テキサス州オースティン、2023年6月8日 - よりコネクテッドな世界のために安全かつインテリジェントなワイヤレス技術を提供する先進企業のシリコン・ラボ（NASDAQ: SLAB）は本日、新しいデュアルバンド無線SoC 「FG28」を発表しました。この無線SoCは、長距離通信プロトコル向けに設計され、Amazon Sidewalk ＜ https://www.silabs.com/ecosystems/extend-iot-device-range-with-amazon-sidewalk ＞ 、Wi-SUN ＜ https://jp.silabs.com/wireless/wi-sun ＞ 、その他の独自規格のワイヤレス・プロトコル ＜ https://jp.silabs.com/wireless/proprietary ＞ 等との接続を拡張します。さらに、デュアルバンド無線SoCであるFG28には、Sub-GHzおよび2.4 GHzのBluetooth LE ＜ https://jp.silabs.com/wireless/bluetooth ＞ 無線、機械学習推論用の組み込み AI/MLアクセラレータ、および業界をリードするシリコン・ラボのSecure Vault （TM） ＜ https://jp.silabs.com/security/secure-vault ＞ テクノロジーが搭載されています。
シリコン・ラボのCTOであるダニエル・クーリー（Daniel Cooley）は、次のように述べています。「FG28は、LPWA（低消費電力・広域通信）ネットワークの開発と展開において、顧客企業の重要なニーズに応える製品です。Bluetoothを組み込むことで、ユーザーがネットワーク上で行う新規デバイスのプロビジョニング接続が容易になります。また、Sub-GHz帯域は約1.6キロ（1マイル）以上のデバイス通信に対応するよう設計されており、スマート農業やスマートシティ、またAmazon Sidewalkのような低帯域の近隣ネットワーク上での新しいエッジアプリケーションを実現できます」
FG28のデュアルバンド機能により単一設計で複数のプロトコルをサポート
接続性とコンピューティング能力が、より先進的になる現在、新たに登場するアプリケーションには、多様な機能が備わった接続オプションを提供できるソリューションが必要です。FG28は、Wi-SUNなどのネットワークを使用してSub-GHz接続することで、スマートシティでバッテリー駆動のエンドノードとして機能します。たとえば、ゴミ箱の位置を特定し、ゴミ箱が最後に空になった時刻を確認するための追跡装置として機能します。また、数千平方メートルにわたる商業的農業の運営における全土の灌漑システムでの使用や、広大な牧場で家畜の追跡や健康をモニタリングする装置として使用できます。Bluetooth接続により、ネットワーク上でのデバイスの接続が容易なことに加え、オペレーターがローカルでデバイスに接続し、診断やデータのダウンロードなどを行うことも可能です。FG28 SoCは、Sub-GHzデバイス向けの新しいアプリケーションに対応する機能を複数追加しています。
● 業界初のSub-GHz SoC統合AI/MLハードウェア・アクセラレータがエッジでの機械学習推論を可能とすることにより、予知保全の警告や、湿度やpHレベルなど重要な条件についての土壌状態のモニタリングなどが可能に。
● 1024KBのフラッシュストレージと256KBのRAMにより、幅広いプロトコルとテクノロジースタックのメモリ需要に対応。
● 業界をリードするSecure Vault の中レベルおよび高レベルのサポートにより、デバイスの信頼性を高め、設計者がアプリケーションに必要なセキュリティレベルを選択できるようになります。
● エネルギー効率の高い無線コアは、低アクティブ電流・低スリープ電流でウェイクアップ時間が短く、バッテリー駆動のエンドノード機器に最適です。
● 最大49個の汎用入出力（GPIO）ピンにより、堅牢な周辺機器接続を実現します。
Amazon Sidewalkへの対応によりスマートホームを超える接続が可能
過去1年間で最もIoT市場を沸かせたニュースの1つは、Amazon Sidewalkが開発者向けに開放されたことです。Amazon Sidewalkは、コミュニティによってコミュニティのために構築される、安全でユビキタスな常時接続ネットワークです。特定のカメラやスピーカーなど既存のスマートホームデバイスを入口として、Amazon Sidewalkは安全で信頼性の高い多用途の接続を提供し、幅広いユースケースをサポートします。
シリコン・ラボ製品を使用した Amazon Sidewalk対応製品やサービスの開発にご興味のある開発者および設計者の皆様は、6月8日のTech Talk「Amazon Sidewalkで長距離デバイスを設計する」をぜひご視聴ください。
シリコン・ラボ 年次イベントWork With 2023参加登録開始
シリコンラボのプレミアイベントとして2023年8月22日、23日に Work Withの開催が決定しました。 無料のバーチャルカンファレンスでは、次世代プラットフォームのスニークピーク、4つの基調講演、40以上のテクニカルセッションが行われます。
業界をリードする本イベントでは、あらゆる主要なIoTプロトコルやエコシステムを網羅する40以上の詳細な技術セッションが予定されています。シリコンラボのエンジニアやその他の業界エキスパートが講師を務め、IoT製品の理解を深め、簡素化し、開発を加速させるためのセッションが用意されています。
Bluetooth、LPWAN、Matter、Wi-Fiに加え、IoTセキュリティ、AI/ML、Connected HealthやSmart Citiesといった急成長中の市場セグメントにおけるトップトレンドが取り上げられます。
登録ページで詳細を確認し、無料で参加登録 ＜ https://workswith.silabs.com/page/2784823?utm_source=Public-Relations&utm_term=Press-Release ＞ することができます。
今すぐお問い合わせください
FG28は現在サンプル出荷中であり、一般発売は2023年第3四半期を予定しています。さらに、FG28はAmazon SidewalkおよびZ-Wave Long-Rangeに最適化された派生製品、およびスタンドアロンMCUとしてもご利用いただけます。ご興味のある開発者、設計者の皆様は、シリコン・ラボの販売担当者に詳細をお問い合わせください。
最新のIoTトレンドと最新ツール、プロトコルについて先取りされたい開発者および設計者の皆様は、ぜひシリコン・ラボのTech Talks：ワイヤレス技術トレーニング ＜ https://jp.silabs.com/about-us/events/tech-talks-wireless-technology-training ＞ にご登録ください。Wi-Fi、Bluetooth、Matter、およびLPWANにフォーカスしたセッションを、ライブおよびオンデマンドのいずれも無料でご視聴いただけます。
シリコン・ラボについて
シリコン・ラボ（Silicon Labs、NASDAQ: SLAB）は、よりコネクテッドな世界のために安全かつインテリジェントなワイヤレス技術を提供するリーダーです。当社は、統合型ハードウェアとソフトウェア・プラットフォーム、直感的な開発ツール、比類のないエコシステム、堅牢なサポートにより、高度な産業、商業、家庭、およびライフ・アプリケーションの構築において理想的で長期的なパートナーとなることができます。当社は、開発者が製品ライフサイクルを通じて複雑なワイヤレスの課題を解決し、業界を変革し、経済成長と生活改善を実現するための革新的なソリューションで、市場への迅速な投入の簡素化を容易にします。詳細は（Silabs.com）をご参照ください。
Silicon Laboratories, Silicon Labs, S ロゴ, Silicon Laboratories ロゴ, Silicon Labs ロゴは、Silicon Laboratories Inc.の商品名は商標である可能性があり、各所有者にその権利が帰属します。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000281899&id=bodyimage1】
配信元企業：シリコン・ラボラトリーズ有限会社
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ
