のめどは、17日の高値(37563円)や心理的な節目の37500円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限37800円-下限37400円



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