ARINA株式会社が運営する幼児、小学生の親御さん向けの教育メディア「おうち教材の森」（https://naki-blog.com/study/）は、日本全国の中学生以下のお子さんをお持ちの親御さんを対象に「お子さんの就学前にやっておいてよかったと思うものはなんですか？」とアンケート調査を実施しました。その結果を公表します。
調査方法：インターネット調査
調査人数：200人（10代:0人、20代:11人、30代:75人、40代:86人、50代:23人、60代以上:5人）
調査主体：ARINA株式会社、おうち教材の森
調査時期：2023年5月15日
調査レポート：https://arinna.co.jp/report-10/
＊本アンケート結果を引用する場合は「おうち教材の森」のURL（https://naki-blog.com/study/）を使用してください。
調査結果
「お子さんの就学前にやっておいてよかったと思うものはなんですか？」とアンケート調査した結果、1位は『簡単な勉強習慣』でした。
1位：簡単な勉強習慣
・勉強が嫌と思う前に習慣にしたかったから。
・毎朝少しでも勉強する習慣をつけていたので、短時間でもやる時はやる、集中力がついた状態で小学校生活に慣れていけました。
・文句を言いつつも、毎日、宿題をしたり、予習復習をするようになったから。
・小さい頃からの学習習慣は、高校生になってからも継続され、良い成績に繋がっているからです。
・なかなか学校がはじまると日々のことに終われるからなかなか勉強をさせにくいから。
・勉強を嫌がらないですんだから。
・長い時間の学習には程遠いですが、遊び感覚で楽しめるワークを取り入れながら継続して取り組んだことで、毎日の宿題に落ち着いて取り組めています。何においても学習することは一生自分のためになると思うので、取り組んで良かったと思います。
2位：自分の身の回りの支度をする習慣づけ
・小学校では親の目が届きにくいので親が手伝わなくてもある程度自分でできるようにする必要があると感じたため。
・集団行動かつ時間も管理されるため。
・小学校では、机、ロッカー、フックなどに荷物をしまって使います。きちんと整理することが要求されます。だから、着替えも片付けもしっかりできると自信がついて良いと思います。
・毎日の翌日の学校準備や学校での支度がスムーズに出来ていると思うから。
・少しは自分でできるようになっていた方が本人も楽だったと思います。
・ある程度ルーティンを身につけておくと、支持するだけで自分で準備など出来る。その間、家事が出来るので子供に付きっきりにならずに済むから。
3位：絵本の読み聞かせ
・思考力、想像力、これから勉強していくためだけでない色んな事に役立つから。
・創造力豊かに育っていると思います。
・読書が大好きな子に育ったから。
・全ての勉強は、国語が分からないと理解出来ないから。本好きにしておけば、高学年になっての貯金となって現れてくる。
・絵本の読み聞かせをやっていたことで、本に興味をもってくれたから。
・絵本の読み聞かせをしたことで作文が得意で語彙力が多く、また文章問題の読解力がついたようです。また親子の触れ合いの時間になりました。
4位：習い事
・勉強と習い事を一緒にスタートするのは負担が急過ぎだと思うので、先に習い事を習慣づけていて良かったです。
・文字を読めるように書道。
・習い事をしておくと子ども自身の自信にもなるし、1度でも経験すると次に取り組む時に要領が分かって楽しいみたいです。
・学校に通ってしまうとどうしてもその中でしか子供の世界がないのですが、習い事だと他校生や学年の違う子とも触れ合えることができたので。
・就学前から英語教室に通わせていましたので、英語に対する拒否感もなく自然に身についたと思います。
5位：ママ友作り
・入園前準備など分からないことが多々あり、忙しそうな幼稚園に電話するのが億劫だった。
・就学後に困った時や分からない事をすぐに相談できたり、子供同士遊ばせる時間が作れたりするので、学校生活に安心感があるからです。
・第一子で引っ越してきたばかりで何もわからなかったのでママ友を作っておけばよかったです。
・学校関係で分からないことがあっても尋ねることができるため。
・たった一人でいいからいるのといないのとは全然違う。
・人見知りで後回しにしていたら困った時に聞ける人がいなくて悩んだ。
6位：子どもと一緒の時間
・就学したら子どもと接する時間が一気に減るため。
・学校に行ってから、ゆっくり話す時間が取れてない。
・小さいうちに沢山一緒にいる時間は将来的にとても大事だと思います。
・小学生になると土日も習い事が始まり、一緒に過ごす時間が減ってしまったから。
・たくさん一緒にいたけど、今となってはその時期はもうないので、もっともっと一緒にいたかったなと思う。
7位：その日の出来事を話す習慣づけ
・何でもお互いが話すことのよって何があったかなどより分かるので、心配事も無くなる。
・親とのコミュニケーションの一環になるから。
・学校で何があったのかを毎日聞くことで、少しの変化にも気づきやすくなるので習慣づけしておいて良かったです。
・子供がめんどくさがって話さない為。
8位：その他
・『ひらがな少しでもかけるようにしておく』1年生で勉強につまづくと、後に響きそうだなと思ったし、書けることが本人の励みになった。
・『ひらがな・カタカナの読み書きをできるようにしておく』学校で習うことではありますが、予め予習していたことでより授業の理解度が上がり、最初のつまづきを防げたのでよかったと思います。
・『通う小学校のグラウンドに連れて行く』就学前の時、小学校にあがっても不安にならない様に週末の夕方になるとよく散歩がてら通う予定の小学校のグラウンドに子供を連れて鉄棒や滑り台をしに行ってました。おかげでスムーズに小学校生活に移行できたと思います
・『思いっきり甘えさせたこと』小学生になり、とても安定して自律的になったから
【総括】今回のアンケートでお子さんの就学前にやっておいてよかったと思うものはなんですか？1位は『簡単な勉強習慣』でした。
「小学生になったから」と言われても、当の本人にはよくわかりません。座って授業を受けることやチャイムを聞き自分で判断することも、授業の支度も、未知のことだらけ。困り果てて園の先生を呼ぶこともできないのです。
まして家に帰ってからも「宿題」というお題があるではありませんか。
いきなり新しい生活が始まり、今までの生活が一変し、子どもたちは順応するためにとても頑張っています。家に帰って更にあれやこれや覚えて頑張るのはキャパオーバーに…。
新生活にスムーズに移行するために、家庭でできることは何だろう？就学前のお子様をお持ちの方は、先輩たちの経験談からお子さんに取り入れやすいものを始めてみても良いかもしれませんね。小学校入学後は目まぐるしく日々が過ぎていきます。ゆったりとした関わりが持てる今を大切になさってくださいね。
ARINA株式会社は、運営するメディア「おうち教材の森」を通じて、1人でも多くの人が、より良い家庭学習環境を整えられるように、社会に貢献してまいります。
■ARINA株式会社について
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